「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
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絵本楽語家 福島はるお

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蝶々結び

2021-05-15

散歩用の紐がついている靴をはく時に時々思い出す

蝶結び(蝶々結び)を自分に教えてくれた人を

記憶によれば小学校低学年、恐らく1・2年生の時

だったと思うが

それまではズック紐を結ぶのは男結び?

(違うかも)簡単に結べるが、ほどきづらいやり方

しかできなかった、この結びは誰に教わったのか

自分で適当に結んでいたのかもしれない

記憶にはなかった

小学校でのある時、隣で靴紐を見事に蝶結び

をしている男の子がいて、彼にそのやりかた

を教えてもらった

その蝶結びは今でもその方法を使っている

他の蝶結び? 動画とは違う気がするが

とにかく今も彼に教えてもらった方法を使っている

蝶結びといえば自分はこれしか今でも知らない

なぜ覚えているか

学年が進むごとに彼はどうも普通の人とは

違う面があったからだ

今でいえば発達障害だったのかもしれない

教わったのは蝶結びだけではなく

彼の家に遊びに行った時に

兄の持ち物と言っていたギターを持ち出して来て

ある曲のフレーズの一部を弾いてくれた

これがきっかけで自分もギターに興味を持った

後で知ったがその曲はほぽ開放弦だけで

弾くことができた曲だったようだ

そんな彼が亡くなったと人づてに聞いた時は

そんな思い出が蘇り、今でも靴紐で思い出す

彼には当時ちゃんとお礼を言ったのか覚えていない

いまもその蝶結び、使っていますよと

今更だがお礼を言いたい

自分は蝶結びは家族に

教えてもらえなかったのか

今は何歳でだれに教わるんでしょうね


健康で文化的な最低限度の生活

2021-05-09

新潟市地下街 よろっとローサでのトークイベント

「生活保護」「身寄りなし問題」を聞いてきた


コミック原作でテレビドラマになっていた

生活保護受給者とその申請を受け付ける窓口

でその部署の様子がこのコミックで一部知る事ができた

一般的には、自分もそうだと思うが

生活保護という言葉には何か特別な意味が感じられ

それを口にする時は声のトーンが低くなってしまう

よく聞く事で生活保護を受給するには個人の財産

持ち家や車は持っていてはならない

というものは、必ずしもそうではないとのこと

年金やアルバイトなどの収入があっても、ある水準

に達していなければ差額を受給できるなど、知らない

ことだった、そして「生活保護」は悪いことでは

ないという話はとても印象的であった

長く市役所の生活保護の部署にいて、今は大学で

教鞭をとっている人の話はとてもわかりやすく

理解しやすく、それまで持っていた「生活保護」

の自分の偏見が少しはなくなった気がする

その中で紹介された画像のコミック

生活保護とは

「文化的な最低限度の生活」は一体どのような

ものなのか、気になった

文化的と最低限度の生活という言葉が自分の中

ではイコールにならない

たぶんにお役所言葉の雰囲気を感じるが

ここで「文化的」などという表現を持ってくること

自体に誤解を与えてしまうのではと思う

文化的=ぜいたく

てなイメージを想像してしまう

国民のみんなが幸せになると自分も幸せ

になる、との発言者の言葉がもやもやを

吹き飛ばしてくれたトークイベントだった

新潟日報にも取り上げられていました


法はだれの味方か?

2021-04-05

【サンドラの小さな家】

DV夫はその父親のDVを見て育った

その父親から母は逃げる事ができず

息子がまた父親と同じくDVをしていることに

何もいえずに今日まで来てしまった

その息子と結婚をして妻は

DV夫から親子で逃げた妻は二人の娘

と何とか生きていくが

子どもを夫に定期的

に会わせる事が自身のPTSDになっている

面談権利を訴える夫に判事は

法的な見解を述べるだけ

法律はいつも正しく弱いものに

味方をしてくれるとは限らない

親子が住む家を自分で建てたいと願う母

土地を提供する人や

建築をボランティアで手伝う人たち

これら善意の人たちの手で家が完成し

そのパーティーの最中事件は起きた

皮肉なことにその事件のせいで

親子は平和な日を送れるようになったのかも

しれない

DVの連鎖は何ともいたたまれない

父親の暴力をみて育った子はだれが

救ってくれるのか、どう救えば良いのか

逆説になるかどうかわからないが

我が子に自然に絵本を読むママに

聞くと、自身も親御さんに絵本を

読んでもらっていた、とする人は

多いようです

日常的にお家で親子が絵本を楽しむ

事が当たりまえになれば、本作のような

子どもが少なくなるのかもしれません

自分で家を作る

夢のような事ですが


「普通」とは

2021-03-22

映画 「まともじゃないのは君も一緒」

何とも刺さるタイトルですね

毎日朝ドラでお目にかかっている

成田凌さんと

NHKドラマ「透明なゆりかご」で印象深い

清原果耶さんの出演です

数学オタクの予備校講師とその生徒

先生は

空気読めない

相手の気持ちを理解できない

普通・ふつう・フツウ

という言葉が苦手

それを男女の恋愛を通して指南する生徒

普通がわからなかった先生も女性と近づく

ために段々と「普通」を手に入れることになる

何とも楽しい映画です

コミュニケーションが苦手な数学オタク

「普通」に戸惑います

もちろんここで言う「普通」はその周囲の

人が自分の価値観で言う言葉です

社会で言う普通とは例えば右倣え志向

と言えるかもしれません

少し変わった価値観を持っていると

普通ではないと言われる場合があります

個を認める社会とは言いがたいかもしれません

コミニケーションが苦手な人も

ある分野ではできるかもしれません

そのことを認める人や周囲に恵まれるか

どうかが当事者の生き方に関わると

思われます

本作では「普通」は男女の恋愛で克服?でき

コミニケーション能力もつくことになります

指南役にはこんな女子高校生がたくさんいると

良いかもしれませんね

コミュニケーションが苦手な人はぜひ

ごらんあれ(笑)


絵本を学ぶみなさんと

2021-03-14

一昨年ににいがた絵本セミナー開催で
大変お世話になった
「佐渡こどもと絵本をつなぐ連絡会」の皆様
のお勉強会にドタ参加させてもらいました
ジェットフォイルに乗るのも二年ぶりです
行きは波が少し高く揺れたのですが
帰りはほとんどゆれず快適な旅の往復二時間
でした
近年は絵本の勉強会や交流会に参加する
機会が減ってきているところに昨年のコロナで
全くなくなりました
絵本に関わる時間も激減した中佐渡の連絡会
の皆さんの熱意のおすそ分けをいただきに行きました
突然の参加なので滞在2時間と残念でしたが
雰囲気は十分に味わってきました
次はちゃんと予定を組んで参加したいです
佐渡の皆様 ありがとうございました