絵本らいぶ

個性はダメ?

2005-06-17


読み聞かせ講座のA会場は蔵書点検で二週間休みにはいりました、火曜日のB会場でも少しそんな話があったけど「絵本の読み聞かせ」をする時は読み手のキャラをあまり出さない方が良いらしいですねー
つまり読み聞かせをする時は絵本の内容を伝えるのが目的なので読み手の個性を印象づけるべきではないと言う意味のようです。

そーなのかー 話初めには思いっきり面白い事でも言って聞き手をつかんでからネタに入ろうなどと考えていたのだが、それは邪道なのでしょうか
それから話の終わりはあっさりと終わる、などとも教わりました。
絵本を読んでもらいその内容を覚えてもらうのは必要だけど、その本を読んでくれたのはおもろいおっさんだったなー・・・と印象を持たせるのは正しい読み聞かせではないのでしょうか? また寝られなくなりました

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コメント5件

 noitigokiitigo | 2005.06.18 23:00

私も、そんな話教わりました。
声色を変えすぎて読むべからず。
読み終わった後、やたらと感想をきくべからず。
などです。
子どもたちが、個々の想像力を使い、自由な読み方(聞き方)が、できるようにでしょうね。
と言っても、小さい子には、声を変えてやらなきゃ誰だかわかんなくなるし、「おもしろかった?」としつこく聞きたくなるのも人情です。
でも、あんまりおもしろいおじさん化しちゃうと、キャラが立ちすぎて、子どもが絵本に集中できなくなるんでしょうね。
読み聞かせって、あくまで主役は絵本なんです。
がんばってくださいね!!

 mikapapa | 2005.06.19 5:07

岸田今日子さん(TVまんが日本むかしばなし。あの、「ぼうや〜〜」のうたではじまるやつ。)の、よみかた、といえば、みなさんわかるでしょうか。ああいうのが、理想とされているのは、大多数の子供に読み聞かせをし、録音して、どっかに持ってっても恥ずかしくないというものを求めるプロ意識からくると思われます。
 逆に言えば、見知ったこどもと、小規模の読み聞かせをするのなら、えほんは脇役、コミュニケーション重視。という意見も、多いです。
講座としては、条件を問わず、どこでも通用する考えを適用するのは妥当でしょうからその点は、どこへ行っても同じことを言うと思いますが・・・。
 私の考えとしては、読み聞かせ、の「目的」が明確にされてはじめて「読み方」が決まるべきと思っています。それは、読み手に「目的意識」があったり。聞き手に「おはなし好きになる。」や、「自分読みへの導入」として与えられるきっかけだったり。
 ともかく、こころや、イメージ世界のかかわることを、一言で、統一して語ることはおかしいはずです。 まあ、短期講義として追及できる問題でない事も確かですから、さらっといきましょう。

 ふくちゃん | 2005.06.19 13:27

mikapapaさん、noitigokiitigoさん いつも的確なアドバイスありがとうございます。
何せこの世界は右も左も分からないのもので聞くこと全てが謎だらけです、こうやってアドバイスをもらうと、とても心強くなります。
来週から両会場とも座学を終え読み聞かせ実習になり受講生の読み聞かせを聞くことができます、そのことによってまたいろんなスタイルが見れると思うと楽しみでもあります

 harry | 2005.06.21 16:10

「ハリーズ・ブックファイル」へ来ていただきありがとうございました。私は小学校で読み聞かせをして5年になります。その間、読書アドバイザーの資格を取り、機会あるごとに幼・小・図書館等に首をつっこんで、読書推進のお手伝いをさせてもらっています。自分の子どもが中学に上がったのを期に、中学にも潜入しようと、今色々と作戦を練っているところです。
 読み聞かせについて、私の思うところを書きますと、「子どもを本の世界へ招き、そこで遊ばせる」ということではないかと思います。だから、声色を使おうと、派手な服を着ようと(志茂田氏のように)神経質にあれはダメ、これはダメと規制とはりめぐらす必要はないんじゃなかろうか…、そんな風に思います。
私が代表となっている読み聞かせグループの目標は、”上手な読み方でしたねぇ〜”と褒められるより、”おもしろいお話しでした。”と言われるようになろう!…というものです。読み手はクロコ、お話しの伝え手。しかし、なかなか難しいですがね。
どうしても、「個人ショー」のように考えている読み手が多いのも事実のようです。
なにやら、ごちゃごちゃ書きましたが、ふくちゃん様のように男の方の読み手がいらっしゃるというのは、とても素晴らしいと思います。実際、男の方の声のほうが、向いている絵本というのがあるからです。落語・怖い話・悪者、泥棒などが登場するもの等。それから、男の方が、女性のセリフを声色を使って話すと、そのギャップの大きさに子どもたちは大うけ!という事がよくあります。
また、お邪魔しますね。今日はこのへんで。

 ふくちゃん | 2005.06.22 0:25

harryさん こんばんは
とても分かりやすいコメントありがとうございます「読書アドバイザー」初めて知りました、何せ読み聞かせの現場に出る前の講座で右往左往している状態でして聞くこと全てが新鮮なコメントです
全く世界の違う所に行ってしまった感がありますがこうやってアドバイスをいただけるネットの世界にとても感謝をしています、ぜひまたいろいろ教えてください。

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