絵本授業の学生さんの感想を

6月に担当した短大の保育士になる皆さん
への絵本授業の感想を見せてもらいました
160名以上の学生さん2クラスにての授業です
皆さんちゃんとこちらの言いたいことを感想
として書いてくれました
自分の言いたいことが伝わったとのことで
自分もとてもうれしい感想です
子育て中の親が自分の子どもに
日常的に絵本を読んでいる世帯は
とても少ない
女性言葉で書いてある絵本を
男性が読むと違和感を覚える
絵本は子どもだけでなく大人も
楽しめる
絵本を子どもに読むのは何かを
学んでもらいたいからではない
絵本は親子のコミュニュケーション
ツールとなる
など自分が一番伝えたかった事を
ほとんどの学生さんが書いてくれました
そし何よりも嬉しかったのは
とても楽しい授業で90分間があっと
言うまに過ぎた
との感想も多くありました
この学生の皆さんが実際に保育士
として現場に出た時に
これらの事を覚えていてくれたら
これまたもっとうれしいですね
感想ありがとうございました
赤ちゃんが泣いたからナースコール

画像のリンク先は こちら
まもなく出産されるという方とお話を
させていただきました
第一子の出産の時の話です
めでたく生まれて隣に赤ちゃんが来て
一緒に寝ていたのですがそのうちに
赤ちゃんが泣き出してしまったとのこと
その時はなんで赤ちゃんが泣くのか分からず
心配でナースコールを押したとのこと
看護師さんが来て
あぁーおしめかな? お腹すいたのかな?
などと言っておしめを替えてくれたら
泣き止んだのを見て、いたく感心をしたとのこと
赤ちゃんっておしめが濡れても泣くんだ・・・
今では笑い話になっていますが、初めての
経験なのでそんなこともあるのでしょうね
事前に知っていても目の前での事と
ならないと分からないこともあります
そんなことは当たり前・常識と言うなかれ
絵本の世界にもそんな話はありそうです
絵本なんて子どものもの?
絵本って正しい読み方がある?
良い絵本、自分の子どもに合う絵本を読む?
などなどは今でも絵本講座での質問に出ます
すでに絵本を日常にしている皆さんには
そんな当たり前の事・・・
と思うかもしれませんが
初めてこれからわが子に絵本を読もうと
する人たちには分からない事なんです
絵本って何のために読みますか?
などといきなり問われたら
あなたは何と答えますか?
この応えを絵本講座では話しています
夢とやる気がみなぎる商店街


新潟市にある 沼垂テラス商店街 に行って来ました
狙いはFBで知った北欧雑貨店 kippis7265 というお店
可愛いムーミン柄の手ぬぐいがあるとのことで小道具?
の仕入れに行って来ました
画像の手ぬぐい 注染手ぬぐい というらしく肌触りが
いいですし夏には汗を良くとってくれそうです
タオルが一般的になる前は日本では手ぬぐい文化だった
気がしています、夏のおひつの上にはいつも手ぬぐいが
かかっていたのを見ていた子ども時代が蘇りました
この手ぬぐいを持って絵本のお仕事に行きたいですね
この手ぬぐいのデザインの良さと今日は嬉しかったのは
このお店の店主さんは以前絵本セミナーに参加して
いたのです、さらに今絵本らいぶでピアノを弾いて
くれている みきちゃん ともお知り合いだとのことで
偶然絵本セミナーで再会したご縁です
当時の店主さんの雰囲気を知っているので
お店にいる時のキャラが随分変わり店主の雰囲気
がたっぶりと出ていました
本人にお聞きしたら、絵本セミナーの後で
実際に保育園などで絵本の読み聞かせをする
ようになってからは、子どもたちとのやりとり
や読み聞かせの時の声出しがその後夢だった出店
してからのお客様への対応がとてもうまくなった
とのことをお話ししてもらいました
そんなお話をゆっくりと聞きたかったのですが
お客様が次々に来店しての賑わいなのでまた次回に
お話を聞かせてもらうことにしました
このお店もそうですが沼垂テラス商店街は
どのお店も個性あふれるお店で夢とやる気が
みなぎっています
何だか元気をもらえる気がします
大型のショッピングセンターにはない
何か暖かさを感じます、以前は日本中に
商店街がありました、大型店の進出でこれらの
商店が軒並み姿を消して行きました
経済優先、消費者が値段と品揃えを求めた結果
お店のありようがどんどん変わりました
コロナウイルスで日常が変わった今
地元商店街を見直すきっかけになるといいですね
絵本講師さんに絵本講座

