音と映像のおはなし

スピーカーは鳴らさないとだめ

2024-03-02

 

aurex (東芝) SS-930 床にレンガを一段置いてます 40年前のものです 稼働率が悪く何とかしたいと思うようになりました

 

このブログはオーディオにはほとんど知識がない管理者が書いています、よって技術的には間違ったことや勘違い、不正確な記載などがあると思います。専門的なことは質問されても答えられないと思いますが優しいアドバイスやご意見はぜひ頂戴したいと希望します

40年間稼働率の悪かったSPを買い替えたい

そもそも音楽を聴くことが好きなのか、と聞かれるとそうではないと思われる。機材をそろえた当時は音楽を聴くというよりは「音」を聴いていたと思います。我が家にはアナログレコードは30枚程度しかなく、CDに至っては20枚ほどしか持っていないのです、今になって気がついたがCDを一体どうして再生していないのか記憶にない、部屋にはCDが再生できるプレーヤーがなかったのです。可能性はDVDレコーダーは映画を見るためにあったのでそこにCDを入れて音楽を聴いていたのか、これも記憶がありませんたぶん車でほとんどのCDを聴いていたような気がします

 

上段が衛星音楽専用チューナー 2024年2月に停波となりました、下段は動作しなくなったカセットデッキです

 

時々聴いていたのは衛星音楽専門放送でした、開局以来加入していたのですが当時は非圧縮といういかにも音が良さそうなものという認識で多彩なジャンルが聞けるという事で時々聞いていましたこれが間違いの元? だったのです。なんせソースのほとんどが「スタジオの音があなたの部屋に」といううたい文句だったので全て「良い音に違いない」と思い込んでいたのです。さらにスピーカーの前に座るのは月に一時間もなかったのです、それはなぜか?  音楽が特段好きではなかったしこのスピーカーの音に満足していなかったからです

 

気持ちはなぜかSPを買い替えたいと思う方向になりました、ところがこのスピーカーを買い替えるには少なくても当時の値段より高いものでないとダメなどと良く分からない理由付けをしていました、さらに1本100万円以上のものという根拠のないあこがれもあります。地元のハイスペックオーディオ店のHPを見ると格式が違いすぎて敷居が高く訪問する気も失せてしまいました。大型電気店のオーディオコーナーで一番高いものを聞いても高級SPに買い替えようとは思えませんでした

 

そんな時に市内に「mockup」というリユースオーディオ専門店があるのを知り訪問をしました

ここのマスターが博識かつ面白い人でコーヒーをいただきながらしばしオーディオ談義となり管理者の悩みにズバリ一言

 

スピーカーは鳴らさないといけない

オーディオは聴かないといけない

 

とのアドバイスをうけて早速その日からほぼ10時間以上無人の部屋で結構な音量で衛星音楽放送を鳴らし続けました、聴く必要がないので音が良いのか悪いのかは関係なくひたすら電気を通すイメージです、これを三か月続けたら途中から音の変化を知ることが出来るようになりました。専門的には表現できないのです「音が柔らかくなった」「耳に優しくなった」とでもいいましょうか変化が聞こえるようになったのです

こうなると「高価なSPを買いたい」との話はどこかに行ってしまい「持っているSPをいい音が出るようにしたい」になりました。ところがここで問題発生無人の部屋で鳴らし続けた衛星音楽放送がまさかの放送停止となったのです。地元FM局がなくなる時代なのでマニアックな衛星音楽放送がなくなるのも時代の流れかなとおもうところです

困りました連続で音をだすものがなくなったのですこれではSPの鳴らし運転?が出来ません、そこで思い出しました、我が家にないもの「CDプレーヤー」を買う事にしたのです

 

DENON     DCD-900NE   

と言うものを導入しました。なぜか今までCDプレーヤーもなくてCDはどうやって聴いていたのか記憶が定かではないのですが、買いました

衛星音楽放送が停波となった今はまともな音源がないのです、さらにこのCDプレーヤーのカタログを眺めていたら何と「Hi-Res」対応とのこと、これも良くしらないのですが高音質とのことなんで、さらにMP3データも再生可能とのこと、そしてまた気がつきました。我が家には1万円程度で買えるCDラジカセがあり、なんとCDを簡単にUSBメモリーにダビングできる機能がついていたのです、手持ちのCDをさっそくUSBにダビングしてみました。ほぼ実時間がかかるダビングですが、開始ボを押して置けばいつか終了します。お気に入りのCDを何枚か借りてきてUSBにコピーして、おわったらCDプレーヤーに挿して連続再生ができることになりました、大変便利な機能です。元のCDと比べても自分では違いが判らないくらいです

ここに至ってやっと気がつきました

スピーカーの音は入り口の音で決まる、つまりカセットテープの音はそれなりだしCDの音をだせばそれよりも良い音で鳴る。同じCDでも良い音とそれなりの音しか出ないものもある

今まではアウトプットしか考えていなかったので、インプットつまりどんなソースで聞くかと言うことが重要だと考えました。そう思って聞き始めたら要約「モニターSP」の意味が理解できるようになりました、どんな音がインプットされるかによってその違いを鳴らしわけることができるスピーカーだということです

良い素材を入れればよい音で鳴ってくれる、考えたら当たり前かもしれません。話は前後しますが衛星音楽放送がデジタル伝送なので良い音と思っていたので、その中にもいろんな音質があることに気がつかなくて、みんな良い音だと思い、良い音が出なければそれはSPのせいだと勘違いしていたのです

そう思いCDを聞き始めたら音の良しあしが少し見えてきた気がします

 

 デジタル衛星放送からCDに に続きます

 

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