うれしい、いただきもの

クリスマスも終わりましたが今朝うれしいプレゼントが届きました
昨晩は今年一番のイベント、関係者による「大忘年会」が温泉地にて豪華一泊で行われました、組織に属さない身にとって「忘年会」と言う言葉は「宝くじ」と同意義に思えるぐらい縁遠いもので、後にも先にも昨夜が唯一の忘年会だったのです
しかし、しかし昔から本番のプレッシャーに弱いときているので、何と今週初め突然39度の発熱があり知恵熱?にしてはおかしいということで医院を受診したら、受付で速攻で隔離室に通されてインフルエンザの検査をされました
朝発熱で夕方検査だと結果が良く分からないとのことで一応陰性でしたがドクターのすすめでインフルエンザ治療にしてもらいました、三日で熱が下がればインフルエンザとのご診断どおり見事に三日で熱が下がりました
除菌には五日間かかるらしく薬にも「酒を飲むな」と書いてあるので夢にまで見た忘年会はやむなく欠席とさせてもらい昨夜は大人しく・・・と言っても今頃大変な盛り上がりだと思うと寂しくてしようがありません、なにせ皆芸達者な者ばかりで宴会芸の域を出ているのです部外者がいても楽しいでしょう
そんな光景が目に浮かぶので本を読んでもテレビを見てもつまらなく、ふて寝をするしかありませんでした、でも開催首謀者の絵本らいぶの相方をしている「しんちゃん」はこんなすばらしい者を仕込んでいました、きっと他の人たちにもあげたのですが、むろん贈呈式も仰々しくやったと思いますが自分の分も用意をしてくれていたのです
はからずも「虚弱体質」の文が今回はドンピシゃとなってしまいましたがありがたいプレゼントです、もつべきは友人です・・・などと感謝をするのですが何と関係者一同は忘年会で大騒ぎをしているにも関わらず今朝東京に誰ぞのライブを見に行ってしまいました
そこには絵本作家・長谷川義史氏もいるらしく今年絵本セミナーでお世話になった身にとってこちらも参加したかったのです・・・うー悔しいやら残念やら、まーせいぜい自分の分も楽しんで来てもらいたいものです
そんなこんなの方々にお世話になったこの一年間でした
今年のおしまいのあいさつはまだですよ
絵本セミナー最終日が素晴らしい講演となりました
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猛暑の8月から始まった絵本セミナー全7回、本日が最終日となりました、最終回にふさわしく午前・午後とも講師のお話がとても素晴らしく代表としては大満足、そしてとてもうれしい日となりました
午前はフリーアナウンサーさんによる講演です、毎年お話をお願いしている方ですが今日はより現場に近い立場でお話をしていただきました
自身大学病院に入院中の子供達に読み聞かせ活動をしていると言う事ですが、ふくちゃんとしては病気の子供達に絵本を読んであげる事は未だ出来ていないことでその世界に踏み込むには未熟と考えていますので講師がなぜ大学病院で読み聞かせをしているのかとても興味がありました、と言うかある種の偏見もありました
でも今日の話はその事から入っていき、なぜ大学病院で読み聞かせをするのかが明らかになりました、たぶんその講師のスタイルからするとそういう話はいろんな場所ではしていないのではと思うほどの理由でした、ふくちゃんは読み聞かせを始めた理由はいつも「なんとなく」です、と話しているのですが今日は頭を大きくたたかれた気がします
絵本を読むことがいかに相手に伝わりそのことで相手がどんな気持ちになったりなれたりするのかを実際の経験を踏まえて話してくださり受講生一同感激の趣となりました
そして午後からはふくちゃんが絵本の世界に入るきっかけを作ってくれた「元保育士」さん登場です、今では絵本ジャンルその他で日常的にお付き合いをしていただき、「対こども」の話を聞くたびにいつか絵本セミナーで講師としてお願いをしたかったのがようやく実現しました
自身の30年間に及ぶ子供達との関わりの中で「子供達の中に絵本がどのように伝わるのか」と言う事を現場に立っている視点から分かりやすくお話をしていただきました
今年までこの絵本セミナーは五年前に受講して翌年からはスタッフ参加、そして昨年からは代表を務めていますが、カリキュラムを自分で組んだわけではないのでどうもしっくりとしませんでした、その理由は
1) 知識としての読み聞かせ論が多い
2) 技術的な話が多い
3) 世界の絵本や絵本そのものを学ぶことが多い
4) 7日間も読み聞かせを学んでいるのに終了後現場に出る人が少ない
などの事が常に頭をかすめていて、今年はもっと現場よりの話を聞きたかったのです
そして最終日の今日、みごとに自分の思い描いていた話を二人の講師から聞かせてもらいました、感激の講座を終えて心ははや来年の講座に向いています、来年無事に開講の運びとなったらさらに「ためになる絵本講座」にしていきたいと思います、絵本の世界に入ってからはこんな幸せ感が続いています、これもそれも絵本のおかげです、ありがたいことです
普通に絵本を読むおじさん
とある保育園で絵本らいぶ終了後園長先生とお茶をいただきながら話をさせていただきました
「絵本らいぶをやってもらっている」と話すと他の園長先生にどんなものと聞かれるんですよね
「絵本を読んでもらっているんですよ」
「どんな人?」
「ふつうのおじさんです」
「じゃー絵本を読むのが上手なんですねー」
「いゃーうまいわけではないですね」「普通に読んでいますよ」
「???」
「うん、でも子供たちには人気もので玄関で見つけると、『ふくちゃーんと寄ってくる』」
などなどのやりとりがあったことを教えてもらいました
「普通に絵本を読むおじさん」・・このことはまさしく自分が常日頃思っていることです、絵本は本来だれでも読めるものなのでみんなが普通に読んでいいのです、と言っています
普通のおじさんが普通に絵本を読んでいるだけです、おかげさまで絵本らいぶを開催してもらったところから他の保育園を紹介してもらったり再度呼んででもらったり、年間を通して呼んでもらったりもしています、最近は読み聞かせグループからも開催してもらいました
絵本を読むだけです、上手いわけではありません、ただひとつ「絵本は楽しいものです」とのメッセージを伝えたいだけなんです、冗談で「練習をいっぱいすると上手になるので練習はしません」などと言っています
「普通に絵本を読むおじさん」自分には最大のほめ言葉に思えます、うれしいです
ついにミュージシャンに?

