図書館らしくない図書館
新潟県弥彦村立図書館 「らいわ弥彦」のイベントに参加してきました
小千谷市立図書館 「ホントカ」
長岡市立図書館 「互尊文庫」
上記三館を手掛けた三人による鼎談イベントです
図書館らしくない図書館
飲食が出来る図書館
話声を出してよい図書館
子どもが走り回っても良い図書館
などのキーワードが印象的でした
今日参加した らいわ弥彦は初めて入った図書館ですが玄関を入ったとたんに感じる空気がとても暖かく柔らかいのです、入り口に置かれたテーブルを囲んで小学生低学年がおやつを食べながら世間話?をしています、その奥にはコーヒーの香りが漂うミニカフェがあります
スタッフの皆さんも笑顔が見えて、対応も来館者によりそうように丁寧でした
本棚のレイアウトや位置などそれぞれが特徴を持っていて、例えれば一日滞在していたくなる図書館だと思います。村民に本を好きになってもらいたいという強い意思がみえるかのようです
小千谷・長岡も早く行ってみたくなりました
図書館というのは本好きでなければ縁のない所とおもっていましたが、こんな図書館だと本を読んでみたくなる気がします
こちらでぜひ絵本講座や絵本らいぶを開催していただけないかと担当さんにお願いをしてきました
あの場所でみんなと絵本を楽しむ事が出来たらいいな~
ブルーライトヨコハマ
いしだあゆみさんが亡くなった
このブルーライトヨコハマを聴くと浮かぶのはある光景だ
中学生のころだと思うが、夏のある日まだ眠っている六時頃だと思うが
トランジスターラジオからこの曲が流れてきて、
それを聴きながら家の掃除をしている姉の姿だ
農家の広い廊下を雑巾がけをしながらこの歌を歌っていたのかもしれない
それ以後ブルーライトヨコハマを聴くたびに、あのけだるい朝と新鮮な
空気が明け放された窓から入ってくるのを気持ちよく感じていた
ことを思い出す
それほどこの曲は中学生ながらインパクトの強い音楽だったのだろうか
たぶんヒットしている曲で一日数回流れていたので聞く機会も多かった
せいもあるのかもしれない
今やこの空気を感じた部屋はだれも住んでなくて物置と化している
雑巾がけをした廊下も、手入れが行き届かないのでホコリマミレ
になっているようだ
後何年かすると世代交代となる家なので、その時には部屋も家も
なくなるのかもしれない
ブルーライトヨコハマはもう耳から聞こえなくっているのかもしれない
こやす認定こども園 ピアノ付絵本らいぶ
どうすればよかったか ? これぞドキメンタリー
シネウインドが連日満席という評判の映画となっているようで
この日もほぼ満席でした
二時間越えの作品でしたが長さを感じず、場内は最後まで
皆さんが画面に見入っている空気が伝わってきました
それほどインパクトが強い作品との事だと思いました
冒頭
統合失調症の改善の期待やそれを表現する映画ではないとの
説明が文字で出ます
病気特有なのか知りませんが姉が変貌して行く様がリアルに
映像となっていて胸が締め付けられます
映像に残すという使命感が垣間見れる場面が続きます
自身も医者という父親の娘に対する冷静な判断と思われるが
他人から見たら、どうなのかと思ってしまうが
だから、「どうすれば良かったのか?」なのかもしれない
ほとんどの人はこの病を身をもって知らないと思われるが
事前に多少なりとも知識があれば、作品にも描かれているが
当人に合った薬を使用することで病気の改善が期待できる
のではなかろうか
その病との関係性はしらないが、最後はガンでなくなってし
まう事になる、なんとも皮肉なことだ
20年にわたり家族を追い続けるのはすさまじいエネルギー
が必要だったろう、そして20年間という時間はこうして
流れていくのかと病気は別にしても感慨深いものがあった
20年間は二時間で過ぎていった