せかいのおきく
平日の昼間、マニアックな内容の映画だと思っていたら、場内は結構な込み具合
GW期間で休みの人が多い
今日は一日で映画の日で大人料金
今日の新潟日報で紹介記事が出ていた、自分もそれを見て来ました
場内を見渡せば映画の日の特典を使わなくても良いと思われる年齢層がほとんどでした、映画の内容からすれば頷けますね
近年珍しいモノクロ映画、ほんの一部にカラーになる場面がありましたが、あれは何でしょう
モノクロにする理由がはっきりとあります、たぶんですが、カラーになったら見ることができません
放送コードに引っかかるのでしょうか
身分の違いがわりと平和に描かれています、元侍の娘の「おきく」は長屋住まいでもその佇まいは凛としています、そのおきくの小さな恋心は読み書きができない相手に伝える事が出来ない、おきくも突然の事件で自らの声を失い、話すことが出来なくなった
声を失った娘と読み書きができない男の意思疎通の場面は何ともじれったくなるが、良いシーンだ
声を失った娘は相手に大きく頷くことと大きく横に首を振る事しかできない、が美しい
そういえば言葉を操るようになった子どもは、いつの日か首を大きく振ることがなくなるなーなどと関係のないことを思い浮かべた、大人もしかりその時は言葉も交えているような気がする
首を大きく横に振りながら「いやそれは違うな」などとジャスチャーより言葉が重きとなる
登場するものの割にはのんびりと見れた、いや人間の生きざまには欠かせないのだから、何よりも大事な事なんだろう
ピアノを習うと集中力?がつくのか
一日目
二日目
絵本らいぶでお世話になっている ピアノのみえちゃんの教室の発表会
そしてご縁が出来たフルートさんの教室の発表会が同会場で二日間にわたりありました
ゲストという事で呼んでいただき絵本を読ませてもらいました
普段自分メインのイベントをしているので、ゲストとしての出演はあまりないのです
アウェー感いっぱいでのステージとなりました
今回思ったのは子どもたちの集中力がとてもすごいのです、しっかりと絵本を楽しんでいます。
自分の想像ですが、ピアノなどの習い事をしているので集中力がついているのか、集中力がもともと強いのでピアノを習う事が出来るのか、わかりませんが素晴らしいです
自分は普段あまり絵本になじみのないと思われる人達、子どもや大人に向かって絵本を読んでいます
その人たちのその時の聞く(見る)姿勢の違いはとても良く感じることができます。
この日が発表会という非日常故緊張感が続いているのかはわかりません
短い時間でしたがそんな皆さんに絵本を楽しんでもらい、こちらも気分の良い時間となりました
貴重な経験となり主催者さんに感謝いたします、ありがとうございました
No1087: 新年度の絵本らいぶは
月一回呼んでもらっているこども園さん
新年度からまた一年間お世話になります
年齢別クラス2~5歳の四クラスを回っていきます、画像は上段から年長から二歳児までのものです
最初は二歳児さんクラスです、三月までは一歳児さんクラスで絵本の時間はありませんでした
今までの経験だと二歳児クラスに初めて絵本を読みに行くと、何人も泣く子がいました、むりもありませんよね、知らない男の人に会う事はあまりない子どもたちですから
それが今年は一人だけしか泣きませんでしたみんな偉いね~
それ以外のクラスは進級なのでふくちゃんのことは知っています
今日は誕生会との事でお母さんが一人参加したクラスとお父さんが一人参加したクラスがあり、誕生月の子どもはみんなにお祝いしてもらっていました
とあるクラスで「赤ちゃん生まれる?」と聞いてきた子がいて思わず
「ふくちゃん家には生まれないよ」などと答えたら、その子の家に赤ちゃんが生まれるとの事でした
なんと頓珍漢な答えでごめんなさい、他のクラスでも赤ちゃんが生まれると話してくれました
そうだよね、君たちの歳ならば弟や妹が生まれるよね
自分のまわりではほぼ聞けなくなったニュースを教えてもらい、うれしい時間となりました
