「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
公式ブログにようこそ!
絵本講師として絵本講座・
絵本らいぶ・講演会を行っています
お家で毎日親子が絵本を楽しむ方法や、
絵本は子どもだけでなく
大人も楽しむ事ができます

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絵本楽語家 福島はるお

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個人宅で絵本講座

2017-06-11

絵本の事を知りたい

世の中絵本どのように捉えられているのか

子育てに絵本はどう使うのか

そんなお話を「絵本講座」として各地で開催してもらっています

ただその講座に参加したいが、スケジュールが合わない

自分の知りたいことを教えてもらいたい

とのご要望で「絵本講座個人版」と言うものを行っています

個人宅やカフェーでマンツーマンでお話をします

今回は友達とお二人で受講いただきました

レジュメはありますが疑問・質問・ご意見に答える形で

お話をさせいただいています

絵本講座個人版のご依頼お待ちしています

行政様・保育園保護者向・保育士様向・司書・教職員様

などの多数受講生向けもご依頼お待ちしています


この絵本きもい・・・?

2017-05-18
 

ないた
ないた [大型本]

年長の子ども達に 絵本を読んでいると

だれかが「きもい・・」「わけわかんなーい」と言った
 
すると数人がそれに続きます
 
 
もちろん子ども達はその絵本が本当にきもい訳ではなく
 
覚えた言葉を使うチャンスがきたので言った
 
とのことだと思います
 
 
自分の基本スタンスは
 
絵本を読んでいる時に聞き手が今回の様なことを言ったり
 
騒いでも問題にしていません
 
「絵本を読んでいる時に『きもい』などと言うな」
 
 とも思っていません
          
思うに親子で日常的に絵本を楽しむことが
 
出来ていたら
 
ここでその言葉は登場しないのではと考えています 
  
 ひとつのクラスで月に一回絵本を読んでいると大体ですが
 
    家で絵本を読んでもらっている子どもと

読んでもらっていない

子どもの違いは読みきかせ時に分かるようになりました
 
 絵本を見る姿勢(姿・形でなく) 
 
集中度               
絵本の世界を楽しもうとする気持ち
              
などが違うのです
 
子ども達は絵本を読んでもらうと、絵の隅々まで良く見ています
 
大人だと見過ごすような小さなものまで見つけてくれます
 
集中力そして絵を見て思う力、想像力は天才的です
 
絵を見て自由な発想で絵の世界に入ってくれます
 
 
でも「きもい」「訳わからない」との言葉を発した瞬間に
 
想像力の扉が音をたてて閉まってしまうのではと思っています
 
なぜならば、その言葉を使うことで、対象を拒否してしまうのかなと
 
考えます
 
 
子ども達はそれらの言葉をどこで覚えているのか
 
考えるまでもないでしょうね
 
絵本は想像力の宝箱です
 
子ども達に読んであげることでその世界を存分に
 
楽しむことが出来ます
 
 
親子でその宝箱を日常的に楽しむことが出来るならば
 
たぶん絵本を読んでいて
 
「きもい」は出てこないのかなと思います
 
お家で絵本、ぜひ読んで欲しいです
 
 
画像の絵本は文章とは関係なく気分は、ないた、てなことです
 
 

つくば市で絵本講座

2017-05-13
茨城県はつくば市での絵本講座です

土曜日午前開催なので前日入りをしました

主催者様と夕食を兼ねて打合会をしましたが

この時の話が筑波での大きな話題となりました

ご存じの昔話「したきりすずめ」の話は

実はおじいちゃんと女雀の不倫物語で

それに気がついたおばあちゃんは雀の舌を

切るという暴挙に出てしまったと言う

ズブズブの話でワイドショーならば各局入り乱れて

のニュースになる話、と言うことです

翌日を控えているのですがこの話のインパクト

が強くて夢に出てくるくらいでした

詳細が知りたい方はぜひつくばに行ってみて下さい

そんな前夜祭とは打って変わり雨の中多くの皆さんが

受講してくれました

親子さんや乳児をつれたパパさんもおいでいただき

看板に「絵本で子育て講座」とあるのでなるほどの

参加者の顔ぶれとなりました

参加者の皆さんは察するところ絵本にはそれなりに

造詣のの深い皆さんのようですので

絵本の置かれている立場と実態を福島の経験

を語らすと通してわかったことを中心にお話を

させていただきました

アンケートをいただいて許可をもらった方のものを

抜粋で紹介します

【絵本を読むのに興味がない大人の方々も

「ちょっと絵本を読んでみようかな」

と思えるようなきっかけ作りをしてくれる話】

(Y・Mさん)

