「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
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絵本講師として絵本講座・
絵本らいぶ・講演会を行っています
お家で毎日親子が絵本を楽しむ方法や、
絵本は子どもだけでなく
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絵本楽語家 福島はるお

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普通に絵本を読むおじさん

2010-11-12

 

とある保育園で絵本らいぶ終了後園長先生とお茶をいただきながら話をさせていただきました

「絵本らいぶをやってもらっている」と話すと他の園長先生にどんなものと聞かれるんですよね

「絵本を読んでもらっているんですよ」

「どんな人?」

「ふつうのおじさんです」

「じゃー絵本を読むのが上手なんですねー」

「いゃーうまいわけではないですね」「普通に読んでいますよ」

「???」

「うん、でも子供たちには人気もので玄関で見つけると、『ふくちゃーんと寄ってくる』」

 

などなどのやりとりがあったことを教えてもらいました
「普通に絵本を読むおじさん」・・このことはまさしく自分が常日頃思っていることです、絵本は本来だれでも読めるものなのでみんなが普通に読んでいいのです、と言っています

普通のおじさんが普通に絵本を読んでいるだけです、おかげさまで絵本らいぶを開催してもらったところから他の保育園を紹介してもらったり再度呼んででもらったり、年間を通して呼んでもらったりもしています、最近は読み聞かせグループからも開催してもらいました

絵本を読むだけです、上手いわけではありません、ただひとつ「絵本は楽しいものです」とのメッセージを伝えたいだけなんです、冗談で「練習をいっぱいすると上手になるので練習はしません」などと言っています

「普通に絵本を読むおじさん」自分には最大のほめ言葉に思えます、うれしいです


ついにミュージシャンに?

2010-11-03

昨年から絵本らいぶのギターを弾いてもらっているギターリスト「しんちゃん」です、最近冗談で「絵本らいぶを見限ってミュージシャンになった」としんちゃんに言っていたらいよいよ本格的になってきました
月に一回の定例ライブが夏から決まったと思ったら今度は何とプロのバックを従えて歌ってしまいました、ギターには佐藤克彦氏・ベースには渡辺茂氏そして実は本日の出演者のハーモニカ王子などすごいメンバーです
プロの人の奏でる音はとてもつくもなく心地よい音です、以前も新潟の歌い手達にこの人達がコンサートでバックをしてくれた事がありましたが演奏を聞いているだけでもすごい満ち足りた気分になりました
ステージに登るとみんな輝いていますねー素晴らしい!!!
でもしんちゃんは絵本らいぶもやってくれるらしいです、ありがたいことです


絵本の読み方とは

2010-10-03

絵本講師の交流会に参加してきました、その中での講演会で先輩講師の読み聞かせを聞かせてもらいました

先輩講師の講演はアナウンス・朗読などもされている人で普段言葉を発していてもその「滑舌」の良さで「ははーんその筋の人だな」と分かる発声の仕方です、その仕事故か講演も発生練習や声の出し方などを実演を含め教えてくれました

「絵本に読み方の決まりはない」どんなふうに読んでも、声が悪くても、極端な言い方ですが「風邪気味の声でも」自分のこどもに読むときは普段の声で普通に読めばいいのです・・・・
などと言っている「ふくちゃん」としてはこの発声練習のようなものにふれる度に思うことがあります


むろん大事なことで不要のものではないと思っています、しかし世の中の普通の人がわが子に絵本を読んであげたいと思ったときに、このような訓練をした人達の絵本を読む姿を見た時に大いなる誤解を生ずるのではと考えています

絵本を読むのは難しい・・・と言う人達の意見を聞く機会がありその理由を聞くと大抵の人が「あんなに上手に読めないから」と言います、その「あんなに」がまさに発声の仕方などを訓練した人達が絵本を読んだり朗読をするのを見たり聞いたりして、それがお手本だと思ってしまっているのです


こどもが絵本を楽しむときは言葉がわからくても絵を見て楽しむことが出来ると言われています、この逆もありえるなと思い講師の方が絵本を読んでくれた時、自分の知らない絵本だったので後半は目をつむって聞かせてもらいました、そしたらその見事な発声・読み方でそのページの情景が見えるがごとく浮かんできました

