「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
公式ブログにようこそ!
絵本講師として絵本講座・
絵本らいぶ・講演会を行っています
お家で毎日親子が絵本を楽しむ方法や、
絵本は子どもだけでなく
大人も楽しむ事ができます

絵本らいぶ・絵本講演会・絵本講座の質問
ご依頼など下記の電話又はアドレスにお願いします

絵本楽語家 福島はるお

ご依頼・お問い合わせ

初めての

2005-08-14


お盆休みですが特に変わった事のない休みを送っていますがそこは読み聞かせを志す者としては虎視眈々とその機会を伺っています、そしてついに餌食が、いやサンプラーが、いやいや初めての読み聞かせを聞いてくれる人が現れました。
実家への帰省に小学一年の女の子が姪の母親と共に来ると言う情報をつかんだので図書館で10冊の絵本をセレクトして借りてきました。
はやる心を抑えながら実家にいくと何と彼女等は買い物に行って留守とのことでした、所在なげに兄とビールなど飲みながら、かといって酔わない程度にセーブして待つ事に時間戻ってきました。
しかしいきなり「絵本を読んであげる」では大人げないので? テープルの側にさりげなく10冊の絵本を置いておきました、食事の支度をこんな日に限ってかどうかわかりませんが母親と一緒にテーブルに運んだりしてなかなか絵本を見つけてくれません。
ついに親族一同の食事が始まってしまい、さすがにこらえきれず「食事が終わったら絵本を読んであげる」と彼女に言いました。
こんな時に限り子どもの好みそうなメニューたっぷりのテーブルなのでこれまた待つ事30分、食事が終わったのを合図に彼女に好きな絵本をえらんでもらいました、各種持って行ったのですが、やはり定番を選んでくれました、知っている本ということで「ぐりとぐら」を読んであげることになりました。
突然自分の前にちょこんとすわりすっかり「お話聞くモード」の姿勢をとったものですから「おおー聞き慣れているなー」などと多少ビビりましたがそこは読み聞かせ実習の成果を試す時がやってきました。
少しつっかえたところもありましたが、無事終わり母親からは 拍手がありました、当の子どもは特に何のアクションもなかったのですがここは教えのとおり特にコメントを求めずさらに次の本の要求もなかったのであとは彼女の遊び相手をしてあげました。
親族一同には特に読み聞かせ講座の話もしてなかったので多少のコメントを期待(上手いねーとか)していたのですが特には感想もでませんでした。
しかし縁者とはいえ講座以外で初めて絵本を読む事ができました、少し満足です、願わくば正月に会う時に絵本を読む機会を彼女が作ってくれる事を祈るばかりです。
うーん 良いお盆かも・・・・


地域FMで

2005-08-08


知人がパーソナリティーをしているコミニュティーFMの番組に収録出演をしてきました。
おやじの絵本読み聞かせのブログを見て「変なおやじ」てなことで依頼が来たようです、講座のことなどを話してきましたが、パーソナリティーの人も「読み聞かせは」はまず選書から始まるてな話には驚いていました、自分もまさにそうでしたが「読み聞かせ」を学ぶと言うことは技術を教えてもらうと思っていたようですが、その本が子どもたちに適しているかと言う「選書の目」をまず学ぶ・・・結構新鮮な驚きのようでした。
さーこうなると本当に現場に出なければならなくなってきました・・・


講座は終われど

2005-07-29


今まで毎週一回読み聴かせ講座に行っていたわけだが、考えてみたら仕事の講習会でも二ヶ月間に及ぶものはなかった気がします、さすがに平日の午前に仕事をやりくりしての講座は結構大変でした。
その期間自分の部屋のテーブルの上には常に絵本が載っていました、いつかこの本を子ども達の前で読む日がくるのかと思いながら。
ところが講座が終わったらやはりテンションは落ちるもので机の上には絵本が消えて換わりに図書館でかりてきた小説があります、講座主催図書館で秋には実際子ども達の前での読み聞かせ実習がありますが、それまでには現場はありません、何とかそれまでテンションを保ちたいものですがどうしたものか・・・・


