地主・小作農・自作農?というのがあったんだね
時節ネタを
お盆につき実家に行ってきました、我が家は農家です、先祖の話が代々伝わっていて信憑性はいかほどかと聞くたびに思っています
源氏の落武者兄弟がこの地に流れてきて一人はお寺を、一人は農家を始めたという事になっています(あくまで口伝えですお寺は火事になりその類は残っていないとのこと)その農家がどうもわが先祖様らしいのです
今回長兄からポツンとでた言葉「自作農」なぜ今まで教えてくれなかったのかと思ってしまいました
学校時代歴史や社会など全く興味がなく身分制度は士農工商と言う言葉くらいしか知りませんでした
その農家の中でも地主と小作人というのはドラマの世界では度々登場しているので言葉として知っていました
我が家の七不思議で自分が生まれる前、大戦前ですが周りの家に比べるとどうも経済的に恵まれていたのではとの話があります。今となっては言うほどではなかったのかもしれませんが姉から幾度も聞いていました、自分が子どもの頃農家にははてなと言う建築様式や家具什器品があったと記憶しています、使用人らしき人達もいたらしいです
当時の農家にしては生活ぶりが少し良かったとの意見が兄弟の中では一致してあったようです
そのことはいまでもはっきりとは分からず親戚の生き字引と言われた人もあちらに行ってしまい、謎として残りました
農業身分は地主と小作人しか知らない身なので地主ではない小作農家の我が家のはずが・・・
そんな中に突然出て来た「自作農」我が家がそうだったとすれば多少頷けることとなります
自作農とは、なぜ地主は存在したのか、小作人はなぜその身分だったのか、などぜひ詳しい人に教えを乞いたいものですがこの文献を見てねなどの情報もほしいところです
画像のサイトによれば 江戸時代中期までは自作農の割合が多かったとの事ですが当初は自分の田んぼを持っていた人たちがおおかったらしいです、しかしその後の農民格差で地主になるもの、逆に小作人になってしまうものなどに分かれたようです
話はそれますが実家の兄夫婦も高齢で昨年田んぼを委託して作ってもらう事となりました
近年この地区は子供世代が農家を継がず、結果委託をすることになるパターンがとても多くなりました、反面それらの農家の田んぼを代わりに引き受ける農家も現れて、その農家は大規模農家と変身していき、大型機械化もどんどん進んでいるようです
日本経済の縮図が農業にも当てはまっているようです、大きなものはより大きく、小さいものはより小さくなって行くのかもしれません
最もこれは農業だけではなく、町のお店もしかりですね大店舗が来ると地元にあった商店が軒並みなくなるのはもはや全国どこもそうです
話を我が家に戻すと
両親は亡く兄弟も半分となりました。もはやこんな話に興味のある次世代の人達はいません、時代は変わり世の中も変わっていきます、「昔の話」は自然と消えていくでしょう
わが身のとっておきの話 「小学校6年生まで自分の兄弟が何人か知らなかった」の話はまた後日
蟻の兵隊
新潟市のシネウインドで毎年この時期に上映している「蟻の兵隊」火曜日閉館ですが特別上映日とのことで見て来ました
本日一日だけ、そして一回上映 さらに監督の制作秘話が聞けるだけでもすごいが、なぜかアンパンが二個もらえる特典付きでした、そのせいか場内はほぼ満席でした
作品はDVDがamazon でも買えるので興味のある方でまだ見ていない人はぜひおすすめです
監督の話の閉めで「国・国家は平気で嘘をつく」との言葉に象徴される作品ですが戦争の犠牲になるのは常に弱い立場の人達です、始まってしまうとやめるのは難しく今も正に継続している戦争があることが個人の無力感を感じさせられてしまいます
それにしても国の嘘を個人が執念ともいえる形で追い詰めていく様は何がそうさせるのか、それをカメラで追った作品になった
池谷薫 監督は 手作りパン工房をプロデュースしたとかの縁でしょうか 美味しいアンパン二個いただきました。このお店をプロデュースしたのでしょうか?
と言うお店ですね 今度行ってみたいです
絵本の丘グランチャで二度楽しめる絵本を
新潟県長岡市寺泊にある絵本の丘グランチャ 移転新規オープンと言うことで行ってきました
店内からは丘の向こうに日本海が見えます、その景色を見ながら珈琲をいただいて気分は最高
店内には選りすぐりの絵本が展示してあり、購入することもでき
画像の2冊を買ってきました
ここで日がな一日絵本に浸っていたいものです
今回の移転は 大河津分水 令和の大改修 との理由らしいのですが、今までのお店よりは低い土地に移ったとの事です、それでも窓からは最高の景色が待っています
今日も自分の他に先客がいて賑わっていました、人気の高さがうかがえますね
今日は珈琲のみの営業でしたが次回はランチタイムにいきたいな~
そしてこのお店で絵本講座や絵本らいぶをしてみたいものです
「とんでいく」
面白い絵本です左側のページをめくつて左側ページの文字だけを読むと勇ましいタカのお話が読めます
右側にめくっていくと同じ絵ですが右側のページの文字だけを読むと優しいガンの子のお話なります
これは絵本らいぶで使えそうです、右側を読み終わってから今度は左側のお話を同じで絵で読みます
みんなどんなふうに見てくれるかな?
No1097 こやす認定こども園8月
月一回開催の認定こども園さんです
No1096 2歳児クラスで20分以上の絵本らいぶはどうなのか
新潟県 かりわ保育園です
予定では年少クラス以上の子どもたちとのことでしが、先回の様子を見て二歳児さんも一緒に楽しんでくれることになりました
突然年齢の違う子供たちが参加しても読む絵本は準備出来るのか? との質問を受けることもありますが全く問題はありません、2歳さんと3歳さんの違いを考えると同じ絵本を選んでも大丈夫です
先回行ったときに「二歳児クラス」もどうぞとお願いしようかなと思ったのですが、保育園さんなりの事情があろうと控えていました
今回予定なく二歳児参加はどんな都合があったのか、こちらはうれしい出来事ですが
勝手に好意的に考えたら
先回の絵本らいぶを見て関係者さんが「二歳児クラス」も大丈夫だな
むしろ二歳児さん達にも見て欲しい
などと考えたのかは分からないところです
他の保育園でも異年齢同時に絵本らいぶを開催いただいているのでこちらは問題ないのですが
やはり一般的に「二歳児」さんが20分以上絵本を読んでもらうのは難しい
との認識が強いのでしょうか、それも3歳児以上のクラスと一緒は読んでもらう絵本も違うから?
という事なんでしょうか
異年齢の子どもたち、一緒に絵本を楽しめますよ