絵本の読み聞かせが辛いのはなぜか?
画像は ABEMA TV の動画を静止画にしたものです
本日の yahoo ニュース でとても興味ある記事が
でました
読んだところで大きくうなずきました
「やっとこのようなことが話題になったか!!!」
と叫びたくなりました
そのわけは
絵本講座や読み聞かせイベントで
子育て中のママさんからは似た声を以前より
聞いていました
読み聞かせは難しい
どんな絵本を読めばいいのかわからない
読み方はどうしたらよいのか
登場人物の声は使い分けるのか
抑揚(この言葉も業界用語ぽい)を
つけるのかつけないのか
読み聞かせに適した絵本ってどんなもの
などなどの声は何年たってもなくなりません
自分が絵本の読み聞かせの世界に入って
15年たちますが当初から現在もママさん
からはこのような声を多く聞きます
最初に結論を言います
なぜ読み聞かせが辛いのか?
答えはシンプルです
【わが子への絵本の読み聞かせが楽しくないから】
(楽しくないから辛いのですが)
え〜そんなことはないよ楽しいよ
と言われる方は多くいらっしゃいます
が・・・
そのような方は読み聞かせは辛くないでしょう
ではなぜ楽しくないのか
読み聞かせの教科書みたいなことが
世の中一般に広まっているからです
以下に書きますね
自分がこのブログを立ち上げた当時に
感じたことは
「絵本の読み聞かせの世界とは
なんとマニアックな世界」だと
言うことです
愛好家というのかどうかはわかりませんが
絵本の好きな人たちが、
その人たちだけに通じる思いを共有して
それを教科書のごとく敬い、広める
活動に邁進している
「限定循環型社会」だと言うことです
全く個人的な感想です
何を言うのだ
とおっしゃる方には申し訳ありません
ABEMA TV の女性アナウンサーさんも
「読み聞かせは難しい」「登場人物の声の使い分け」
はどうしたら・・・
のような発言をしていました
これがまさに
「絵本の読み聞かせ」の世界なのです
世の中の「絵本の読み聞かせ」というもので
混同されているものがあります
(1) 多数の聞き手に一人の読み手が読む
(いわゆる読み聞かせ会)など
(2) 家庭で父母・祖父母がわが子や孫(複数もあり)
に絵本を読む
この(1)(2)がごちゃ混ぜで世の中に「読み聞かせ」
というものが知られてしまったのです
具体例述べます
アナウンサーを職業としているママさんが
仕事でテレビやラジオで読み聞かせをする
時は世の中に知られている「読み聞かせ方」
をしている場合があります
活舌よく抑揚をつけず・めくり方が美しくなどです
しかしそのママさんもお家でわが子に読む場合は
そのようなスタイルはとらないと思われます
というか、そんなことには気を使わずに
親子で絵本を楽しんでいると思われます
なぜか
お家で親子で絵本の時間は
絵本を使って親子が楽しい時間を過ごす
ためなのです
そこには
「決まりごとは必要ありません」
何度も同じページを見たり
逆から読んだり
文字のないセリフをつけ足したり
しても問題はありません
要するに
お家で親子が絵本を楽しむときは
何でもありの世界でよいのです
ひたすら楽しむために絵本を
使いましょう
福島データでは
子育て現役の世帯で日常的に
わが子と絵本を楽しんでいる世帯は
20%前後と言っています
よって八割の子育て世帯では絵本は
日常的には登場しません
今回のABEMA TV の 9割が
辛いと言ってても不思議ではないのです
お家で絵本は気軽に読みましょうね
絵本らいぶ No1040
月一回開催の蒲原食堂です
子どもたちがお休みではない
月曜日なのでランチを食べに来るのは
大人の皆さんです
これが面白い
常連の方がいてこちらが読む絵本を
解説してくれます
これがまた的を得た解説で楽しい
なーるほど、と感心すること多々あります
さらに絵本らいぶがあるということで
この日に来てくれる人もいて絵本ファン
度の濃さを見せてくれます
お客様同士が絵本について意見交換?
をしてくれるときもありますよ
今日は開始前に親子で絵本について
一言二言お話をさせてもらい
ミニミニ絵本講座の雰囲気もありましたね
絵本講座といえば今日ビック情報が
ありました、まだ内緒よ
絵本楽語家 絵本リスト ブログはこちらに移動して
統合いたしました
これより以前の記事 No 1032から N0 0001 は
二次需要書店で買った絵本
二次需要書店で買いました
お得感満載のお値段でしたが
画像のamazon クリックしたら
なんともっとお買い得てすね
この絵本の価値ってそうなんですか
14年前に出版されています
ほぼ新品状態でしたよ
ここにくるまでにどんな道を
歩いてきたんでしょうか
オノマトペ
ガタンゴトン・ジャージャー
など赤ちゃんが好きそうです
大人も好きだっていいんですよ
この絵本を見つけて思いつきました
絵を見てどんな音をイメージ
できるか、楽しそうです
絵を頭の中に動画にして見ると
音が聴こえてきそうですよ
絵の遠くに聴こえる音もあります
そう考えると、音って面白いです
絵を動画にイメージしてオノマトペ
いいんじゃないですか
「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』
お盆休暇につきGAYOで無料映画鑑賞
に努めています
手に負えないクラスを持つことになった
担任がある提案をします
「アウシュビッツ」についての
発表会を提案します
当初気乗りしなかった生徒は
担任と司書の導きで段段と
クラスがひとつになり
最後はなんと・・・・
というお話です
教える・学ぶではなく
どうしたら興味を抱いて
くれるかという先生の熱意
それを的確に助言して
存在を示す司書さんには
憧れを覚えた
こういう先生と生徒もいる
んですねー 面白い作品です
余談ですが、生徒がひとつに
なる場面とラストの感動シーン
で、ドビッシーの「月の光」が
BGMとして使われていました
暗闇から漏れる月の光をイメージ
して使用されたのでしょうか
生徒たちは雲をはらってやれば
月の光になれるんでしょうね
この先生は何と幸せな
先生ですね
話は変わり
中学の時の通知表が五段階
評価でほとんど「1」と「2」
しかなかった身にとっては
この手のお話に出てくる先生
を見ると己の無能を棚に上げて
先生との出会いに恵まれなかった
などと今でも嘆いています
おかげというか、相手に思いを
伝える、ということには社会に
出てからは気をつけるようにな
りました
自分がわかれば相手も分かるわ
けではなく、相手が分からなければ
伝えたことにはならない
などと常に思っています
勉強とは
「学んだことを知らない
人に教えること」
自分の中の柱にしています
画像は「てつがくかふぇ」
のテーマにしてもらった
「学び」のボードです
映画 「緑の牢獄」
新潟市シネウインドで見ました
かつて日本の基幹エネルギーの
多くは石炭だったのだろう
その石炭は「炭鉱労働者」と呼ばれる
人達によって成り立っていた
本作は西表島にあった炭鉱で働く
夫を持つおばあちゃんの
ドキメンタリー映画です
日本の炭鉱政策によって
自分の意思とは関係なく
働かなければならなった悲劇
今のエネルギはこの人達の
犠牲で成り立っているのではと
考えることが必要だと
思った