zoom による「絵本講座」をしました
NPO法人「絵本で子育て」センター
が主催する「絵本講師養成講座」を今年終えられ
「絵本講師」になられた皆さんへの講座です
・
10年前もそういう傾向でしたが、すでに絵本
に関わる立場や活動をしている人がさらに
スキルアップなどで「絵本講師」の看板を学ぶ
のかもしれません
・
よってすでにそのような人たちにどんな話を
すれば良いかと思うところですがタイトルを
「自分の柱をたてよう」
という演題にしました
一番言いたいこと・伝えたいこと
が決まると、それが絵本講師になった理由で
はと思われます
絵本講師を楽しんでほしいと思います
自分が絵本講師となって10年経ちます
多くの皆さんのおかげさまで様々なところで
講演・講座をご依頼いただいています
保育園保護者・祖父母・保育士・学童指導者・小中教諭
専門学校保育課学生・短大保育課学生・支援センター
読み聞かせボランティア・読書活動指導者・PTA
など様々な皆様に主催してもらっています
話すことは
親子が絵本を楽しめるようになるには
が柱となっています
福島の講座を聞くとその日から絵本を読みたくなる
がキャッチとなっています
zoom によるリモート講座
いいですねー お互い集中して話す・聞くので
伝わり方もリアルより良いかもしれません
もちろん一画面で参加者が全て見える人数の場合
かもしれませんが
リモート絵本講座
お一人からでも受講可能です
料金・プロフィールは こちら
映画「MOTHER」

映画 「MOTER」を見ました
開始早々もうこの手の映画は見れないなと
感じました
自分の中では見るに耐えられないのです
20年前に公開された 「誰も知らない」
2年前公開の 「万引き家族」
いずれも実話をベースにした映画です
虐待・育児放棄・身勝手な親に育てられる子
20年経ってもこの種の映画が作られる
ということは、世の中何も変わっていない
と言うことでしょうか
本当はこのような映画に関心を持って
映画館に足を運んだり原作を読んだり
して欲しいのは本作にでてくるような
親やその子に関わる義父だと思うが
たぶんそのような人達はこんな映画には
興味を示さないと想像します
そして結果映画になるような、そして
とても残酷な事件として世に知られて
しまうことになるのではないでしょうか
原作や映画を見た人達、無論自分もだが
このような現実を知ったならば何が
できるのかと考えないといけない
他人に干渉しないという風潮の世だが
近くにいる子どもたちに目をくばる
ことから始めても良いでしょうし
今ならば虐待対応ダイヤル「189」
「いちはやく」を勇気をもって通報
することもできるかもしれません
一点、そうなのか? と気にかかるシーン
がありました
弁護士が母親と息子の関係を「共依存」
と表現していましたが、本作品のように
幼い実の子どもが母親しか頼る術が
ないままに成長して行っての結果
なのに「共依存」ということになるのか
と言う気がしました
子どもは親に逆らうことができません
たぶん使い方としては間違いではない
かもしれませんが、このような時に
使われては子どもはみもふたもないのでは
と思ってしまいましたが、どうなんでしょう
本作品のことではありませんが
親に「虐待」をされていて施設暮らしを
することになった子どもが
「親の奴隷になっても良いから」
施設から出たい、と話す
そんな記事を読みました
なんて切ない言葉です
そんなことを思いながら何とか映画を
見終えましたが何とも後味が悪い
(自分だけですが)時間となりました
とはいえやはりこの映画ができる背景
があるのでぜひ多くの皆さんに見て
欲しいものです
唯一映画を見ていて自分がほっと一息
つけたのは本編の中で兄が幼い妹に
絵本「100万回生きたねこ」を読んであげている
シーンです
でも差し入れてもらったたくさんの本を
「こんなものはいらない」と投げつける
母親の姿には堪えきれないものがありました
「万引き家族」の中にも絵本「スイミー」が
登場しました
両作品ともこんな環境にもぜひ「絵本」を
との作者の思いが伝わります
自分の主観ですが、日常的に絵本を我が子に
読んであげることができる親ならば本作の
ような環境にならないのではと思っています