年齢別絵本棚は存在するんですね
絵本作家「真珠まり子」さんのお話会があるということで新発田市立中央図書館に行ってきました
さすが場数をこなしている作家さんなので45分間絵本を読んだり、もったいないばあさんの似顔絵をみんなで書いて、手遊びもいれて時間内たっぷりと楽しませてくれました
親子さんが多いかなと思っていたのですが、自分もそうですが大人だけでさんかしていた人たちも多く幅広いというか長きにわたり活躍している作家さんとの証でしょうか
今日の目的は真珠さんですが初めて訪れる新発田市立中央図書館の見学もあります
近年作られた図書館は従来の図書館とは館内デザインが違っていてそこでの過ごしやすさ、単に本を読んだり借りたいする施設から何歩も踏み出してきていると思います
館内に入ると空気感が心地よいです、先般訪れた「弥彦村立図書館」もそうでした
たぶんこの空気感というのは本棚の配列もさることながら、そこにいるスタッフや職員さんの醸し出すものが空気感となって漂っているのではと思います
館内に入っただけである種の緊張感を覚えてしまう図書館も経験していますが、違いはどこからくるのでしょうか
そんな中個人的にとてもうれしいことがありました
常日頃図書館に来たことがなく、絵本を借りたことがない父母さんにむけて
3~5歳児むけの年齢別絵本コーナーや棚
を作って欲しいと思って、実際にお願いした図書館もあります
その意味は、絵本を読んでいない父母さんにわが子に絵本を読んでねとお願いすると、読まない理由に多いのが
「どんな絵本を読んだらいいのかわからない」
「自分で絵本を選べない」
「どんな絵本を子ども好きなのか知らない」
という声がとても多いと感じています
そんな時は図書館に行って好きな絵本借りてくださいと話しています
ところがこれが難しいのです
自分の子どもに適した年齢別絵本というのが分からないのです
すでに絵本を読んでいる父母や、読み聞かせをしている人達にはこの意味が分かりにくいかも知れません、なぜなら「好きな絵本」というのは経験値で探していくしかないのです
沢山の絵本を読んで行って好きな(親や子どもが)絵本に出合う事が大事なのです
そこでまずは第一歩の解決方法です
図書館には零~2歳児むけの絵本コーナーは大抵あります
しかし3~5歳児向けと表したコーナーを自分は見たことがありません、なぜないのかと教えてもらってもその理由は良くわからないものでした
本日それがあったのです、冊数は少ないですが、およそ3~5歳児むけにいかがですか、というスタンスのコーナーがあるのです、目にしたとたん嬉しさ爆発です、これですこれですこれですよ。
新発田市立中央図書館はすばらしいです
なぜ他の図書館には無いのでしょうか
ここで疑問です、なぜ他の図書館にはない絵本の配置方法がこちらにはあるのでしょうか。喧々諤々の議論の上に実現できたのでしょうか、ただ何となく自然にそうなったのか? とても知りたいと思いました
自称図書館勝手に応援団としては大発見の日となりました
図書館の貸出カードの発行を増やす手段にもつながるかもしれません
新潟県新発田市のみなさん、ぜひ図書館貸出カードを作って絵本借りに行きましょう
隣の駐車場は4時間まで無料とのことなので、子どもと一緒絵本を読んだり「あそびのひろば」で過ごしたりと魅力的に施設だと思います