絵本らいぶ

「絵本を読むのが上手い」の定義はない

2022-07-22

 

画像は上から

年長・年中・年少・二歳児クラスで読んだ絵本です

さかながはねて・

おやまごはん

いろいろじゃがいも

じゃがいもポテトくん

 

月一回の絵本らいぶを開催していただいている保育園さん、四クラスを回って順次読みます、

年齢別クラスなので絵本を何にするか楽しい選書の悩みです(笑)

終わって気がつきました、三歳児クラスでは一冊しか読んでいませんでした、でも持ち時間はちゃんと時間通り使いました

何ででしょう。そうなんです毎回読み始める前は子どもたちとやりとりという名の雑談タイム過ごしています

最近は子どもたちもなれたものでふくちゃんが部屋に入ると、挨拶もそこそこに手を挙げて発言を求めるのです(良い子ですねー)

ひとりが話すと次々に手が挙がり話してくれます、すごいですねー

 

 

開始前、先生からお茶をいただきしばし歓談タイムとなり

「ふくちゃんは絵本を読んで17年たちますが、

読むのが上手いと言われたことがない」

との発言に皆さん一応リアクションをしてくれましたが

【そもそも絵本の上手な読み方】という定義が市民権得ていない

との話に、なんとなく納得との雰囲気になりました

うまい絵本の読み方というと、どんな姿を想像するのでしょうか

活舌が良い・声が通る・絵本の持ち方開き方が良い

などとなると、絵本を読むのがうまい、となるのでしょうか

いつも引き合いに出しますが、アナウンサーさんの読み聞かせはやはり「読むのが上手い」となるのでしょうか

自分の絵本講座ではいつも「お家で絵本を読むのにうまいへたはない」と話しています

父母が子どもたちと、お互いのぬくもりを感じながら好きなように楽しんだら良いのです。好きなように読みましょう

家庭でわが子に読む場合はそれでも良いが、読み聞かせ会などではそれはダメでは?

との声もありそうですがわが子への読み聞かせは経験がなく、いきなり保育園での読み聞かせからこの世界に入り、我流で通しています、そして「読むのがうまい」とはあまりお褒めにいただけません。

代わりに「読み方がへた」とも一回も言われていませんし、それを理由に出入り禁止になったこともなく同じ場所での定期絵本らいぶやオファーも幸いなことにいただきます

お褒めいただかないのはたぶんですが、読み聞かせにおいてどんな姿だと「うまい読み聞かせ」という定義が世の中にはないのではと思っています、でもあの人はうまいよね、という時もあるかもしれませんがはたしてそうなのか、例えばお家で絵本を楽しんでいない人は、その「うまい読み聞かせ」というものに出会ってもはたしてそれが上手いのか、そうでないのかの基準がないのではと思います

【絵本の読み聞かせがうまい」

との表現は自分は必要がないと思っています

 

2021年までの読み聞かせリストブログは こちら

 

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