「ありがとう」を言えるようになったのは
人間性が出来ているかと問われたら
いゃーそんなことはありません
と自分は答えるだろうな〜
だからというわけではないのかもしれないが
「ありがとう」と言う言葉はあまり使えませんでした
もちろん自分が何かしてもらった時にはお礼の意味で
ありがとう、の言葉は使っていました
ある時バスに乗っていたら先に降りる女子高校生が
運転手さんに向かって
「ありがとうございました」
と言って降りて行きました
この場合の「ありがとう」は
事故なく無事に目的の停留所まで運転してもらって
ありがとう、なのか?
単に「乗せて」もらって
ありがとう?でしょうか
多分そんな屁理屈など考えずに
ありがとう、と自然に言っているのが
彼女の日常なのかもしれません
この光景に出会ってからは自分も
使って見ることにしました
しかし元来へそ曲がりなので、やはり
しっくりこない、ありがとうは言い難く
これも出会った光景ですが
コンビニで支払いを終えたご婦人が
店員さんに「お世話様」と言って去りました
これはカッコいい、確かに買ったものを丁寧に
袋に入れて持ちやすいように先をくるっと縛り
渡してくれた
これなら使えると、以後事あるごとに
「おせわさま」を使っています
これを使い始めたらバスの降車時では
お世話様
お店でラーメン頼んでテーブルに運んで
もらったら「ありがとう」などと言えるように
なりました
ありがとうと自ら言うのではなく、お客の立場
何だから相手が「ありがとう」を言うのが正しい
などと思っていたのですが
なんと器の小さきことかと猛省をしたものです
これは錯覚と思いますが
「ありがとう」「お世話様」を言えるようになったら
対人間関係も多少滑らかになった気がしています
バスの高校生とコンビニのご婦人に
「ありがとう」
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