「パパと絵本de子育て参加の会」
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絵本楽語家・福島はるおの
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映画 「風よあらしよ」

2024-02-25

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NHKドラマだった作品がこのたび劇場版で公開ということで

出かけようと思ってサイトを見ていたらU-NEXTで有料で見れ

ることがわかり我が家ではU-NEXTに加入しているので今回は

NHKドラマ版を見ました

劇場版はたぶん編集でカットした場面や逆にドラマ版でなかった

場面が入っているかもしれないので別な楽しみがあると思います

 

主人公の伊東野枝がその人生に影響を与えた、平塚らいてうの

元始、女性は太陽であった」という言葉は今初めて知ったが

今聞いてもその言葉には何か感動を与えるちからがあるように

思う

 

100年前にわが命をかけて権力に向かい、食うものにも困る底辺の

人達のことを考えていたことには驚きますが、何が彼女にそんな

行動をさせたのか、それは「知識」なんだと思う

 

置かれた環境にも負けずに学ぶ機会を自らつかみ取る事からして

何かを持っていた人なんでしょうか

人は学ぶことで成長をするし、知らない世界も見ることが出来る

本来の「教育」とはそういうものだと思うが、今の学校教育を

みていると果たしてどうなのかと疑問も感じる

 

28歳で亡くなったとはとても残念に思うし、本人も無念だったと

思う、その意志は100年経った今どこに受け継がれているのだろう


夜中に録音したレコード

2024-02-24

 

40年以上前の音源が出てきた

当時はレコード化していたがその後関係者向けにCDにコピーしたものだ

 

当時珍しかった、そして美味しいと評判のステーキハウス

そのお店のイメージ曲? を作ることになった。経緯は知らないのですが

そのお店の営業時間が終わった後に店内で録音することになりました

駐車場に停めたワンボックスカーの中にミキサー(調整卓)を持ち込んで

録音担当(ミキサー)を務めました

 

今聞いても演奏者の出来は良いですね、録音は深夜から朝方まで続け

一晩で仕上げました

 

この時の事を思い出しましたが、借りた録音機材のオープンリールデッキ

いざ録音作業に入ったらなんとテープが消せないことが発覚しました

テープそのものも余分は用意していなかったのでテイクは何回も出来ません

故障していた機材を事前にチェックできていなかったのです

録音チェックはしていましたが、まさか「消えない」とは想定外です

テープレコーダーは録音する時はまず消去ヘッドがまっさらなテープにして

そのあとの録音再生ヘッドで録音します、この消去ヘッドが不具合を

おこしていたと思われます

 

結果演奏者もミキサーも「やり直し」が聞かない一発勝負状態でした

この事が良かったのか終わってみればまあまあ良く出来たものだと思いました

40年経ってもちゃんと聴けますからね、歌っている人は今も現役? ですよ

 


No1111 五年生に「平和とは?」

2024-02-19

 

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地域の小学校 今朝は五年生の担当です

その前に本人画像の話です

スマホの顔修正機能? 噂では知っておりましたがそんなもの自分には不要

などと思っていました

画像アプリを眺めていたらそんな機能が着いていました

 

では少しいじってみましょう、となり効果100%のてんこ盛りにしてみました

おぉーいいじゃないですか、これは使えます。早速プロフ画像にしてみました

でもこれってプロフィールになるのか、いささか疑問が生じます

これをどんどん効果を入れていけばそのうち本人とは見えないくらいに

なるのでは、などと思いましたが しばらく使ってみましょうね

 

そして五年生です

もうすぐ進級で六年生ですね、今年は高学年はあまり担当しなかったので

楽しみにしていました

選んだ絵本は時節ネタで「平和ってどんなこと」です

五年生なりに考える「平和」って何かな~とおもったからです

マイページで

「平和ってなにですか」

「平和ってどんなことですか」

と聞いています

突然聞かれても難しいですが

例えばふくちゃんにそう聞かれたら

 

「こうして五年生と絵本を楽しめる」そのことが平和だと思う

という答えを用意しておき、最後に伝えました

こどもたちだけではなく、みんなで

「平和ってどんなこと?」と考えて欲しいものです

そして自分は何が出来るのか、を考えてみるのもいいかな~と思います

 

 

2022年6月以前の読み聞かせブログは  こちら 

 


No1110 こやす認定こども園

2024-02-13

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二月と言うのにあたたかな日が続いている新潟市です

雪も降りません、このままでいくと暖冬小雪のこの冬となります

車移動の身にとってはうれしいのですが、雪は水になります

山に雪が降らないと夏場の水が心配されますね

 

