「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
公式ブログにようこそ!
絵本講師として絵本講座・
絵本らいぶ・講演会を行っています
お家で毎日親子が絵本を楽しむ方法や、
絵本は子どもだけでなく
大人も楽しむ事ができます

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絵本楽語家 福島はるお

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こどもの貧困

2018-04-28
 
 

「こどもの貧困にどう気づきどう支援するか」

自分の命を預けている診療所のご縁で
講演会を聞かせていただきました

その昔自分も参加していたサークル
に新潟大学の医学生だった小児科医
さん、今は長野県で小児科医となって
こどもの貧困問題にも取り組んでいる
とのことで新潟市講演会を
聞かせてもらいました

当時と変わらない人懐こい笑顔と
だれでもわかるような話し方で
こどもの貧困問題について話して
くれました

タイトルどおり
こどもの貧困については気づかない
人も多い、と言うか小学生の
6人に一人が相対的貧困世帯
で育っているなどとは世間一般的には
あまり思っていないかったようです

もちろん自分も知りませんでした
小児科医としてこの事に積極的に
取組その現状を各地で講演も
しているとのこと

問題解決は個人では難しいが
まずすべての人が現実問題として
気づいていくこと、そして自分なら
何ができるのかを考えていくことが
大事なことと気づかせてもらいました

小児科医が見つけたエホン・えほん・絵本
と言う書籍も出しており絵本にも造詣が深く
子どもたちを見つめる優しい目に
久しぶりに会い
良い講演会となりました


自分が進む道は

2018-04-12
NHKのドキメンタリー番組で
 
「失跡 若者行方不明3万人」
 
という番組があった
 
実親との対立で自ら
 
家を出てしまう若者が
 
多いとのこと
 
その理由が進路や勉強を
 
親からの過干渉なども
 
原因のひとつとされている
 
 
親の価値観を我が子に
 
押し付ける親だと
 
子どもは自分の人生
 
を自ら選ぶことが
 
難しくなる
 
 
こどもの価値観は
 
どうやったら広く
 
することができるか
 
そのひとつが
 
幼少のころからたくさんの
 
大人に接することが
 
大事ではとおもう
 
さらにその大人たちが
 
自分の価値観をきちっと
 
持った人たちであれば
 
なお良い
 
 
自分のことだが
 
20年前にある市民団体
 
に入った時に
 
そこにはそれまで自分の価値観
 
で計れない人たちが多くいた
 
正職を持たない(自分の意思で)
 
結婚しない
 
好きな道を行く
 
 
そんな人たちの集団だった
 
その人たちの考え方にふれて
 
自分もかなり価値観が
 
変わった気がする
 
 
いろんなことをしている人に
 
接することは自身の考え方を
 
変えることがあるものです
 
何とか子どもたちにも
 
そんな経験を早くから
 
させてあげることが
 
できたら良いなと思う
 
地域の保育園・小学校
 
に通ってせっせと絵本を
 
読むことも子どもたちにとって

他人の大人に接することになるのではと

考えると意義深いことだと
 
思うのでした

反面教師を学んだこと

2018-03-25

今朝の新潟日報です
子供の向けの紙面となっている
ものです

「教室ウォッチ」で算数を
とりあげていました
円柱について先生の授業
をレポートしています

なかなか楽しそうな授業で
こんな算数の時間なら算数
も好きになるだろうなと
うらやましくなりました

思いははるか昔の出来事に
なってしまいますが
自身が小学校の時の算数の時間
確か体積の勉強だったと記憶して
いますが何かが自分には理解できず
その時に先生がとった手段は

