ギャラもらうとプロなのか?

とあるところから絵本らいぶのご依頼をいただきました
電話では伝えきれないところもあるのでお会いして
説明をすることになりました
「絵本らいぶ」はギャラいただいてます
と説明したら
「プロの人なんですね」
とのお言葉
確かにわかりにくいですよね
「絵本を読むだけなのに講師料金いるの?」
は根底にあるのが
「読み聞かせボランティア」と言う言葉が
市民権を得ている市場だからかもしれません
結論から言えば読み聞かせだけでなく
いろんなことの中では
講師料金・ギャラ・謝礼と名のつくものは
もらいたい方と払いますよ、の双方が意見
の一致をみればそれで良いと思います
依頼すると料金が発生する人は「プロ」との
定義もそう思う人はその考え方で良いでしょう
お願いして謝礼を払うか否かに関係なく
ありゃりゃ、と思われたら二度と依頼は来ない
かもしれません
そこのところでは「プロ」も「アマチュア」
もありません
10年前に「絵本の読み聞かせ」をして
「謝礼」をもらうようになった時にはその筋
の皆様からご指摘やご意見をもらいました
今となってはそんな声は懐かしい思い出と
自分の中ではなっています
今ならば
プロですか?と聞かれたら
何のてらいもなく
「はい」と答えてます(笑)
でも全てが講師料金をもらうわけではなく
まさに「読み聞かせボランティア」としても
例えば地域の小学校などに出向いています
わかりにくいよね
と思われたら、ぜひご一報ください
画像はこの日、ブレゼンになったら読もう
と用意をした絵本ですが、出番はありませんでした
・
読んだ絵本が売れる?
7月に子育て支援センターでの絵本らいぶ
をしたときに
本番では読まなかったのですが
終了後持って行った絵本を保育士
さんたちが手に取り読み始めました
すると
「涙が出てくる」
とおっしゃる人が次々に現れて
ではと、歌付でご紹介しました
そしてこの絵本はぜひ買いたいです
となり、うれしい出来事がありました
そして3ヶ月たち再度こちらの支援センター
での絵本らいぶに行ってきたら
早速ご報告がありました
何と皆さんで6冊お買い上げいただいた
とのことでした
ひとつの施設にお務めになっているかたと
開催のきっかけを作ってくれた皆さんです
こうして自分が紹介した絵本が世に広まる
ってうれしいですね
作家さんではありませんが
うれしさ一杯の一時でした
・
高校生に絵本はどうなのか?

絵本は子どものものだけではない
と繰り返して話しています
しかし実際は世の中は
「絵本って子どもに読むものだよね」
と思われています
それはなぜでしょうか?
たぶん
絵本は大人には読んであげないし
大人も自分では読まない
小学生になれば文字が読めるから自分でも読める
などなどが、至極当然のように言われ続けていて
まして誰も
中学生や高校生に絵本を読んであげよう
などとは言ってこなかっただけではないのでしょうか
だから声を高くして言ってます
中学生にも高校生にも絵本を読んであげましょう
数年前から保育士をめざす専門学校で絵本授業
を行なっています
ほとんどが高卒の学生さん20歳の皆さんです
みんな楽しく、授業で絵本を読んで、読んでもらってます
そしてこのたび初めて高校三年生のクラスでの
絵本授業をする機会に恵まれました
面白いコメントは
良い意味で想像と違った
絵本なのにおもしろかった
思った以上に面白かった
特に深い意味ではないのかもしれませんが
「絵本なのに」とのフレーズです
自分も15年前まではそう思っていました
絵本なんかこどものものでつまらない
絵本なんか教育熱心な親が読むものだ
などと思って近づかなかった身です
知らなかつたのです、絵本の本質を
自分と同じように絵本の楽しさを
知らない人がいるのでは
そう思って今があります
たぶん、中学生・高校生は絵本とは一番
縁遠い位置にいるかもしれません
彼らも近い将来は親になるかもしれません
その時にはわずか一コマの授業で知ったであろう
絵本を読める人になっていてほしいと願うのです
・
No996 南魚沼市 支援センターでの絵本らいぶ
ストーカーとの七00日戦争
文筆家の 内澤旬子 さんが自らの
ストーカー被害体験を書いた
ストーカーなどには合わないし
自分には関係ないとほとんどの人は
思っているがネット社会となった今は
いつ自分が被害者や加害者になってしまうか
わからないとある
物書きなのでとかく難しくなりそうな
弁護士・警察・検察などでの対応が
自身の体験なのでわかりやすく書いて
あり、むろんそんな事にはならない方が
良いのだがHOW TWO 本のごとく読める
止めることができないストーカーは
一般には知られていないかもしれない
一旦ストーカーに遭ってしまうと
被害者側が圧倒的に理不尽な思いを被る
ことになりその被害は加害者が世にいる限り
消えない事になる
体験記なのでリアル感があり読みやすい
ただでは転ばないなんていうと被害者に
失礼だが「岩盤に穴をあける」とあるように
書いて世に知らせめたことはさすが
印象深いのは
『言葉は、心を闇に突き落としもするし
闇から救い上げる一本の糸ともなる』
との言葉
あの時あの瞬間にあの言葉さえ発して
いなければ、違う言い方をしていれば
こうはならなかったのではと冷静に
自らの思いも吐露している
現代はSNSでほんの短い言葉でのやりとり
をするようになり、勢い感情に任せた
言い方にもなりやすい
気づかないうちに自分がストーカーに
なりかねないともある