絵本講師

しつけと虐待

2016-10-17

著書「虐待の淵を生き抜いて」を書いた「島田妙子」
さんの講演会『それしつけ?それとも虐待』を聞いて
来ました
講演内容は著書を凝縮したものなのでぜひ著書を読ん
で見てください
以下は講演会とは関係なく、「しつけと虐待」と言う表現
について自分の思っていることを書きます
数か月前地元紙のコラムに
「しつけと虐待の境界は」との記事がありました
しつけと虐待と言うのはどこまでが「しつけ」で
どこからが「虐待」なのかと言った記事でした
この記事にはとても違和感を覚えました
もうそろそろ世間一般で
「しつけ」と言う言葉を使うのは止めたら良いと
思うのです
特に「親子」間で使われるのは良くな
いと皆薄々感じているはずです
ところが、強者が弱者に(親がわが子に)「しつけ」との
表現をすると、重大な事態になってもなぜか
あぁー「しつけ」か〜そうか
と見過ごせないはずの状況を
「グレー」だからはっきりと指摘できない雰囲気に
なってしまいます
親子間では親が「しつけ」との表現をするときは
それは間違いなく「虐待」と表現を置き換えても良いと
思います
いや自分は適切なしつけをしていると言いた
い親は、それは例えば「教える」との表現で良いのです
教えるの表現では、言葉や身体への暴力はあってはいけ
ない事です
例えば大人が職場で部下や同僚に「しつけ」をする
などとの言い方はあり得ません
子どもに限って出てくる表現です
親が子どもに「しつけ」をする
もうこの言い方止めましょうよ
「しつけと虐待」の境界などはないのです

Loading


Comment





Comment