そればかりかその話にすっと引き込まれてしまいます、見事としかいいようがありません、かなり長い実績がある人なので、その技術はやはりすごいものがあるのでしょう、これを普通の人が見たらやっぱり「自分はこんなふうに読めない」と思うのも当然だと思います


こどもに絵本を読むことが普通のことにならない世の中だと思っているので、この理由のひとつに「専門的な訓練をした人達の活動」をあげたいと思います、その人達の絵本の読み方がスタンダードだと誤解されないようにぜひ配慮をお願いしたいと思うのです

俳優・声の職業人などが絵本を読むときは「自分は特別な訓練をしたのでこうなふうに読みます」でも絵本ってこんなふうに読まなくてもいいのですよ・・・なんてことを説明してあげてもらいたいと願う次第です

「訓練をした人達」がどこそこで不特定の人達に絵本を読むときにそんな配慮ができるかどうかですが、実はその事が「絵本」をどんなふうに考えている人達なのかがわかることになるのではと思います。


長谷川義史 新潟ツァー

2010-09-20

世の中三連休ですが絵本で楽しい事が続きました
18日は絵本作家「長谷川義史」さんを迎えて「読み聞かせセミナー」の一こまで講演会をしました、新潟空港で長谷川さんをお出迎えです、先週新潟で公演をしたばかりなので二週続いて新潟に来てもらいました
今回長谷川さんにおいでいただいたのは、昨年別件で新潟ツァーをしてもらった時の打ち上げて
長谷川さんから自分の絵本に対する思いを聞かせてもらいとても感激したことがありました
最近はこどもさん向けの絵本ライブが多くなかなか絵本への思いなどの話をする機会がないとのことで、ぜひ来年新潟でお願いします・・・とのことで早一年その願いが実現したのです
今回の講演会は子供さんは数えるほどしかいなく、セミナーの受講生と一般参加者の皆さんです
「おじいちゃんのおじいちゃんの・・・」の話から入り、その話だけで40分を過ぎるほど最初から熱い思いのたけを話していただきました
その絵本が出来るまでの経緯、そして絵本を読んだもらったり、歌ありで会場は笑いあり涙ありと絵本作家さんの講演会としては実に内容のある講演会となりました、その後の打ち上げでは、まさかあの人が泣くなんて、と言うほど一同大感激、とても良い講演会をさせてもらいました
翌19日は新潟県小千谷市図書館での絵本ライブです、会場まで車で送っていきました、400名くらいの親子でぎっしりです、前日とは打って変わって子供達も楽しめる絵本ライブをたっぷり90分間、これまたさすがと思わせるものでした
画像は新潟市の講演会、中は小千谷市図書館ホール入り口にびっしりと貼ってある塗り絵です、図書館の講演会に対する気持ちがこう言うところに現れています、館長始め職員が一丸となって絵本ライブを支えていました
画像下はずらりと並んだ公演後のサイン会です、90分公演のあと90分かけてサイン会をこなした長谷川さん、すごい体力と気力です、さすがです二日間の違ったタイプの講演会を見させてもらい、こちらも刺激をいただきました
翌日は東京公演とのことでご自身がとった、よさげな温泉宿にお送りしてサヨナラとなりました
ぜひまたおいでいただきたいと願う次第です


熱心に絵本を学ぶ人たち

2010-08-26

画像を見てピーンと来た人はかなりの絵本好きです、この絵本郡は絵本作家「長谷川義史」さんの絵本です
今日から始まった絵本セミナーステップアップ講座」で講演をしていただく長谷川義史さんの絵本です、代表権限で資料として受講生に貸し出しをする絵本を購入しました30冊同じ作家の絵本が揃うとかなり迫力があります、中には紙芝居や単行本もどきもありますが画像には写っていません
そして30人の受講生がこの日から絵本について学んでいきます、初日の午後にはグループに別れてそれぞれの活動の紹介や悩みなどを話し合い「絵本活動の現状」をそれぞれ認識しあってもらいました
自分もグループの中にはいり話を聞かせてもらいましたが、みんな普段の絵本活動に対ししていろんな思いを持っています、これだけ絵本について考えている人たちがいることに心強さを感じました、なにより同じ思いをもった人たちと時間を共有するということは、とても幸せに思います