「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
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絵本講師として絵本講座・
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絵本楽語家 福島はるお

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選書基準がない?

2005-07-05


本日図書館に「むしたちのうんどうかい」を借りに行ってきましたので例の「よいえほん」シールについて聞いてきました、窓口の女性の司書と思われる方が答えてくれました、驚きの事実が分かりました。
こちらの市には9カ所の図書館があります、さらに今年広域合併によりもっと増えました、おやじが通っている講座も昨年までは隣の市でしたが合併により同じ自治体になったわけです。
少なくても今までの9カ所の図書館は同じルール(選書・本に対する考え方)
のようなものがあるものと思っていました、今回の「よいえほん」シールもこの統一基準にのっとり各図書館も実施しているものと考えましたが全く違いました。
なんと同じ自治体の図書館でも選書その他の基準は統一されていないという事でした、どのような本を入れるかはそれぞれの支所が独自に選んでいるそうです、むろん常識的なラインはあるでしょうが、今回のシールもたまたま1つの図書館が独自でやったことで近所の図書館は推奨絵本一覧のパンフは作っていますが「良い絵本」の表記はどこにもありません、ちなみに「はじめての絵本」「子育てのヒントがある」などのタイトルがついていました。
インターネットの普及で各支所蔵書検索・予約ができるようになって当然同じ自治体の図書館はあるルールで運営されていると勝手に思っていましたが以外な事実を知る事ができました。
これでは読み聞かせ講座を主催している図書館が独自に「読み聞かせ不適格」を決めた本はそこでは読めない事になるのではと思います、試しにくだんの「おまえうまそうだな」はおやじの近所の支所にはありましたがやはり講座主催支所にはありませんでした、講師の司書が選書をした結果おかなかったのでしょうか? しかし広域合併によりこの地区の市民も他の支所の図書館蔵書が検索予約ができるようになったのでこの「ある種の意思」は用をなさなくなると思うのですが・・・
絵本の不思議が思わぬ方向の図書館の不思議になってきました。


良い絵本

2005-07-04


「ろくべえ まってろよ」を図書館で借りてきました、裏表紙をみたらそこには「厚生省中央児童福祉審議会推薦図書」「全国学校図書館協議会選定図書」「日本図書館協会選定図書」「よい絵本選定図書」などなどの表記がありました。
そしてなんと図書館の管理ラベルの端にその図書館が貼ったと思われる小さなシールで「よいえほん」の手書き文字がありました、おー初めての発見です、地域図書館自体が「よいえほん」の認定をしているのでしょうか、それとも単に「よい絵本選定図書」の絵本をわかりやすいようにシールを貼ってくれているのでしょうか、これは次回図書館に行った時に聞いてこようと思います。
とすると自分のような読み聞かせ初心者は今後の現場ではとりあえずこのシールを貼ってある絵本を探してきて使う、そうすれば選書はまずは無難で「あぁこの人は良い本を選んでくれたなー」てなことになるのでしょうかねー
何か釈然としないところがありますが、この世界の入り口はそんなものでもOKでそのうち自分の絵本の世界観ができてきたら好きな絵本を選んでいけばよいのでしょうか、おやじは今日も悩むのです。


推薦書

2005-07-01

講座主催図書館の推薦書一覧を少し紹介します
〇歳から二歳向け 「がたんごとん がたんごとん」「どうすればいいのかな」「やさいのおなか」「みんなおっばいのんでたよ」他
物語絵本 「だいくとおにろく」「かさじぞう」「うまかたやまんば」「ぐりとぐら」「やっぱりおおかみ」「おおきなかぶ」「ふしぎなたけのこ」他
物語絵本外国「おやすみなさいフランシス」「ゆかいなかえる」「よあけ」「りんごのき」「いたずらねこ」「てぶくろ」「ものぐさトミー」「あおい目のこねこ」他 など100話ほどが紹介してあります
B会場の講師は外部からの読み聞かせをやっているわりとベテランの女性
A会場は図書館の司書の方で若い女性と、その図書館の取り組み方がかいま見れる講師陣だと思いました。
二巡目実習はかなり選書に気を使わなければ講師に納得してもらえそうもないでしょう、ここは推薦書から「灰谷健次郎・長新太絵」「ろくべえまってろよ」
にするか、はたまた自分で選んだものを読むのかこれは悩むところですね
ーでもほんとうに自分の読みたい本をさがした方がいいと思うんだけどなー


辛口講評の講座

2005-06-30

今日は読み聞かせ講座のA会場が二週間の蔵書点検のための休講があけ再開しました。
先回「おれさまはねこだぞ」を読んでへこんだ実習の続きです、自分の番は今日ないのでひたすらじっくりと他の人の読み聞かせを聞かせてもらいました、こちらの会場は一人が読み終えると講師の講評が入ります。
で「おまえうまそうだな」を読んだあとの講評です。
で、出ましたーいきなり辛口の講評です、そうなんですおやじが選んだ本だけじゃなかったんです。
「おまえ・・・」はどうなんでしょう、読み聞かせに適した本なのでしょうか肉食恐竜が自分より小さな恐竜を食べないのは変でしょう、最後に「自分みたいになるなよ」と恐竜が言うのも納得できないですよね・・・
おやじは正に目が点になってしまいました、この本を選んだ人もさすがに少し合点がいかないようでしたがみんな講師に押されてしまい「そーなんだ・・・」と言った雰囲気になっていました。
確かに正論かもしれないけど肉食恐竜の食べるものまで引っ張り出したらもう絵本の世界などいくらでもつっこみを入れられるでしょう、この本で始まり分かってきました、この会場での講師の立場は「減点方式」で批評をしていることです。
各ページの細にいり、あるラインから外れている絵本は全て「読み聞かせ不適格」の烙印を押してしまうかのようなのです。
そしてついに出ました「読み聞かせは選書で八割以上がきまります」とのお言葉です、オオオーどこかで聞いたことがあるようなセリフだよー
続いての餌食、いや講評は「どんぐりぐりちゃん」

これについても「話も絵ももっと良いものがありますよね」とのこと
さらに「やまのじぞうさん」
に至っては「外国で何かの賞をもらつているらしいがどうなんでしょうね」との批評
気のちいさなおやじとしては「もー勘弁してくれ白旗上げるよ講師の絵本の博識の凄さは分かったのでこのくらいで許してよ・・」などと心の中で叫んでいました(ちとオーバーかな)
この日2つの読み聞かせ講座への参加、ブログを立ち上げ様々な人達からのアドバイスをもらう事が出来た、ことにとても感謝をするべきという事に気がつきました、今日のA会場だけへの参加で読み聞かせを心ざしていたら確実に挫折したと容易に想像が出来るからです。
この講座の初日に「開催図書館推薦絵本一覧」をもらっていましたが受講生の多くはこの中からではなく自分で選んできました、おやじもそうでした、それなりに考えて実習にそなえたのでしょうがほとんどが不適格となっています、他の受講生はどのような思いで今日の講座を受けていたのか、気になる1日でした


電車男

2005-06-29

映画 電車男を見た帰りなにやらふっと気がついた・・・
これって何かに似ているなー おおーそうだまさしく今の自分じゃないか
「読み聞かせ」を志す素人にネットを通じて様々な人達がアドバイスをしてくれている、絵本とは何か? 良い絵本とは? 読み聞かせの実際は・・
などなどと・・・
いやーありがたい事です。でも未だに周囲には「エルメス」さんは登場しそうもないですが。
http://8901.teacup.com/fukuchan117/bbs