絵本講師

絵本講師とは

2012-10-04

なぜ絵本講師をやりたいのか、個々の絵本講師としての資格とは?
これから絵本講師デビューをする人がいるかもしれないのに、励ましになるのかプレッシャーを与える事になるのかわかりませんが、自分の思いを少し
そもそも人様に絵本の話をする事など思いもよらなかったのですが、絵本らいぶを続けて行くうちに「なぜ絵本を読んでいるのか?」「なぜこの絵本なの?」「こどもに絵本を読んであげるにはどんな絵本を読めばいいの?」と言った質問をもらうようになってしまいました、本人の意向とは関係なく、そういう環境に自分が進んでしまったのです
これはちゃんとした言葉で伝えないといけないと思ったのが「絵本講師養成講座」受講のきっかけでした
実際に絵本講座を開催するチャンスをもらって保育園で講演をする時には、付け焼き刃で知った事を話しても相手には伝わらないだろう思っていたので、自分が実際に絵本らいぶを続けていて感じた事、相手先から教えてもらった事などを話しました
よって、常に「こんな話の内容で絵本講座になっているのか」と言う不安や自分がこんな話をするしていると相手に失礼になるのでは、などなど考えると恐ろしくなって来て、なんて無謀な事をしている・・・と思ってしまいます
しかし、自分が「こんな話で」と思っていても、例えば「図書館で一人10冊絵本を借りてくれば一冊くらいは自分が面白いと思う絵本に出会う、それを毎週くり返して行くと絵本が楽しくなる」と自分の経験を話したら、「そういう方法があるんですねー今度からそうしてみます」とアンケートに書いてくれた人がいました
「こんな話で絵本講座?」でいいのか・・・でも「自分が知っている事は全ての人が知っている訳ではない」と言う事を知ってからは「であれば知らない事を教えてもらった人にとっては有意義な話になる」などときわめて身勝手な理論で絵本講座を続ける事にしました
その人個々の講師としての能力や資格は当然様々であり「完璧な絵本講師」などと言うのはこれからもあり得ないだろうと思います、姿・形のある「物」を勧めている訳ではないので、聞き手側の取り方も様々であると思います
参加した他の講師の講座を見ていて思ったのは、少ないながらも参加してくれた人達はここで絵本講座がなかったら出会う事のない話や知り合う事が生涯なかったかもしれない講師に出会った幸運に巡り会えた・・・ではないでしょうか
おしまいに常に心がけている事を
絵本講座・絵本らいぶを続けていると「こんな自分で良いのか」との不安が常に湧いてきます、でも思ったんです。
そんなことは本人が心配しなくても、ちゃんと相手が評価してくれる

つまり相手が「これは駄目だ」と思えば他に紹介もしないし、評価をほかから求められても、良い事はいいません
逆に「良かった、いい話ですよ、楽しい時間でした」と思ってくれた人は、こちらがお願いをしなくても、誰かに紹介したり開催をすすめてくれたり、電話番号まで伝えてくれて、さらに恐縮するくらいの評価も伝えてくれます
「口コミ」で広がるパターンですね。
「絵本講師」の存在自体が必要なんですよねきっと

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