毎度毎度言っていますが、ほんとに子どもたちは一か月経つと成長著しいですね、うんうん
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No1086: 我流読み聞かせです
新潟市江南区 誓慶寺(せいきょうじ)
お寺のイベント「花まつり」にて絵本らいぶです
紙芝居・パネルシアターを担当するお二人とのコラボ企画です
さすが前職の専門分野? プロの味が見られます、長きにわたり現場で子どもたちと楽しんだ様子がにじみ出ていて「さーすが」とひとり唸って見ていました(笑)
終了後主催者から「面白い読み聞かせだ、絵本はこんな風に読むと楽しい」
とのコメントをいただきました、新鮮?な読み聞かせだったようです
読み聞かせ経験のなかった自分は絵本を読み始めた頃から「我流」でした
つまりお手本・見本・教科書がないのです、いきなり子どもたちの前で絵本を読ませてもらい、当初は教えてもらったように読んでいたのですが、回数を重ねるごとに子どもたちから「読み聞かせとは」を教えてもらうようになりました
付け焼刃の読み聞かせでは子どもたちと信頼関係は作れず
「他所のだれかが絵本を読んでいる」だけにとどまっていたと思います
先生から「子どもたちはふくちゃんが来るのを楽しみにしている」
との言葉で気がつきました
保育園に来るだけで楽しみにしてもらえる、絵本を読んでくれるからではなく
「絵本を読むふくちゃん」を楽しみにしてくれていたのです
それからは絵本を使って子どもたちとコミニケーションをとり親しくなる、
その事を意識するようにしました
さらに先生から 「子どもたちは多くの大人に育くまれなければいけない」
との話を聞き、大きく雷が落ちたような目覚めを感じました
「絵本を読んであげる」
「この絵本を読むと何かのためになる」
などと無意識に思っていたのだと気がつきました
それからは子どもたちとの時間は「ふくちゃんの絵本の時間」ということでひたすら絵本を使い楽しむ時間としました、選書もそのような絵本を読む事になり、大いに盛り上がる? 時間となっていったのです
このことで
「絵本は親子ふれあいのコミニケーションツール」との柱ができました
このブログでは何回も繰り返しこの話を書いています、そのたびに思い出します
絵本を読み始めた頃に出会った皆さんに感謝したりないくらいです
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No1085: 小学生に絵本はどうか、まだ言います
新潟県 刈羽小学校 学童3/4年生
春休みとなった学童クラブです
まもなく進級となり4年生と五年生になる子どもたちです
三年連続で来ていることもあり、子どもたちはすっかりと絵本らいぶに慣れて? きて楽しみ方を知っています、つまり盛り上がるのです、持ち時間オーバーするほどです
子どもたちとのやりとりも丁々発止(笑)で進みました
おなら二冊とバンッ一冊で女子からは「下品」との声が飛んできたり、男子は盛り上がったりでトータルでは楽しい時間となりました
面白かったのは読み進んでいたら関係者?さんが横からすーと絵本をとり差し出してくれました
「ありがとう」です、流れからくるとどうかなと思いますが、そこは絵本に慣れた子どもたちと、瞬間に聞きモードになりました、いいですねーこの雰囲気
さて小学生に絵本です、自分は全年齢対応と言っているので小学生は全く問題なく楽しんでもらいます
でも中には絵本は小さい子どもたちに向けて、という思いを持っている人達もそして保護者もいます
それは
「文字が読めるのでこどもが自分で読める」
「長い文章のある絵本」がいい
という呪縛のようにある定説? によるものと思っています
今日も子どもたちを見ているとそんなことは全然当てはまらないと実感できます
短い文の絵本を他の人に読んでもらっても大いに楽しめるのです
小学生に絵本はどんどん読んでいいのです
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