絵本の格差社会
「絵本ワールドinにいがた2018」
出かけて見ました
このイベントは自分も助成を受けている
「こども夢基金」の助成事業で数年前から行われていて
自分が関わっている「にいがた絵本セミナー」
とほぼ日程がかぶって行くことが出来ませんでした
絵本ワールドinにいがたの方は助成が自分の事業
の10倍ほど100万円単位でいただいているようで
主催も地元の新聞社ということで規模はかなりの
ものとなっています、なんせ全県版の新聞で告知
も数回に分けてされています
会場に着いてぴっくりです、フロアーが人混みで
ぎっしりです、いくつもある会場前には行列が
出来ています、読み聞かせの部屋は満席で入れ替え制
となっていました
とにかく親子連れだけでなく一般の人達も多くいて
絵本イベントにこんなに多くの人たちが集まる光景
に出くわすのは絵本の世界に入るきっかけとなった
イベントを見に行って以来です
このイベントに偶然出くわした人が見たら
「絵本とはこんなに人気があるものだ」
と思うかもしれません、そして子育てをしている
親は皆家で子どもに絵本を読んであげているのだろうな
とも思うかもしれません
自分の講座では子育て中の親が我が子に絵本を読むのは
とても少ないのです、と話してもあまり信じてもらえません
それは「絵本が好きな人たち」は自分の周りも皆絵本好き
なのです、そしてこのようなイベントにも積極的に参加
しています、今日の会場の混雑は当然ではと考えています
でもこの混雑は世間全体からみれば「一部の現象」なのです
この現象が世間一般的ではないのです
絵本は楽しむ人たちはかなり積極的に読んでいます
しかし読まない人たちはほとんど読みません
それは「絵本の格差社会」とでも呼んで良いかなと
思うのです、それほど賑わっていたイベントでした