絵本らいぶ

やっぱり絵本の読み方に

2017-09-02

早期退職をした高校の同級生に何年ぶりかに会いました
日々ゆったりとした時間を過ごして

自分から見ると羨ましい限りの人です

話は進んで、突然絵本を読み始めたのはなぜか

と10年以上前の自分を知っている人には

よく聞かれる話題になりました

かいつまんで今までの経緯を話した後

聞かれました

『絵本を読むときには淡々と抑揚をつけないで

読むらしいが本当か?』

とのご質問です

母親として子育て中にはそれなりに

絵本を読んであげていたであろう

そしてその子は本好きな子になったと

話しているその人が

今でもその質問です

恐らく知識として知っていたことでしょうが

実際に親子で絵本を楽しんでいるときには

特段意識せずにいたから続いていたのだと

思われますが

絵本講座の中でこの質問が出たら

その事だけで一時間は語れそうですが

1分で説明しました

読書好きを自認しているこのかたに

あってもそうなんですね

「絵本の読み聞かせ」の

その筋の人達だけに通じる

デファクトスタンダード

を知ると絵本を読めなくなるし

迷いが出て親子で絵本を楽しめなくなる

と自分は思っています

このことは講座の中で必ず話をしているのです

絵本の読み方問題は根が深くそしてそれが

本当の意味で語られて伝わることがないまま

今に至っているのだといたく感じた日でした

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