映画PLAN75はおすすめです
映画 PLAN75 見てきました
主演の倍賞千恵子さんがスッピンで臨んだという作品で話題になっているらしい、今もBSテレ東で毎週寅さんを放送しているのでチェックしている、さくらファンとしても見逃せない
ついに国策で75歳になった高齢者は自らその人生の終わりを自分で決められるようになった。人口問題と子どもの出生率、食糧問題と医療費などを今考えるとあながち映画の世界と片付けられないかもしれない
「安楽死」問題と重なるテーマで「生まれる自由はないが死ぬ自由はあるべき」とのナレーションが流れていた気がする、PLAN75もせっせとCMをしているのだ、「その場所」は「これでいいのか」とつっこみたくなるが作品性も考慮してのことか作品全体のイメージとしてこうなったのか、あまりリアリティー持たせると「らしく」なつてしまうのかもしれない
75歳になると生きることそのものも苦労がつきまとう、仕事をする、住む場所をさがすのも大変となる、まして独り身住まいとなると明日への希望も見つけにくくなるかもしれない。作品中では国は「PLAN65も検討」などとのナレーションも流れる
もしももしもほんとにこんな政策が国で決議されたら自分も含めて皆どうするのか、憲法問題同様国民投票となるのかもしれないがわが身のこととして考えると、人生のお終いはどんなふうにするか、などと深く思ってしまう。その歳が迫ると思われる人もそうでない人にもおすすめです
話変わり本作品に似たテーマにを約半世紀前に劇場で見ていた。人口問題と食糧問題t@
解決するための方法が当時見てもショックを覚えた。交響曲「田園」の音楽が流れスクリーンには自然の風景が写されて文字通り「夢心地」のまま人生を終える事が出来るのだ。
半世紀前の作品だが先品中ではその世界は何と「2022年」のニューヨークとなっていた、これは今DVDジャケットを見て気がついた、PLAN75の公開が2022年なのは単なる偶然でしょうか、さらに「ソイレント」の意味を今知ってこれまたそーだったのかと頷いた、合わせて「ソイレント・グリーン」もおすすめです