演劇のような読み聞かせ?
地元紙に幼稚園さんでの絵本らいぶ&ミニ絵本講座
を記事にしてもらいました
これを見た知人がメールをくれて
記事にある「演劇のような読み聞かせ」
とはどんな読み方か?と聞いてきました
子育てを終えて特段絵本に興味があるわけではない人ですが
「演劇」のような・・に興味を持ったらしいのです
では演劇のようではない絵本の読み方とはどんなものか?
言われた自分も気がつきました
記者さんの頭の中には「絵本の読み聞かせ」とは
「こうやって読むもの」とのイメージがあるので
そうではない読み方を
「演劇のような読み聞かせ」
と、表現したのではと想像します
絵本講座をしていると
「どんなふうに絵本を読めばよいかわからない」
つまり読み方をどうすれば良いか悩む人達が絶えません
普段絵本に親しんでいる皆さんは
普通に読めば良いのではと考えますが、この普通が
わからないので悩んでしまいます
世の中では「絵本の読み聞かせ」とはかくあるべき
このようにして読むのだ
との教えが教科書のように存在します
よって自分の子どもにそのような読み方をしても
しっくり行かないと、悩みや疑問を感じて読めなく
なってしまいます
記者さんも今回の取材での読み聞かせは自分の中で
イメージしている「読み聞かせ」とは少し違ったのかも
知れません、例えたら「演劇のような」になったのでしょう
わが子に絵本を読むときは、好きなように読んでください
と絵本講座で話しています、(前後の話もありますが)
絵本をどうやって読んでも「○○のような読み聞かせ」
とは思われない風景にならないと、すべての子どもたちが
お家で父母に絵本を読んでもらえないと思っています
絵本を読むのは特別な事ではなく
読み方も決して決まっているわけではありません