年齢に合った?絵本とは
先日のこと
「年齢に合った絵本を読んでほしい」
と言われたことあるががそれはどんな絵本なのか
との話になりました
世間一般には古くて新しい問題でしょうか
読み聞かせ活動をしていると出てくる話です
わかりやすく
小学校で絵本を読む場合
一年生クラスと六年生クラスでは同じ絵本はだめなのか?
「年齢別絵本」という言葉に惑わされていると
一年生と六年生に同じ絵本はダメだと思われています
高学年になる程文字の多い絵本を読まないといけない
と勘違いしている向きもあります
これは「絵本」の本筋を忘れています
絵本は「絵」を楽しむものなのです
文字のない絵本もありますから
この問題を突き詰めると
その現場でなぜ、何のためにその読み手はそこで
絵本を読むのか? とのことになります
学校だから勉強の役に立つため
→となると俄然張り切って高学年には
文字の多い長いお話の絵本を読みたくなるのかも
しれません
自分は保育園から小学校・中学校・高齢者施設などで
同じ絵本を読む場合も多くあります
どの世代も楽しんでくれています
これを知っていると異世代が集まるところでも絵本を
楽しんでもらうこともちゃんとできます
年齢に合った絵本
その言葉に囚われていると
例えば
自宅で六年生と保育園児の兄弟がいるとすると
一体どんな絵本を読むのかと迷ってしまいかねません
そんな時は保育園児に向けた絵本を読んであげたら
良いのです、六年生向け? だと言って文字が多い
読むのに10分以上かかってしまう絵本は避けたほうが
いいでしょう
高学年や大人だから文字が多くあり長いお話のものを
長い時間をかけて読む・・のが正解ではないのです
(そんな場合もむろんあっても良いでしょうが)
このテーマで一時間の講座ができると思います
年齢別絵本・・・
絵本はだれでも楽しめます