絵本らいぶ

この絵本きもい・・・?

2017-05-18

 

ないた
ないた [大型本]

年長の子ども達に 絵本を読んでいると

だれかが「きもい・・」「わけわかんなーい」と言った
 
すると数人がそれに続きます
 
 
もちろん子ども達はその絵本が本当にきもい訳ではなく
 
覚えた言葉を使うチャンスがきたので言った
 
とのことだと思います
 
 
自分の基本スタンスは
 
絵本を読んでいる時に聞き手が今回の様なことを言ったり
 
騒いでも問題にしていません
 
「絵本を読んでいる時に『きもい』などと言うな」
 
 とも思っていません
          
思うに親子で日常的に絵本を楽しむことが
 
出来ていたら
 
ここでその言葉は登場しないのではと考えています 
  
 ひとつのクラスで月に一回絵本を読んでいると大体ですが
 
    家で絵本を読んでもらっている子どもと

読んでもらっていない

子どもの違いは読みきかせ時に分かるようになりました
 
 絵本を見る姿勢(姿・形でなく) 
 
集中度               
絵本の世界を楽しもうとする気持ち
              
などが違うのです
 
子ども達は絵本を読んでもらうと、絵の隅々まで良く見ています
 
大人だと見過ごすような小さなものまで見つけてくれます
 
集中力そして絵を見て思う力、想像力は天才的です
 
絵を見て自由な発想で絵の世界に入ってくれます
 
 
でも「きもい」「訳わからない」との言葉を発した瞬間に
 
想像力の扉が音をたてて閉まってしまうのではと思っています
 
なぜならば、その言葉を使うことで、対象を拒否してしまうのかなと
 
考えます
 
 
子ども達はそれらの言葉をどこで覚えているのか
 
考えるまでもないでしょうね
 
絵本は想像力の宝箱です
 
子ども達に読んであげることでその世界を存分に
 
楽しむことが出来ます
 
 
親子でその宝箱を日常的に楽しむことが出来るならば
 
たぶん絵本を読んでいて
 
「きもい」は出てこないのかなと思います
 
お家で絵本、ぜひ読んで欲しいです
 
 
画像の絵本は文章とは関係なく気分は、ないた、てなことです
 
 

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