オーケストラ・アジア・ジャパン
2006-05-21
新潟市芸術文化開館に能楽堂ができて随分たつのですがなかなか公演を見る機会がなかったのですが、タイミング良く以前から名前は知っていたのですが新潟公演があると言うことでヒノキの香る能楽堂でのコンサートを堪能してきました、写真は新潟公演の模様ではなく総勢9名による邦楽の演奏でした。
オーケストラ・アジア・ジャパンとは和楽器を使って邦楽だけでなく身近な曲を演奏する「邦楽アンサンブル」と言うことです。
特注だと言う25弦のお琴を使い現代音楽にも対応しているとの事、「塩ビの水道管」で創った尺八も登場しました、竹の素材が少なくなってきた今日このような塩ビ菅の尺八もポピュラーになるかも知れないと紹介していました。
アンコール曲では「千と千尋の神隠し」のテーマ曲が演奏されて「邦楽は難しい」と言う先入観を少なくしてくれました、それにしてもお琴、尺八
などの音はいまふうに言えば何と癒しの音色を聞かせてくれるのでしょうか、特に、生の音を聞く機会が少ない楽器なのでほんとに心にしみる音です、安物のコンポからでなく生の音が聞ける環境が身近にいっぱいあるといいなーと思ったコンサートでした。
それにしても邦楽のその知名度と言うか一般における地位の低さ、それを入場料に例えると今回は2500円でした、高いか安いかはそれぞれの思いがあるでしょうが、例えば今人気の若い人達に支持されている人のコンサートなどはこの数倍の値段である、今回の演奏者がなにほどの技量かは素人には知るべくもないのですがたぶん皆一流の演奏者なのでしょうねー
今後ともがんばってもらいたいものです。
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