(ちからたろう)で勝負!!
今日は読み聞かせ講座B会場での実習でした、残り半分の10人が読み聞かせ実習を行い、八番目に登場した自分は迷った末「ちからたろう」を読みました。
全員が終わった後講師の講評です、この会場の講師は基本的に個人の持っている良さを指摘してあげ、その上「ここをこうするともっと良くなる」と言うように講評してくれるので皆気持ちよく批評を聞いています、むろんお決まりの「その本を選んだ理由」はやはり最初に聞きました。
早く自分の講評の番にならないかと、もどかしさを感じながら待つことしばしいよいよ自分の講評です。
「ちからたろうが大変好きな本だと言う事はとても良く感じられました」
おおー選書は○だぞ!!とまずはほっとします、「声も大きくでて聞き手にずんずん迫ってきて良かったと思います」おおーそれも○か!!
「ただこれでもかと迫ってくると聞き手は引いてしまうところがあるので時には息抜きができるように気を使ってください」・・・
そーなんです、これでもかと張り切りすぎて押しの一手を続けたようです
やはり男の読み手なんだと言う事を意識しすぎ迫力ある読み方を過大に表現してしまったのです。
読み聞かせはこども相手なのでやはり「優しさ」も十分に伝えないといけないものと理解しました。
先回の選書の反省を生かし、大きな声でゆっくりと・・を心がけたのですが上手くはいかなかったようです、やはり読み聞かせは簡単にはいかないもののようですね、でも一つ収穫がありました、今までは他の人が読んでいるいる時は無意識に文章に集中していたのですが今日はじーっと絵をみていたら、文と絵の関係が見えてきました、つまりその絵にあった文章なのか、ページ割はどうなのかと言った事です。
あくまで「絵本」はその絵が主役で本来そのままでもストーリーが浮かぶのかもしれないが、やはり子どもたちの理解力にあわせ文字でもそれを補っているのではないのかな?・・などと思いました。
これでB会場の講座が終わりあとはA会場の二順目の実習です、リベンジなるか!!
コメント13件
noitigokiitigo | 2005.06.28 22:23
おひさしぶりです。
「ちからたろう」子ども、喜びますよ。きっと。
ちからたろうって、おじいさんとおばあさんの垢からできてるんですよね。
冷静に考えると、ひょえ〜って感じですが。ふふ・・
ところで、私のブログ、最初絵本中心でと思いスタートしたはずが、愛ルケ、若貴など、わけがわからなくなっちまってます。
で、絵本だけ、ウエブリブログに引っ越しました。というか、引っ越す技能がないので、更新は新しいブログで、という感じです。
なかなか、短い文章でずばり!の紹介ができず、だらだら書いてしまってるのですが、よかったら、見にきてくださいね。
いつもの図書館で、手にとってみてくだされば、光栄です。
絵本だいすき! | 2005.06.28 22:27
はじめまして
初めまして。
いちご5歳とばなな0歳のふたりの娘をもつ母です。
ただいま育児休暇中です。
普段仕事ばかりで、掃除苦手、料理苦手、遊ぶの苦手、理想の母とは程遠い私。
でも、絵本が大好き!
絵本だけはたくさん読んであげよう、と心がけてきました。
ふくちゃん | 2005.06.28 23:58
3つの自分をもつこと・・・
donburakokkoさんこんばんは、とても良いアドバイ
スありがとうございます、ちからたろうはおっしゃ
る本です、昔話はすきなので選んでみましたが初心
者にはやはり荷が重たかったかと思いました
的確なコメント恐れ入ります大変参考になりました
どんぶらこっこの毎日 | 2005.06.29 5:21
えんそくバス
「えんそくバス」 ピーマン村の絵本たち・中川 ひろたか (著), 村上 康成(絵)童心社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4494005827/ref=pd_rhf_p_2/249-0031961-2143554 (AMAZONN)
ピーマン村の絵本たちシリーズの1冊です。「おおきく…
キュリアスあっさ | 2005.06.29 9:44
トラックバック、ありがとうございます。
何をおいても、お父さんが絵本を読んでくれる、ということが、子どもにとって最大の喜びだと思います。
細かいことはお気になさらず、どうぞ
『この絵本、楽しいなぁ、面白いなぁ、大好きだなぁ』
という、ご自身のお気持ちをお大切に、子ども達と一緒になって絵本の世界を楽しまれますよう。
私の主人は、絵本の読み聞かせ=読あそび(よあそび)を生業としています。屋号を『朗天狗』、職業を“ブックドクター”と申します。
私の日記からもリンクしておりますので、また興味がおありでしたら、遊びにおいでください。
mikapapa | 2005.06.29 18:57
日増しにランクアップしていくふくちゃんに拍手。patipatipati(^o^)
「3つの自分」 いい表現ですね。
