絵本らいぶ

絵本と餃子

2008-03-16

新潟市教育委員会所轄の新潟市中公民館主催事業「えほんdeおとうさんとクッキング」
と言うイベントの絵本の部分を担当させていただきました
小学生とそのお父さんが12組プロのコックさんから餃子の作り方を教わりながら実際に調理をして試食をするというものです
初めにテンションをあげるため自分が「おりょうりとうさん」「ぎょうざつくったの」を読みます、お父さんも初めて見る絵本のようで親子ともじっくりと聞いてくれました
そしていよいよ調理室に移動して実習に入ります、親子といつもこちらの図書館で読み聞かせを担当しているグループ、そして主催者さんなどがにぎやかな雰囲気で調理を始めました、お父さん達はやはりと言うか子ども達は10分もするとお互いなじんで和気あいあいとなりますが父親のみなさんはそうはいきません、何か周りにとけ込めないようで自分の子どもをサポートするのに精を出すと言う感じでした
男が料理をするとやはり違います、仕事モード全開の雰囲気をかもしだしなかなか皆と一緒に楽しもうとはいきません、自分も全くそのパターンになるのではと側で見ていました、この時間は1つの班を見守るという役目なのであんなこんなの事を考えながら見ていました、こどもたちも普段お家で調理の手伝いをしているのであろうと思う女の子はその手際もそれなりに板についた感じがありますが、そうでない男の子はすっかりとその場になじみお楽しみモードになっているのもこれまた面白いものです
餃子の皮をこねてこねて具をつめれば、はいできあがり、今回は水餃子ということでお鍋でゆでて完成です
その後部屋を移動してみんなで試食です、何もしない自分もおすそわけをいただきました、これがなかなか結構と言ったら失礼ですが美味しいのです、先生の話を伺ったら自分達で作る餃子は家庭の味がありとてもおいしいですよ、とのことでした、これは餃子だけでなくても自分達で作ると何事も美味しいのかもしれません
こうやってお父さんと子ども達が作ると普段お料理をしてくれるお母さんの苦労がわかるかもしれませんね
実は少し残った餃子をこっそりとわけていただき持って帰りました、夕飯時のビールのおつまみに最高となりました、形が違い大きさが違う餃子をたべながら、これはどの親子がつくったのかなと思いをめぐらせながら
いただいてしまいました、参加者のみなさん申し訳ありませんでした、おいしかったですよ
そしてこの後が本当の自分の出番となり30分ほどおとうさん達だけで座談会と称して絵本などの話をする予定だったのですが調理時間が押してしまい15分ほどだけになり絵本談義も少しだけとなりました、終了後お一人のおとうとさんが最初に読んだ餃子の絵本を「とても楽しい絵本ですね」と話してくれて、それまで絵本というのは小難しい絵本ばかりと思っていたので自分で読もうなんて思わなかった、とのことでした
まさにこのような事を話したかったわけで下手な話をするより一冊の絵本が全てを語ってくれたようでこれまたありがとうございました、こんな企画ぜひまたやっていただきたいものです、公民館の担当者様ありがとうございました

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