子どもはまた産めばよい
2022-11-27
映画「母性」
母親に愛能う限り(あいあたうかぎり)と育てられた娘は自分も母になった
そして事件の時は自分の子どもより母親を助けようとする
母は娘をとがめるが、娘は言った
「子どもはまた産めばいい」と
我が子よりも自分の母親の命を優先するという母親のこの言葉はかなりショッキングであり本作を象徴しているシーンではないかと思った
母親→娘→その子ども(娘) とつながる子育ては傍目に見ると不思議な光景だが「子育て」という観点から見るとやはり首をかしげたくなることが多かった
母と娘、その子育てには父親が登場しない、実際には存在するのだが影響が見られない、そんな父親も居場所を求めて妻と娘を裏切ることになる
母性とは何か、女は娘になるし母にもなる
原作を読んでいたので母娘の描写がどこか足りない気もしたが、映画なりのストーリーとなったのではと思う、映画は見たが原作を読んでいない人にはぜひ原作もおすすめします
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