おいしいお米に
2008-05-02
自分の実家は専業農家です、長兄夫婦ががんばっています、とは言っても子どもが三人とも女の子だったので誰もあとをついでいません
兄夫婦どちらも60歳を超えています、そして今日は2人で田植に励んでいました、30年以上前までは田植えは人海戦術で沢山の人出を借りて田んぼいっぱいに手で植えていたのです、それが今日は全て機械で植えます
当時いやいやながら手伝っていた身にとっては正に夢のような光景です
農家の生まれではないとお米が食卓に並ぶまでは教科書でしか見た事もないと言う人達も多いでしょう
まず苗代という水田で昔は苗を育てていましたが今日は畠のように乾田で苗を育てます
機械植えのため最初から写真のように長方形の箱のような形で育てそのまま田んぼに運びます
それを田植機械にセットします、画像では分かりにくいのですが円筒形の所に指と言うか爪がついていて、見事に苗を数本(これがまたきっちりと数通り)つかみ人間の手植えより確実に早く植えて行きます
見ていると大変楽そうですが苗を補充しながら作業はすすむのでやはり老体には重労働です、他の家でも若い人はあまりいません、日本の農業はどうなるのでしょうか
今はお米も自由販売とかでこの日は2人の田植え風景をデジカメで撮影してお米を予約してくれるお客様のお礼状に添えるとのことです、秋には無農薬の新米が我家の食卓にも載ります、おにぎりにして食べるとおかずがいらないほど美味しいと言っても過言ではないですよ
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