情報誌の取材を受けました
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毎月行っている絵本らいぶのご縁で情報誌の取材を受けました
絵本特集のページとのことで書店さんからおすすめ絵本を紹介してもらい、ふくちゃんから読み聞かせのポイントなどを聞かせてもらい記事にしたいと言う趣旨でした
若い女性担当さんから一通り取材意図を聞かせてもらった後、いきなり質問をさせてもらいました
「小さいこどもを持つ父母で毎日家で絵本を読んであげている親御さんはどのくらいいると思いますか」
担当さんの答えはかなり多くの家庭で毎日こどもに絵本を読んであげているのではとの意見でした、後で聞いたら担当さんの家にはそれなりの数の絵本があったそうです、そのせいか、かなり高めの数値を答えてくれた訳です
自分のデーターでは10%以下、それもかなり低い数字ですと話したら、やはり驚いていました
それから、絵本の大切さや、なぜお母さん・お父さんが子どもに絵本をよんであげたら良いのかと言う話をさせてもいました
情報誌で絵本を取り上げる担当の人でも絵本の現状の認識は「世間一般に読まれている本」
と言うものなんです、担当さんが特別、認識不足なのてはなくて、極めて一般的な理解の仕方をしているんです
ではなぜそうなのか
書店に行けば無数の絵本が並んでいるので、それを見ると「こどもを持つ家庭ではこう言う絵本を毎日読んでいるんだな」と思う
テレビや新聞などのメデアで絵本を取り上げるのは珍しくない、だから絵本は読者が多いのだ、と思う
「読み聞かせボランティア」と言う人達が多くいるらしい、と聞けば、絵本はたくさんいろんな場所で読まれているんだな、と思う
保育園・幼稚園では大量に絵本があり保育士・先生は絵本が好きで皆子供たちと読んでいるんだろう、と思っている
列挙すればきりがないほどです、むろんこれは自分の主観でありちゃんとしたデーターを元にした発言ではありません、「当たらずとも遠からず」くらいにしておいてください
ではなぜ絵本と言うものはそう言う位置にいるのか、どうすれば普通にこどもたちが家で絵本を読んでもらえるのか
その答えを知ってもらうために今、自分は絵本の世界にいると思っています
じっくりとそんな話を聞いてみたいと思う方はぜひ、ふくちゃんの「絵本講演会」を開催してください、書籍「絵本講師の本棚」を読んでみてください
石倉恵子 | 2012.05.07 22:43
こんにちは。公開してもしなくても結構です。読み聞かせの実態について。新潟市の保護者対象アンケートが20年8月にありました。1〜5才児の保護者の31%がほぼ毎日、43%が週に1〜2回、17%が月に1,2度。ほとんどしていないのが9%だったそうです。(新潟市子ども読書活動推進計画の小冊子に出ています)。行政のアンケートですから、多少よいこの回答があるかも知れませんが、ほとんどの保護者がそれなりにやっているように私には思えます。だから、これからも継続してその状態が続くようにすればよく、市内の子どもがもれなく絵本に会えるようにブックスタートも始まったのですね。講演会を開くというのも行政は努力目標にしているようですが、保護者にとっては今さらの感があるように私には思えます。講師がご自分の体験をいくら話したとしても、保護者自身が納得するような体験をしないと、絵本は楽しみにならないのです。公園に例えれば、きれいな花壇を整備する他に、みんなで芝生を植えて子どもが自由に安全に走り回り探検できるような環境を作りたいと思っています。ご活躍に、エールを送ります。長くなってすいません。