うれしいですねーまさに自分の言いたいことを受け止めて

もらっています、この事が自分の役割と自覚をして

絵本講座として話をしています

他のアンケートにも似た感想が多くありました

言われてみれば、そーなの?と思うような話を

しているのですが、言われて見ないと気づかない話です

保育士さんや各所で絵本を読んでいる皆さん、図書館

にお勤めの皆さんなど絵本に関わっている人が多い中

熱心に聞いていただきありがとうございました

画像は主催者の「えほんや なずな」の店主さんと

終了後のハイタッチと「えほんやなずな」店内でのコマです

主催者様 大変お世話になりました

ありがとうございました

講座で紹介した絵本は

 


読みきかせボランティアをしているのは

2017-05-07

パパがやいたアップルパイ
パパがやいたアップルパイ [ハードカバー]

我が家の前にあるバス停で保育園から帰る子どもが二人

お母さんとバスを待っていました

その子どもの一人が向こうから

「あーふくちゃんだー」

と声をかけてくれました

そんな光景に出会うのは

自宅の近くにある保育園に週一回年齢別クラスをまわり

絵本を読んでいます

「読みきかせボランティア」と言うものををしています

世の中には「読みきかせボランティア」さんがたくさん

いらっしゃいます

そしてその活動をする理由は皆さんそれぞれだと思います

でもこれから読みきかせボランティアをしてみたい

と思う人はなぜ自分はこれをしたいのか

と言うことを明確にしておかないといろんな事に

悩むことになります

どんな絵本を読むか

一歳児と五歳児ではどんな絵本が良いのか

では小学校の一年生と六年生ならば

親子向けならば、大人向けならば

それぞれどうやって読むのか

などと言った疑問がが次々にやってきます

これは一つ一つ解決出来る説明があるのですが

最初に言った

自分がその場所で絵本の読みきかせをする理由

がはっきりしていればあまり悩むことはないと

考えます

自分の場合ですが

地域の保育園や小学校で絵本を読む理由はただひとつ

子どもたちと知り合うことが出来るからです

最初の光景の、こどもから自分に呼びかけてくれる

保育園に行くと二歳児さんが「ふくちゃーん」

と駆け寄ってきてくれる

小学生が下校時会うと声をかけてくれる

高学年は道路の向こうでひそそと

「あれ、ふくちゃんだよね」と話してこちらを見つつ

笑顔を見せてくれる

とのことで地域に住む大人の一人として地域の保育園・小学校

に通う子どもたちと顔なじみになれるから

自分は絵本を読んでいるのです

保育園児は両親など身近な大人以外の大人を知っているだけで

うれしくなります

そんな子どもたちと友達になれるので絵本を読んでいます

その事を第一に考えると読む場合の技術的な問題は

そう悩まなくても良いと考えます

保育園では子どもたちのクラスに入っただけで

歓迎されますし、学校では地域の大人が来てくれる

とのことで児童も見守られ感が出来ると思います

そう考えてもらうと絵本を読むことにあまり抵抗は

ないのではと思います

小学校の読みきかせボランティアを募集すると

皆さん一応に敬遠するのですが、こんな事を説明

すると、それならばやってみたいと思うかもしれません

絵本の読みきかせ

本当はだれでも出来ます

でもだれもが最初は尻込みする場合が多いです

絵本を読む意味を考えてみると良いかもしれません

画像はパパの焼くリンゴパイが地球の全てに

関わるという壮大なテーマな割には父と女の子

が主人公で絵が面白く

谷川俊太郎さんの訳がこれまた小気味良いです

本文とは関係のない絵本ですが読んでみて下さい

 