昨年から絵本らいぶのギターを弾いてもらっているギターリスト「しんちゃん」です、最近冗談で「絵本らいぶを見限ってミュージシャンになった」としんちゃんに言っていたらいよいよ本格的になってきました
月に一回の定例ライブが夏から決まったと思ったら今度は何とプロのバックを従えて歌ってしまいました、ギターには佐藤克彦氏・ベースには渡辺茂氏そして実は本日の出演者のハーモニカ王子などすごいメンバーです
プロの人の奏でる音はとてもつくもなく心地よい音です、以前も新潟の歌い手達にこの人達がコンサートでバックをしてくれた事がありましたが演奏を聞いているだけでもすごい満ち足りた気分になりました
ステージに登るとみんな輝いていますねー素晴らしい!!!
でもしんちゃんは絵本らいぶもやってくれるらしいです、ありがたいことです
絵本の読み方とは
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絵本講師の交流会に参加してきました、その中での講演会で先輩講師の読み聞かせを聞かせてもらいました![]()
先輩講師の講演はアナウンス・朗読などもされている人で普段言葉を発していてもその「滑舌」の良さで「ははーんその筋の人だな」と分かる発声の仕方です、その仕事故か講演も発生練習や声の出し方などを実演を含め教えてくれました
「絵本に読み方の決まりはない」どんなふうに読んでも、声が悪くても、極端な言い方ですが「風邪気味の声でも」自分のこどもに読むときは普段の声で普通に読めばいいのです・・・・
などと言っている「ふくちゃん」としてはこの発声練習のようなものにふれる度に思うことがあります
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むろん大事なことで不要のものではないと思っています、しかし世の中の普通の人がわが子に絵本を読んであげたいと思ったときに、このような訓練をした人達の絵本を読む姿を見た時に大いなる誤解を生ずるのではと考えています
絵本を読むのは難しい・・・と言う人達の意見を聞く機会がありその理由を聞くと大抵の人が「あんなに上手に読めないから」と言います、その「あんなに」がまさに発声の仕方などを訓練した人達が絵本を読んだり朗読をするのを見たり聞いたりして、それがお手本だと思ってしまっているのです
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こどもが絵本を楽しむときは言葉がわからくても絵を見て楽しむことが出来ると言われています、この逆もありえるなと思い講師の方が絵本を読んでくれた時、自分の知らない絵本だったので後半は目をつむって聞かせてもらいました、そしたらその見事な発声・読み方でそのページの情景が見えるがごとく浮かんできました
そればかりかその話にすっと引き込まれてしまいます、見事としかいいようがありません、かなり長い実績がある人なので、その技術はやはりすごいものがあるのでしょう、これを普通の人が見たらやっぱり「自分はこんなふうに読めない」と思うのも当然だと思います
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こどもに絵本を読むことが普通のことにならない世の中だと思っているので、この理由のひとつに「専門的な訓練をした人達の活動」をあげたいと思います、その人達の絵本の読み方がスタンダードだと誤解されないようにぜひ配慮をお願いしたいと思うのです
俳優・声の職業人などが絵本を読むときは「自分は特別な訓練をしたのでこうなふうに読みます」でも絵本ってこんなふうに読まなくてもいいのですよ・・・なんてことを説明してあげてもらいたいと願う次第です![]()
「訓練をした人達」がどこそこで不特定の人達に絵本を読むときにそんな配慮ができるかどうかですが、実はその事が「絵本」をどんなふうに考えている人達なのかがわかることになるのではと思います。![]()








