絵本らいぶ

おもしろい絵本を読んでもらえる?

2025-05-15

 

先週から始まった週一回のひまわりクラブです

今日は1~2年生です

三年生も数名いましたよ

 

部屋にはいると指導員(先生とは言わないらしい)さんが

 

「おもしろい絵本を読んでもらえるよ」

 

と声をかけていました

 

 

昨年週一回行っていた保育園でもこのセリフが

時々出てきました

 このセリフに反応させてもらいます

面白い絵本があるということは

面白くない絵本が存在するのか

面白い・面白しくないは主観の問題なので

一概には言いにくいかとは思いますが

 

親子で絵本を読む世帯が少ないと言う

本質的な問題がここにあると思ってます

 

ざっくり言えば

 

 

日常的に親子で絵本の時間をすごしている人達は

大体の絵本は「面白い」と思えるかもしれません

それは

絵本そのものが「面白い」でなくても

 

親に絵本を読んでもらえる時間が

至福な時となるからです

 

よって自分の十八番の「おならうた」のように

たいていの人が「おもしろい」

と思うような絵本でなくても「楽しい時間」

と感じることができます

 

しかし日常的に絵本にふれていない人たちにとって

それがこどもであれ、大人であれ

誰でもが面白いという絵本でないと興味はわきません

 

絵本を読んでもらったことがない大人に

いきなり「たべて・うんこして・ねる」

のような絵本を読んでもらえば多少思うところがあり

興味が出るかもしれませんが

 

本題です

絵本に慣れ親しんでいないと、

いきなり絵本を読んでもらっても興味はわきません

前述の二冊が登場すれば多少関心は持つかもしれませんが

 

自分の体験ですが

絵本を読んでもらったことはありません

我が子が幼いときに絵本を読むこともありませんでした

なぜなら

絵本と言うものは全く面白いものでなく

大人になって自分で読んでも楽しいものではありませんでした

そうなんです「絵本はつまらないもの」と思っていたのです

 

 

保育園・幼稚園・学校などで先生や読み聞かせボランティア

さんが選ぶ絵本はほとんどが

「すでに絵本に慣れ親しんでいる子ども」

が読んでもらうと楽しい絵本となるのです

これは読み手はあまり気がついていないかもしれません

 

つまり絵本に慣れている人が選書して

絵本に日常的にふれている子どもたちに読んでいる

ということが読み聞かせの世界なのです

ここに絵本に親しんでいない子どもがいると

その子どもたちにとっては

絵本はつまらないもの

となるのではと思います

 

自分のデータでは未就学の子どもがいる世帯で

絵本を楽しむ親子はとても少ない

その理由は

絵本はつまらないもの、楽しめないもの

と思っているから読もうとしません

これはどうしたらよいのでしょうか

自分が絵本を読むようになったのは

楽しくないと思っている人たちに何とか

絵本を好きになってほしいと願っているからです

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