私はこうして本が好きになった

2005-07-22


今でも絵本を含め本にどれほど親しい生活をしているかと言うと人様に言えるほどの読書好きではありません、幼少のころは今では「コミック」などと、はいからな名前ですが「まんが本」に熱中していて月刊誌・週刊誌
を小遣いを全てつぎ込み読んでいました、当時活字の本は自分では読んだ記憶がありません、かろうじて小学校の担任が朝学級で読んでくれた「十五少年漂流記」が記憶に残っているくらいです。
そんな自分が活字本を詠み出したのは脱サラしてまもなく今で言う「引きこもり」のような状態になってしまったことがありました、まだ独身で1人でアパート暮しをしながら開業をしてそれなりに順調に行っていたのですがなぜか突然虚無感に襲われて仕事に出れなくなったのです。
1日部屋に閉じこもり、することもなかったので本でも読むかという事になり、しかし何を読んでいいのか分からないので当時流行っていた角川映画の原作本を何冊か買い込み読み出しました、「人間の証明」「野生の証明」など映画を見ていたので登場人物などがイメージしやすく、分かりやすいものだったのかすぐに読み終えてしまいました。
それに気を良くして「白い巨塔」を読み始めたらとにかく面白くて一気に読んだものです、そこで知ったのですが、それまで活字に縁がなかったのは自分が面白いと思う本を選ぶ術を知らなかったからだと気がつきました
それ以後は原作本を読み続けその作者の他の作品とか、いわゆる「ベストセラー」のものを選び読むようになりました。
ネットで地域図書館の蔵書を検索・予約が出来るようになってから初めて「図書館」に行ってみて驚きました、何とハウツウものから週刊誌、それまで自分で買っていた趣味の本がたくさんあるのには本当に驚きました
しかし当時開館時間は平日17時までと、どう考えても仕事帰りの人が利用するところではないと思い地元紙などに開館時間延長を訴える投書などをしたところ思いを同じくしている人たちがいたと見え現在は19時までになり何とか行けるようになりました。
それからはもっぱら図書館を利用するようになり蔵書にないものは希望をすると買ってくれると言う民間には考えられないサービスを使っています
税金はいばるほど払っていないのに自分のために購入してくれるなんて夢のような話です、書店業の人達には申し訳ないと思うほどです
本を好きになるには早く自分にあった本に出会うことが一番と考えます


講座最終日

2005-07-21


ど素人が絵本の読み聞かせ講座を受講して二ヶ月、いよいよ最終日となりました。
今日は自分の好きな絵本を受講生の前で読む「読み聞かせ実習」の二冊目です「ろくべえまってろよ」を読みました、先回「おれさまはネコだぞ」で選書の不適格を講師より指摘されたので今回は図書館推薦書になっていたものを選びました。
だいぶ緊張していたと見え講師のコメントは「普段は違う話し方」ですよね・・・と言われました。セリフ部分や地の文の読み方がおかしかったようです、本を決めてから二週間以上あったのに練習したのは3回くらいと練習を怠ったのは否めません。
文字を見なくても読めるくらいに練習をしないとダメとの講師の言葉には納得いたしました。
講師の閉めの挨拶で「絵本に対する考え方」はあくまで自分の考え方なのでいろいろある中の1つとして捕らえてもらいたいと述べました。
そんな風に言ってもらえるなら初日に言って欲しかったなーなどと思ったのですが、最後に説明したのも何か意味があっての事なのかもしれません
ともあれ読み聞かせ講座は無事に終了しました、今後は図書館で受講生によるこどもたちへの読み聞かせ体験があるようです、九月にまた打ち合わせのため集合します。
この二ヶ月間はほんとに知らないことの体験に戸惑うばかりでしたが「絵本」の楽しさをほんの少し分かった気がします、これもネットの皆さんに支えていただいて出来たことと思っています、この場でお礼を申し上げます、ありがとうございました。
今後は読み聞かせ現場への挑戦と続きたいと思います。