絵本の読み方とは
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絵本講師の交流会に参加してきました、その中での講演会で先輩講師の読み聞かせを聞かせてもらいました![]()
先輩講師の講演はアナウンス・朗読などもされている人で普段言葉を発していてもその「滑舌」の良さで「ははーんその筋の人だな」と分かる発声の仕方です、その仕事故か講演も発生練習や声の出し方などを実演を含め教えてくれました
「絵本に読み方の決まりはない」どんなふうに読んでも、声が悪くても、極端な言い方ですが「風邪気味の声でも」自分のこどもに読むときは普段の声で普通に読めばいいのです・・・・
などと言っている「ふくちゃん」としてはこの発声練習のようなものにふれる度に思うことがあります
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むろん大事なことで不要のものではないと思っています、しかし世の中の普通の人がわが子に絵本を読んであげたいと思ったときに、このような訓練をした人達の絵本を読む姿を見た時に大いなる誤解を生ずるのではと考えています
絵本を読むのは難しい・・・と言う人達の意見を聞く機会がありその理由を聞くと大抵の人が「あんなに上手に読めないから」と言います、その「あんなに」がまさに発声の仕方などを訓練した人達が絵本を読んだり朗読をするのを見たり聞いたりして、それがお手本だと思ってしまっているのです
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こどもが絵本を楽しむときは言葉がわからくても絵を見て楽しむことが出来ると言われています、この逆もありえるなと思い講師の方が絵本を読んでくれた時、自分の知らない絵本だったので後半は目をつむって聞かせてもらいました、そしたらその見事な発声・読み方でそのページの情景が見えるがごとく浮かんできました
そればかりかその話にすっと引き込まれてしまいます、見事としかいいようがありません、かなり長い実績がある人なので、その技術はやはりすごいものがあるのでしょう、これを普通の人が見たらやっぱり「自分はこんなふうに読めない」と思うのも当然だと思います
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こどもに絵本を読むことが普通のことにならない世の中だと思っているので、この理由のひとつに「専門的な訓練をした人達の活動」をあげたいと思います、その人達の絵本の読み方がスタンダードだと誤解されないようにぜひ配慮をお願いしたいと思うのです
俳優・声の職業人などが絵本を読むときは「自分は特別な訓練をしたのでこうなふうに読みます」でも絵本ってこんなふうに読まなくてもいいのですよ・・・なんてことを説明してあげてもらいたいと願う次第です![]()
「訓練をした人達」がどこそこで不特定の人達に絵本を読むときにそんな配慮ができるかどうかですが、実はその事が「絵本」をどんなふうに考えている人達なのかがわかることになるのではと思います。![]()
長谷川義史 新潟ツァー



世の中三連休ですが絵本で楽しい事が続きました
18日は絵本作家「長谷川義史」さんを迎えて「読み聞かせセミナー」の一こまで講演会をしました、新潟空港で長谷川さんをお出迎えです、先週新潟で公演をしたばかりなので二週続いて新潟に来てもらいました
今回長谷川さんにおいでいただいたのは、昨年別件で新潟ツァーをしてもらった時の打ち上げて
長谷川さんから自分の絵本に対する思いを聞かせてもらいとても感激したことがありました
最近はこどもさん向けの絵本ライブが多くなかなか絵本への思いなどの話をする機会がないとのことで、ぜひ来年新潟でお願いします・・・とのことで早一年その願いが実現したのです
今回の講演会は子供さんは数えるほどしかいなく、セミナーの受講生と一般参加者の皆さんです
「おじいちゃんのおじいちゃんの・・・」の話から入り、その話だけで40分を過ぎるほど最初から熱い思いのたけを話していただきました
その絵本が出来るまでの経緯、そして絵本を読んだもらったり、歌ありで会場は笑いあり涙ありと絵本作家さんの講演会としては実に内容のある講演会となりました、その後の打ち上げでは、まさかあの人が泣くなんて、と言うほど一同大感激、とても良い講演会をさせてもらいました
翌19日は新潟県小千谷市図書館での絵本ライブです、会場まで車で送っていきました、400名くらいの親子でぎっしりです、前日とは打って変わって子供達も楽しめる絵本ライブをたっぷり90分間、これまたさすがと思わせるものでした
画像は新潟市の講演会、中は小千谷市図書館ホール入り口にびっしりと貼ってある塗り絵です、図書館の講演会に対する気持ちがこう言うところに現れています、館長始め職員が一丸となって絵本ライブを支えていました
画像下はずらりと並んだ公演後のサイン会です、90分公演のあと90分かけてサイン会をこなした長谷川さん、すごい体力と気力です、さすがです二日間の違ったタイプの講演会を見させてもらい、こちらも刺激をいただきました
翌日は東京公演とのことでご自身がとった、よさげな温泉宿にお送りしてサヨナラとなりました
ぜひまたおいでいただきたいと願う次第です
熱心に絵本を学ぶ人たち

