絵本講師をしている理由が(3)
2016-12-04
この記事は こちら からの続きです
自分はずっと今まで「父親がいない」
(正しくは自分が生後3か月で亡くなった)
事は不思議なほどに全く本人の中では意識したこともなく
ずーと今日まで来ました
自分はなぜこの映画『砂の器』に惹かれるのか
分からないまま今日まで来ました
しかし今回改めて劇場で見て気が付きました
映画の中の「父子愛」(おやこあい)とはこうなんだということに
自分は父親なんかいなくても関係がない
今までの生涯には必要なかった・・・
と思い込んでいたけど、ひよっとすると
父親というものにずーと憧れのようなものを感じて
いたのではないか、と考えました
映画の中では幼い主人公が実の父親と別れなければ
ならなかった事、その後家族のようなものを作ろうとするが
砂で作った器のごとく脆くも崩さった人生
そんな映画の人物に自らの生涯を重ねて見ていたのかな
と思うのです、もちろん映画のような人生は何一つ
おこらず平凡に今まで過ごしてきたのは言うまでもありません
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