あれこれ

保育園の一日

2007-09-19


週1回絵本を読ませてもらっている保育園で絵本とは直接関係なく朝七時から夜の七時まで子ども達の様子をみさせてもらう機会がありました

さすがに12時間べったりはきついので午前午後と2日にわけておじゃましました、いつもは絵本を読むだけなので長くとも20分くらいの滞在なのでほとんど保育園の様子はわからなかったのですが今回12時間観察?でいろんなことがわかりました

一番感じたのは保育士さんの仕事の大変さ、そして子ども達は当然かもしれませんが自由遊びをしている時ほんとに楽しそうな顔をみせてくれます、外で虫をさがしたり好きなグループで遊んだり先生と遊んだり、子ども達のこの時間はもはや保育園以外では日常では得られないでしょうからね

朝早い子ども達は7時半にはもう登園してくるんですねー主にはお母さんときますがこれからお母さんもお仕事なんでしょうね、親子とも一日がはじまります、さすがに九月なので春に入園した子ども達も慣れて涙のお別れシーンはありませんでした、面白かったのは女の子がお母さんと別れて教室に向かいながらだれに言うともなく「あ〜あ、今日もピアノ教室か」と言いながらふてくされて歩いていきました、ちょっと疲れているのかピアノ教室が楽しくないのか、親にも言えないこどもの本音が出ていたようです

2歳児以上は絵本読みで慣れているのでこちらの顔を見るたびに「ふくちゃーん」と呼びかけてくれます、結構人気者です この日はたまたまた「お誕生会」で今月誕生月の子ども達が壇上にあがり全園児から祝ってもらいます、さすがにこどもも壇上に上がって先生からインタビューされると緊張しますがその姿もまたかわゆいのです

お昼を食べるとお昼ねです、未満時の寝顔のかわいいのは正に「天使の笑顔」に匹敵するほど無垢の顔で寝ています、いつもはおしゃまな五歳児達も寝顔はみんなかわいくて遊戯室で2歳児以上の子ども達が並んでお昼寝の光景は結構圧巻でした

そしておやつを食べると自由遊び、この時間に週1回絵本を読ませてもらっているわけです、かなえば毎日子ども達と絵本を読んでみたいところですが、いつかそんな日も来るかなと感じましたがかなわぬ夢です

この時間からぽつぽつと帰ってゆく子ども達がいます、我家のこどもが保育園時代は午後三時にはほとんどの子ども達が玄関に出て親と一緒に帰って行きましたが、現在は延長保育とは言わないようで午後六時半までいる子ども達もいるんですね

状況も分からず安易な事は言えないのですが朝七時すぎから保育園に来る子ども達や夜六時半頃まで保育園で過ごす子ども達、親子とも負担が大きいと感じました、もう少し子ども達がゆったりのびやかに育つ世の中にならないもんでしょうか、早朝に登園する子ども達や午後六時過ぎまで過ごす子ども達を見ているとほんとはもっと親子一緒の時間をすごしたいんだろうなと思ってしまいました

むろんもっと過酷な24時間保育所などで過ごす子ども達もいるでしょうが、せめて彼らに週1回楽しい絵本を紹介することが自分にできる事かなと認識した「保育園の一日」でした

そして今日の絵本らいぶは こちら で読んでね

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