あれこれ

子どもを産みたくなるシンポジューム

2017-11-23

子育てをしなかった、我が子のおしめを替えたことがなかった
けれど今は子育て現役のお母さんに向けて絵本講座をしています
そんな自分のおやじ目線での感想となります
新潟市で母になる人たち、子育てをする母親の支援をしている

「はっぴいmamaはうす」
さん主催の
シンポジュームに参加した
 

「ネウボラ」という初めて耳にする言葉に興味を覚え

行ってきました
にっぽんネウボラネットワーク研究所

代表 榊原久子さんの講演で始まりました

子育てに悩む人たちのことを教えてもらったり

今は初産がかなり高齢

になってきたことなど聞かなければ分からない話が多くありました
参加者の皆さんは多くが「支援者」側かそれに近い皆さんとお見受け
しまして、「母親支援」の必要性が緊急課題のように感じられた
我が事を振り返れば子どもは知らない内に成長して気がつけば独立
して親の手を必要としなくなりました
などと思っているのは子育てをしなかった身なので産んで育てた
当事者はいかばかの苦労があったなどと思っても

時すでに時遅しですが

30年近く前の事を言うと「大昔」と言われそうですが
当時と今の子育て事情の決定的な違いは社会情勢にあると思います
それによって親子・夫婦・その他の人間関係がものすごく気薄に
なってしまったことと思われます
12年前に保育園に絵本を読ませてもらうために通い出した時に
15時になってもほとんどの子供たちが帰らないことを不思議に
思いました、なぜなら我が子の時代は15時になると園の玄関前に
迎えにきた保護者が集まりクラス単位で出てきた園児たちは
先生と友達にサヨナラの挨拶をして親子で帰る風景を覚えて
いたからです
その変化さえ知らずにきましたが今では早朝・延長保育が
珍しいことにはならなくなり、保育園探しが子育てには必須
になってしまいました
社会が悪いと一言に言ってしまえば身も蓋もないのですが
母親支援がこれほど叫ばれる時代になったのだと実感しました
面倒見の良い近所の「おばさん」や、ちとうるさい「おじさん」
は今や死語となったのでしょうか
まずは子育ての現状を「関係ない」と思っている多くの
人たちに知ってほしいものです、むろん自分も意義深い
時間となりました

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