夏と父の日
てつがくかふぇ に参加した 今日のお題は「夏を楽しむべきか?」
振り返ってみたら夏・夏休みを楽しいと思ったことがあったのだろうか? 楽しいべき子ども時代と小中学校の頃を思い出して見ても「楽しかった」ことが思い浮かばない。たぶん大小はあれどそれなりに思い出はあったのだろうが大きな記憶としてはないということだろう
なんとかわいそうな子ども時代と嘆きそうだが、時代背景と我が家と地域の環境を思えばそんなものかもしれない、実姉が冗談で「良く普通に育ったもんだ」「どうやって大人になったのか」などと言っていたが誇張はあれどそんな少年時代だったのかもしれない。今となっては酒の場のネタくらいの話だが
話変わり父の日という事で息子夫婦から美味しいものが送られてきた、毎年いただいているがうれしい限りである、この時期冷やして味わう飲み物とくれば、あれでしょうまだ中身とはご対面していません
父の日と言えば、あちこちでネタにしているのですが
自分は生後三か月で父親を病気でなくしています。よって顔どころか「父親」というものの存在を意識しないまま育ったのです。結婚をするときに初めて相手の父親と対面をした時「これが父親と言うものか」と妙な気分となった気がしています
時が過ぎ息子の結婚式での「新郎父親挨拶」で
「彼が生まれた時父親を知らない自分が果たして父親と言うものになれるのだろうか、と不安だった」
と述べたがお開きの「新郎挨拶」で
「親父、俺はちゃんと育ったよ」と言ってくれた時に、そうか父親になれていたんだと安堵した記憶が残っています、今ではファミリーで苦労もありましょうが楽しく過ごしているようです
自分自身が父の日に父親にプレゼントをすることは出来ませんでしたが、もらった時くらい思いを馳せたいと思います。ただ父親の顔は実家の仏壇にある顔しか知らないので、鏡を見て代わりにします
おあとがよろしいようで・・・