最近読んだ本

愛能う限り(あたうかぎり) 【母性】

2021-10-09

愛能う限り(あいあたうかぎり)

この言葉が最初のページから目に飛び込んで来た

いつ どこでかは忘れたが 聞いたことがあった

そしてなぜか印象深く頭の隅に入っていたことに気がついた

母と娘・母と実母・母と義母

母は自分の母親との関係性に気づかないまま

自分も母となった

だが、自分が娘だったようには自らの子ども

に接することは出来ない

娘はそんな母親と確かな親子関係を築けないまま

成長していくがそこにあるべき夫婦・父娘の

関係性もまた普通には成り立たなかった

母性は自らが母親になった時には

バトンを渡すように次の世代に

向けられていくのではないのか

単に子どもを産めば母性は芽生える

わけではないのか

母親目線と娘目線で語られていく物語

小説ではあるが実際の世界にもありそうな

話だと思う

親子・母娘・父娘 

みんなどんな物語を紡いて生きているのだろうか 

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