授業後わからない数人を
教室に残して1ミリ方眼紙
を切り抜き1センチのサイコロ
をたくさん作ってそれを重ねて
体積を理解させるということでした

1センチのサイコロを作ることは
小学生の手でつくるのは至難の
技で糊を着ける指はぐちゃぐちゃ
でサイコロを作るどころではなく
工作としても難しい事でした

1センチのサイコロは結局数個
しかできず体積を学ぶどころ
ではなく泣きながら作った事
しか記憶がありません

これで算数が嫌いになった
などといまさら言い訳には
しませんが

「教わる方法」には「教え方」があり
聞き手がわかる教え方ができて
初めて人様に自分の話が出来
るのではと今は考えています

「反面教師」という言葉を
目にするたびにこのサイコロ作り
の光景が浮かんできます

せめて今絵本のお話を人様に
伝える時には
だれでもが理解できる
ことを意識するようにしています

小学校の算数の授業を
受けたくなりました


個別相談は満足度が高いですね

2018-03-15
 
 

2日間続けて支援センター
での絵本らいぶを行いました

公立の施設と法人企業さん
運営の施設2箇所です

今回は絵本らいぶと
ミニ絵本講座と言うことで
絵本についても少しお話を
させていただきました

どちらの施設も2歳児さん以下
の子供たちとお母さん対象です
絵本らいぶという読み聞かせ?
で会場全体は盛り上がり
途中で話をいれたり

一旦読み聞かせ終了後
話をしたりのパターンです
両会場ともイベント終了後に
持ってきた絵本を自由に手に
してもらい、質問などある人に
は個別にお受けしています

実はこの個別質問時間が
参加者さんには一番良い
時間となっていると思われます

こちらがお話ししたことを踏まえて
普段疑問や何となくひっかかって
いることを納得できるように
聞いてもらえるからです

兄弟に同時に読んであげる時は
年齢の下の子どもに合わせた本を読む

小さい子どもには声をかけながら
親子で楽しく読む

絵本を勝手にめくったり
ベージ順に見ないのは
絵本は「絵」を楽しむものなので
ページ順に読まなくても良い

などなど聞いてみると
なるほどと思われることを
話しました

皆さん疑問が晴れるとすっきり
したお顔で「絵本を気軽に読める」
と話してくれました

こうやって知りたいことを
知りたいように
その人が普段思っていて
何となく変だなと
と感じていることを解消
できると、とてもうれしいです

多数に向けた絵本講座も良いのですが
こんな感じの個別相談は
子育て現役の皆さんには
とても良いかなと思いました

面白い二日間でした

画像は終了後ふくちゃんが
持ってきた絵本
「まめうしくんとこんにちは」
を一人を抱っこして上の子に
読んでいるお母さんです
とても良い光景ですね

 
 

授業料払っても

2018-03-06

 

半期15コマのみを担当
している専門学校の
卒業式後の謝恩会に出て
きました

前期担当なので卒業生
とは半年ぶりに会いました
「ふくちゃんの授業楽しかった」
「絵本が好きになった」

などと泣かせる事を言って
くれる人たちがおりました
絵本に特化した授業で
毎コマグループで自分の
選んだ絵本を読みあって
もらっています

それまでの人生で
あまり絵本に出会って
来なかった学生さんも
絵本の魅力に気がつくように
なっていました

隣の部屋では2年前に
担当した四年制クラス
の学生さんがいて
ふくちゃんを覚えていて
声をかけてきてくれました

いつかどこかで卒業生と
出会う時もあるかもしれません
数年経てば現場では
欠かせない人になっている人も
いると思います
楽しみですね

ひとコマだけの絵本講座
をお願いに行ったら
まさかの半期授業を
担当させてもらって
あたふたしたのですが
今は学生さんとの授業
時間は自分にとって
とても楽しい時間になって
います

なんででしょう・・ね
こちらも授業料を払って
講師をさせてもらいたい
くらいです
毎回自分自身が学ばせて
もらっている実感があるのです

だから楽しいのかもしれません
めでたく来月からまた
あらたな学生さんに
会えます
楽しみですよ

画像は謝恩会で同じ
テーブルの皆さんに読んだ
絵本です
みなさん「なんでやねん」
と盛大にツッコミを
入れてくれました