そんな二月の月一回の認定こども園さんでの絵本らいぶ

今日も年齢別クラスを回って行きます

誕生日会なのでその月の誕生日のこどもさんの保護者さんも参加します

誕生月のこどもは前に出て皆にお祝いしてもらいます

その姿をみつめるお母さんの笑顔が素敵なんです、とても良いお顔を

されて自分子どもを見ていました、つい自分は子どもの方ではなく

お母さんの方を見ていました、良い親子さんですね

 

毎回開始前には子どもたちに

「皆さんは何組さんですか」と聞いているのですが

最近は「この前教えたのになんでまた聞くの」

などとおしかりを受けることになってしまいました

子どもたち、かわいいですね、何回聞いてもわすれちゃうのでごめんなさい

 

毎回思うのですが子どもたちの成長が早いですね

二歳児さんは四月にはまだまだコミニケーションが出来なかったのですが

今やちゃんとコミニケーションがとれます、みんな上手にお話してくれます

画像の「バナナをかぶって」は絵本らいぶを始めた頃

ギターリストしんちゃんに歌ってもらっていました

久しぶりに読んだら歌いたくなりました

 

来月で今年度も終わります、年長さんは一年生になりますね

 

 

2022年6月以前の読み聞かせブログは  こちら 

 


子どもの感受性はどう育つのか

2024-02-04

画像選択で新潟日報のサイトに行きます

 

毎年この時期になると豆まきのニュースが流れます

本記事ではないのですが別のテレビニュースでは一年生クラスで

盛大に豆まきが行われていたものが流れた

 

その中の一人が号泣している姿があったのだが友達が必死になだめている

「あれは本物の鬼ではないので怖くないよ」と

生まれ月の差はあろうが同じ一年生でも豆まきの鬼が怖いと思う子どもと

本物の? 鬼ではないと見抜く子どもがいるのだ

 

絵本らいぶをしていると怖い絵本をねだる子どもと、ほんとに怖い絵本はやだっと

言う子どもがいる

単に怖がりとそうでもない、の違いなのだろうか

はたまた「感受性」の違いとなるのだろうか

 

時々思い出す事がある、自分の体験だが小学一年生時に当時校内映画という事で全児童が体育館に集まり映画を見せてもらったものだ

映画タイトルは忘れたがある映画をみていてあるシーンで号泣してことがある

これは今でもそのシーンを思い出すので自分の中では相当強烈な思い出だったのだろう

 

これも定かではないがそのシーンはたぶん飼っていたうさぎが死んでしまい、飼い主の子どもが泣きながら穴を掘り埋葬しているシーンだったと記憶している

そのシーンを見て泣く子どもと同じように自分も大粒の涙を流して泣いていたのだ

涙が止まらず自分でもどうしてよいか分からない状態だ

その時隣にいた男子が「スクリーンではなく映写機の方をみていろ」

と言ってくれそれに従いやっと泣くのを止めることが出来た

 

大人になってこのシーンを思い出し不思議に思ったことがある

自分の中でなぜこのシーンで号泣したのか、他にも泣いた子もいたかもしれないが、冷静に自分にスクリーンの方を見るなと言ってくれた子どももいたのだということを疑問に思う事になった

当時我が家でうさぎを飼っていたのかもしれない、その死を体験していたのかもしれないがそうだとしてもその記憶は全くない、とすると生き物の死に対する感情は何時育まれたのだろうか

父親は自分が生後三か月後に病死し、母親はたくさんの子どもたちを育て、過酷な農家の嫁として日夜働いていた、そんなことで「父母の愛情たっぷり受けた」子ども時代ではなかったと今でも思っている

 

自分の長男の結婚式の結びの自分の言葉で

「父親がいなかった自分が父親になれるのかとても不安だった」との挨拶で

長男はこちらを振り向き

「親父、おれはちゃんと育ったよ」と言ってくれた

子育てしなかったと公言しているが子どもなりに育ったのかもしれない

 

子どもの感受性は いつ・どこで・どうやって 育まれるのか

自身の事で考えると「環境」もあるのかと思うがどうもそれは比が少ないように思う

では何だろうか、絵本を読むようになったのはこの辺にも理由がありそうだ

多少強引な閉め方で申し訳ない

 

絵本を読んでもらったことがない身だが、突然絵本を読むようになったのは

今更だが絵本を読む事で「感受性」を育てることになると思ったのかもしれない