絵本講師をしている理由が(4)
2016-12-04
この記事は こちら からの続きです
自分は父親を知らないことには、何一つ思いはなかった
知らないことで不自由な思いもしたことがなかった
いないので「頼る必要」などもなかった
と、自分の中で「父親」にふたをしていたのではと思います
でも心の中では生後3か月にして亡くなった父親と言うものを
求めていたのかもしれません
あんた、ちゃんと子育てしてから逝ってよ
などと、そしてその思いは自分の中にある事を根付かせて
くれたのだと思います
父子・母子・家族
このキーワードは意識しないまま心の中にあったのです
そして今、この事を伝えるには自分は何ができるのか
そう考えた時に巡り合ったのが『絵本』ではなかったのか
だれでも読めて家族や親子をつなぐもの
絵本を使って紡いでほしい
その思いが「絵本講師」としてのエネルギーになった
のだと思います
「なぜ絵本を」との問いかけには実は漠然とした理由しか
思い当らなかったのです
今回この映画を見てその説明が自分の中でできました
砂の器に教えてもらいました
Comment