大人の読み物としての絵本
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参加しているMIXIで学生さんが表題のテーマを卒論の中で研究とのことで意見を募集していました
「なぜ大人になった今も絵本を読むのか。あなたが感じる絵本に感じる魅力とは」
との問いかけです、もっとも自分の場合は「大人になった今も・・」ではなく「大人になってから読む」です
なんせ子どもの頃は絵本などは家に全くなく、絵本にふれる環境も全くありませんでした、さらに結婚してこどもが生まれてからも絵本を買ったりこどもに絵本を読んだことなど全くありませんでした
おやじが突然絵本を読み始めたら大抵「なんで絵本を?」ときかれますがここではその理由を省きますが今の自分にはきっかけは特に問題ではなくまさに今絵本を読んでいることがとても大切なこととなっています
自分が絵本を読むようになって具体的に変わった事は・・・
自分の机の上には週一回保育園で読む為の絵本が週代わりで概ね10冊置いてある。
これは図書館で借りる物がほとんどだがそれ以前は絵本など部屋になかった
絵本を読むようになってから人脈が増えた・・・
保育士さん・若いおかあさん・図書館その他の司書さんや職員・読みきかせをしている沢山のみなさん、これらは以前なら無縁と言って良い人達ですが絵本つながりで交流ができるようになった
絵本を読むようになり子ども達への目線が変わった
保育園では2歳児から五歳児までに読んでいて彼らの成長を日々見れる
大げさに言えば人生観が変わった
それまでは仕事最優先の生活であったが週一回の保育園、月に一回の書店での絵本らいぶをやるようになりそのスケジュールをこなすため仕事との兼ね合いを考えるようになり結果精神的にも余裕?を持てるようになった
などと上げて行くと結構あるもんです、では絵本の魅力とは・・
最初に絵本の読みきかせ講座に通った時、合計7日間14時間のカリキュラムがあることを知った時素朴な疑問で「なぜ絵本を読むのにそんなに学ばなければいけないか」絵本なんてだれでも読めるんではないか・・
でした
そして分かった事は「絵本はだれでも読めるのに誰もが読んでいるわけではない」と言う事でした
個人的見解ですが誰でも読めるのに「読みきかす」には技術や知識などが必要とされていると言われ普通の人々(自分も含め)に敷居が高いと思われているふしがあります
それなら普通人が読んでみようとの事で今に至るわけです
読み始めてみると絵本には大人になって忘れてしまったものがつまっていました、それは動物とおしゃべりしたり魚が空を飛んでいったりお寿司が宇宙にいったりとこどもなら素直に受け入れる事が大人になると「ありえない」事として終わってしまいますが、つまり「夢」を見る事に気づかせてくれました
夢を与えてくれる絵本を読んでいると柔軟な発想にもついて行けるようになり、結果今風にいえば「癒される」ことにもなりました、そして書店やお母さん達に読む事で大人にも受け入れられることを知りました、
自分のらいぶのキャッチコピーは 「こどもも大人も楽しめる絵本」です
絵本の魅力とは 「夢」 だと思います