画像を見てピーンと来た人はかなりの絵本好きです、この絵本郡は絵本作家「長谷川義史」さんの絵本です
今日から始まった「絵本セミナーステップアップ講座」で講演をしていただく長谷川義史さんの絵本です、代表権限で資料として受講生に貸し出しをする絵本を購入しました30冊同じ作家の絵本が揃うとかなり迫力があります、中には紙芝居や単行本もどきもありますが画像には写っていません
そして30人の受講生がこの日から絵本について学んでいきます、初日の午後にはグループに別れてそれぞれの活動の紹介や悩みなどを話し合い「絵本活動の現状」をそれぞれ認識しあってもらいました
自分もグループの中にはいり話を聞かせてもらいましたが、みんな普段の絵本活動に対ししていろんな思いを持っています、これだけ絵本について考えている人たちがいることに心強さを感じました、なにより同じ思いをもった人たちと時間を共有するということは、とても幸せに思います
冊子に載りました


絵本作家・田島征三さんの「絵本と木の実の美術館」が発行した冊子に屋外絵本らいぶの写真が載っていました
お盆の美術館のイベントに参加してきた知人が買ってきてくれて、今日いただいて分かった次第です、二枚目の画像の左にある画像郡の下から二枚目がそうです、昨年絵本と木の実の美術館で絵本らいぶをやったあとで、どうせなら屋外でも、となり臨時に絵本らいぶをやったときの画像です、美術館の関係者が撮影してくれていたんですねー知りませんでした
この美術館、昨年は大地の芸術祭の一環でしたが今年は単館で開催しています、館内は昨年から一部模様替えしているそうで、ぜひ今年も見に行きたいと思います
この冊子は絵本と木の実の美術館が発行していて500円となっているので購入はできると思います
新潟の夜は

七月最後の夜は絵本作家「飯野和好」さんのもう一つの顔「ブルースハープ」奏者として自身のバンドを率いて新潟にやってきてくれました
昨年絵本講座に来ていただいた機に実はこんなこともやっている・・とライブの話を聞き東京のらいぶまで新潟メンバーが聴きに言ったのを機会に「ぜひ新潟でも」となり今夜実現しました
画像は前座?いや本人達はゲストとよんでいるらしい?新潟の、ふくちゃんにとってはみんな恩義のある三人娘+その他バンド(ちゃんとバンド名はある)のものです
彼女達の歌が段々ステージを重ねるごとに上手くなり、ちゃんと立派な歌をうたうグループになってきました、この傾向は良いのかはたまたどうなのか微妙なところです、つまり歌だけではなくそれぞれが持っている味が歌がうまくなるほどに薄くなっていくのかもしれません
しかしステージに立つと輝いて見えるのはさすがといえましょう、そしてその後いよいよ飯野バンド登場です、画像をのせられないのは残念ですがプロの演奏です、絵本作家としての飯野さんをしらない人は「ミュージシャン」なんだなと思って見ていたと思います
90分のステージはあっという間に終わってしまいます、興味のある人はCDまでだしていますのでお買いください、ステージは飯野さんの個性がにじみ出て楽しい90分でした
そして実はその後場所を旅館に移して打ち上げ会をしたのですがこの時間が今日のハイライトかと思えるほど楽しい時間です、音楽・映画などクリエイター達が集まると真面目に会議をしている時よりも打ち上げ会での話の方が実の多いことがあります
飯野バンドの「宴会芸」はその粋を超えていて、なんとちゃんと営業ステージをやっているとのこと詳細は書きませんが打ち上げに参加していた青少年にはいかがなものかと言ったものです、宴会場にあるステージで披露してくれた出し物はライブ本番でぜひやって欲しかったと個人的には悔やまれました(笑)
ここでも飯野和好さんは大サービス「エァーーハーモニカ」まで疲労してくれました、飯野さんは会うほどにその「人の良さ」を感じさせてくれます、ひらたく言うと面白いおっさんとでも言いましょうか、大広間での宴会がタイムリミットで部屋に移動してさらに時は続くのですが虚弱体質のふくちゃんはフェードアウトさせていただきました
その前にさらに驚くことがありました、部屋の一つの空調が不調とのことで何と飯野和好さんがワイヤレスリモコンの電池を交換して試していたました、これもめったに見れない光景です客人で主役で絵本作家でミュージシャンが器用にに電池交換をしているのですあくまで良いおっさんでした、またぜひ新潟に来てもらいたいものですが氏曰く「新潟に来ると引き回しツァー」にされてしまう・・・とのことなのでどうでしょうか
さー明日からは8月です絵本らいぶもツァー?が始まります