良い絵本講座とは

2017-04-23

七年前に突然「絵本講師養成講座」と言うものを受けて

 
『絵本講師』の看板をいただいた
 
その五年前に我が子にも読んだことがなかった絵本を
 
突然読もうなどとの暴挙に出て各方面・各人に出会い
 
絵本を読み続けることができた
 
 
そうすると欲もでて「講師」の文字に惹かれて
 
人様に絵本について話せるかなと
 
今にして思えば全く動機不純ではありましたが
 
まがいなりにも絵本講師となったのです
 
 
めでたく絵本講師養成講座を修了しましたが
 
ここではたと気がつきました
 
絵本講座って
 
どこで・誰に・どんな話をするのか
 
自分が修了した絵本講師養成講座では
 
その理念は教えてもらいましたが
 
HOW TO つまり
 
どんな話を組み立ててどの順番で進めるのか
 
などの絵本講座のひな形のようなものは
 
教えてもらいませんでした
 
 
これは修了したばかりの絵本講師さんに伺うと
やはり皆さん感じているようです
 
 
 
良い絵本講座とは・良い絵本講師とは
 
 
初めての絵本講座の機会を得たときに思いました
 
どんな話をしたら良いか
 
悩み出すと、とんでもない事をしようとしているのでは
 
 
などと正に眠れない日々を過ごすことになりました
 
 
そして出た結論は
 
自分に出来ない話はしない、出来る話だけする
 
 
まるで禅問答のようですね
 
 
つまり教科書で学んだ話はせずに
 
自分でそれまでの経験や体験で得た事だけを
 
伝えることにしたのです
 
 
自分の中で得たことなので実感がこもります
 
実感のこもった話は相手にも伝わりやすいです
 
この事を心がけてからは講座をすることにそう悩む
 
こともなくなりました
 
なんせ「自分に出来る話」だけすれば良いのですから
我が子にも読んだことがなかった絵本を
 
突然読み始めたことで様々な経験が出来ました
 
読む場所や対象も様々で、子どもたちだけでなく
 
保護者や大人・もっと大人の皆さん・異年齢・異世代
 
の人たちに最大90分間の絵本らいぶも出来るようになりました
 
 
これらの体験で得たことを絵本講座で話しているのです
 
これは教科書では学ばなかったことです
 
そんなことはだれもが経験出来ることではない
 
と言われると思いますが、自分の経験を話すには
 
そんな特別な話をするだけではないと考えています
 
 
絵本で子育てをお伝えするのですが

絵本講師は全国で1400人ほどいますがその中で
 
男性は恐らく一割もいないと思います
 
自分は希少価値の男性絵本講師・男が読む絵本
 
などと名乗っているほどです
 
 
絵本で子育てをお伝えするのはやはり子育て
 
世代の皆さんに伝える機会が多いと思います
 
それならば同じ目線の女性・母親・子育てなどの
 
話をするだけでも良いのではと思います
 
失敗や子育て中には分からなかった事なども体験
 
しているかもしれません
 
自分は残念ながら出産は体験していません(笑)
 
どうがんばってもこの話は出来ないのです
 
この話を絵本講座のネタに出来ないのはとても残念至極
 
に思っていますよ・・・
 
 
 
体験話9割・教科書話1割
 
 
これは自分の事ですが前述のとおり
 
自分が思った、感じたことだけを話すのが講座の9割
 
あとの少しを学んだことから話す、実際は学んだ事を
 
話すのはもっと少ないかもしれません
 
幼少の頃より勉強嫌いで授業は全く耳に入りません
 
これはちゃんと今でも継続していて講習・研修・講座
 
と名のつくものに参加しても耳に残らないのです
 
 
この特技がまさか絵本講師になって役立つとは思いも
 
よりませんでした、教科書で学んだ事は残らないので実践した
 
ことしか残りません、そしてそれを絵本講座で話す
 
そこで得た話をまた次の絵本講座で伝える
 
 
申し訳ないのですが自分が絵本講座をするのは
 
自らのスキルアップのためなのかと心配をしてしまう
 
ほどですが、今のところ福島の絵本講座に参加した人たちからは
 
お叱りがないので良いことにしておきます
 
 
絵本講師100人いれば100通りの絵本講座
 
どんな話をしたら良いか
だれに話せば良いか
自分の話でも良いのか
と悩んでいる皆さんがいたら心配無用です
 
自分の体験9・学んだ事1 の法則を少し覚えていて
 
もらうと良いかもしれません、そうすれば
 
100人いれば100通りの絵本講座が出来ることになります
 
それは究極の絵本講座となるかもしれません
 
なんせ誰にも出来ないご自分だけの話ですから
 
 
 
などと個人の思いを書いてみました