絵本らいぶ

絵本を読みますがそれだけではないのです

2019-06-21

本日の高齢者施設での一コマ
通所者さんから
耳が遠いのでマイクを使ったらどうか
などとご意見がでました
良い質問なのでお話をさせていただきました
絵本は我が子を孫を膝に抱っこして読みます
お互いの温もりと鼓動を感じながら楽しい
時間を過ごすもので、かけがえのない時間
となります
聞いている子どもの耳元に大好きなお母さんの
声が響きます
それはまがいのない「生声」なのです
生の声だから子どもに愛と一緒に届きます
これが絵本の読み聞かせの基本となると思っています
自分は親子揃って100人以上の会場でもマイクを
使いません、スピーカーから出て来る音は絵本
を読む「音」には不向きと考えるからです
そしてなにより大事なことは
絵本を読むことは単に「読む」だけではなくて
読んでいる「人」を相手に伝えることと思うのです
自分の絵本らいぶは絵本を読みますが、読む自分自身
をも相手に伝えているのです
それが50人いても100人いてもそうなんです
絵本の読み聞かせ、ただ読んでいるわけではないのです

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