あれこれ

地主・小作農・自作農?というのがあったんだね

2023-08-16

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時節ネタを

お盆につき実家に行ってきました、我が家は農家です、先祖の話が代々伝わっていて信憑性はいかほどかと聞くたびに思っています

源氏の落武者兄弟がこの地に流れてきて一人はお寺を、一人は農家を始めたという事になっています(あくまで口伝えですお寺は火事になりその類は残っていないとのこと)その農家がどうもわが先祖様らしいのです

今回長兄からポツンとでた言葉「自作農」なぜ今まで教えてくれなかったのかと思ってしまいました

学校時代歴史や社会など全く興味がなく身分制度は士農工商と言う言葉くらいしか知りませんでした

その農家の中でも地主と小作人というのはドラマの世界では度々登場しているので言葉として知っていました

 

我が家の七不思議で自分が生まれる前、大戦前ですが周りの家に比べるとどうも経済的に恵まれていたのではとの話があります。今となっては言うほどではなかったのかもしれませんが姉から幾度も聞いていました、自分が子どもの頃農家にははてなと言う建築様式や家具什器品があったと記憶しています、使用人らしき人達もいたらしいです

当時の農家にしては生活ぶりが少し良かったとの意見が兄弟の中では一致してあったようです

そのことはいまでもはっきりとは分からず親戚の生き字引と言われた人もあちらに行ってしまい、謎として残りました

農業身分は地主と小作人しか知らない身なので地主ではない小作農家の我が家のはずが・・・

そんな中に突然出て来た「自作農」我が家がそうだったとすれば多少頷けることとなります

自作農とは、なぜ地主は存在したのか、小作人はなぜその身分だったのか、などぜひ詳しい人に教えを乞いたいものですがこの文献を見てねなどの情報もほしいところです

画像のサイトによれば 江戸時代中期までは自作農の割合が多かったとの事ですが当初は自分の田んぼを持っていた人たちがおおかったらしいです、しかしその後の農民格差で地主になるもの、逆に小作人になってしまうものなどに分かれたようです

 

話はそれますが実家の兄夫婦も高齢で昨年田んぼを委託して作ってもらう事となりました

近年この地区は子供世代が農家を継がず、結果委託をすることになるパターンがとても多くなりました、反面それらの農家の田んぼを代わりに引き受ける農家も現れて、その農家は大規模農家と変身していき、大型機械化もどんどん進んでいるようです

日本経済の縮図が農業にも当てはまっているようです、大きなものはより大きく、小さいものはより小さくなって行くのかもしれません

最もこれは農業だけではなく、町のお店もしかりですね大店舗が来ると地元にあった商店が軒並みなくなるのはもはや全国どこもそうです

 

話を我が家に戻すと

両親は亡く兄弟も半分となりました。もはやこんな話に興味のある次世代の人達はいません、時代は変わり世の中も変わっていきます、「昔の話」は自然と消えていくでしょう

 

わが身のとっておきの話 「小学校6年生まで自分の兄弟が何人か知らなかった」の話はまた後日

 

 

 

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