あれこれ

入院費を借りて支払った?

2022-01-01

親族大集合の元旦

自分は幼いころで、ほぼ家庭内の金銭的なことには関与していなく

成長してからもそのような話は家族から聞いたことはなかったので、

想像での話です

話ははずみ、昔(半世紀以上前)の話題になり

始めて聞いた出来事が飛び出した

小学校の頃自分のしでかした事故で入院したことがあった

九死に一生を得た事故で、前頭部をしこたま打ち

内出血をして意識朦朧

状態になった

当時の医療で手術しなくて済んだのは良かったが

毎日首の付け根に

恐ろしく太い注射をされたのには参った

幸い後遺症も残らず(退院後しばらく臭覚が戻らなかったが)

普通の生活に戻った

問題はその入院費を母親が親戚から借りて支払ったとのこと

二週間近くの入院費がいかほどであったのかは

今は知るよしもないが

まとまったお金が我が家にはなかったのかもしれない

これは当時の農家の生活ゆえの事だったのかと思う

当時我が家のような農家は生活の糧は

お米を出荷して得る収入がほとんど

だったようだ、お米は秋の収穫が終え

出荷して初めて現金化される

つまり冬・春・夏の期間は現金収入はほとんどないことになる

では日常の支払いはどうなるのか

農業に必要な農機具や肥料などはすべて

「農協」から買うシステムで、支払いはお米の

出荷時に相殺される仕組みのようだった

集落に銀行はなく、簡易郵便局が農協内にあったようだ、日常の現金は

タンス預金か農協に預けていたのかもしれない

突然の入院で現金を用意をする暇がなかったのか、まとまった現金が

なかったので借りることになったてのか、真相は知らないが

「入院費」を借りた、ということはあったようだ

当時の世の中と我が家の家庭環境ゆえの事だったのか知らないが

親族一同の集まる時にしか聞けない話であろう

あと10年程度で世代は代替わりするかもしれず、次の世代では

もうこんな話はだれも興味なく、しらないことになる

2022年の元旦だ

追記

この入院時に小学校の担任が見舞いに来てくれたのだが

その時のやりとりで衝撃的な出来事があったのだが

続編 「自分は何人兄弟?」に続く

画像は自分から見たら

実兄の長女

その長男

その子

自分から見た続柄は曾姪孫(そうてっそん)

というらしい

2歳半の男の子に絵本読みました

実兄を含めると4世代が一緒に絵本楽しんで

いるという図です

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