おいらも、どっかで使わせてもらおーっと。
ふくちゃん | 2005.06.29 19:42
ブックドクター、読あそび
キュリアスあっさ さんこんばんは、コメントあり
がとうございます、またあたたかい言葉とても身に
しみます。
紹介いただいた「朗天狗」さんのスカパー番組仕事
しながらチラッとみせて頂きました、ナイスなご主
人ですねー 楽しく読んでいる様はさすがプロでご
ざいます、参考にさせていただきます
こちらですね
http://www.hogaten.com/
ふくちゃん | 2005.06.29 19:56
patipatipati にてれてれ・・
mikapapa さんありがとうございます、これでまた
がんばれます。
キュリアスあっさ | 2005.06.29 22:24
URLのご紹介、ありがとうございます。
ただ、私の説明不足で誤解を招いてしまったようです。
申し訳ありません。
スカパーに出演しているのは“あきひろ”と申します。主人の仲間です。
私の主人は“しん”と名乗っている、坊主頭の方で、スカパーには出ておりません。HPでは写真等公開しております。
今のところ、ブックドクターを名乗れるのは、国内ではあきひろと主人の2人だけです。
またよろしくお願いいたします。
donburakokko | 2005.06.30 7:54
「ふくちゃん」さん、すいません。そんなつもりではなかったのですが・・・。これからもがんばってください。毎回、ガッツあるコメント楽しみにしています。
mikapapaさん、おほめのことば恐縮です。ブログみさせていただきました。背景の音楽がなごみます。mikapapaさんは詩人ですね♪またよろしくお願いします。
キュリスあっささん、朗天狗みさせていただきました。とてもおもしろいですね。ブックドクターですか。いいですね。
harry | 2005.06.30 8:39
読み方について、私の考えを少々。
地の文は「説明」であるから、ゆっくりめに。子どもは、目では絵を読み、耳で読み手の説明を聞いています。頭の中でその2つを合体させる作業をしているので、あまりにもサラッと読んでしまうと、絵と文の合体のタイミングがずれてしまいがち。
一方、会話文。これは日常使っていることなので、聞き取ることに慣れていますから、多少ベラベラやっても大丈夫です。
子どもたちは会話文には慣れていても、地の文のような「書き言葉」にはまだまだ抵抗があります。この読み方をすると、とてもメリハリがつきますよ。
市原悦子さんの朗読を聞いて、聞く側にたった私が「そっか〜」と”目からうろこ”状態で納得したワザがこれ。ちょっと試してみてください。
偉そうに言いましたが、ご容赦!m(_ _)m
ふくちゃん | 2005.06.30 17:59
地の文は「説明」・・・
hany さんありがとうございます
そーかー地の文て言うんですね、初めて聞いた言葉
です、会話文との読み分けをするといいんですね、
なるほど、こちらこそ目からうろこでした。
donburakokko | 2005.06.28 20:21
「ちからたろう」なつかしいですねえ。だれの再話でしょう?私がいつも読むのは、いまえよしとも文、たしませいぞう絵のポプラ社のものです。きっとこれだと思ってます。(昔の版と改訂版では少し文が変えてありますが・・・)私は、大学の頃、影絵のサークルをやっていて、「ちからたろう」も影絵でやりました。自分の身長と同じくらいの木でつくった人形をふりまわし、汗だくだくでやってました。そのお人形をつくってくださったのが、「たしませいぞう」さんだったんです。(て私は直接知らないんですが)この絵本のちからたろうやみどっこたろうをみると、自分のふりまわしてたお人形そっくりで、読むたびにファイトがわいてきます。
デイサービスでもお年寄りに読んだのですが、とても喜んでいただきましたよ。
絵本を読むときに大切なのは、3つの自分をもつことと自分で戒めております。
①読んで本に感情移入している自分
②本を読んでいる自分をお客さんの立場できいている自分
③お客と自分を第三者の目で見ている自分
この3つの視点を自分で感じて、自分なりに演出できるようになれば「鬼に金棒」、いや「ちからたろうに金棒?」ですか?
なかなか私も感情に流れることが多く、MDに録音して後で聞き返したりして練習しています。3人のたろうのキャラクターの描きわけ、苦労します。
そして、子どもは、「ふくちゃん」さんのいうとおり絵をみてるんですよね!自分が字を読む前に其の絵本の絵をそれこそなめるように味わいつくす、その中で、読みにも奥深いものが生まれると思っています。文に書いていないことも絵でかいてあったりする。その絵が創造的な絵であればあるほどその度合いは高いといっていいと思います。そのよい例として「ねむりひめ」グリム〔原作〕フェリクス・ホフマンえ/せた ていじやく・福音館書店をあげます。せた先生も書いてはりますが、「絵が語り、文が描く」とはこのことかと思います。