「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
公式ブログにようこそ!
絵本講師として絵本講座・
絵本らいぶ・講演会を行っています
お家で毎日親子が絵本を楽しむ方法や、
絵本は子どもだけでなく
大人も楽しむ事ができます

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絵本楽語家 福島はるお

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読み聞かせボランティア勉強会

2017-02-12

[[pict:kabu]]
学校・図書館・公民館などで読み聞かせをしている
人達向けの勉強会というものを受講してきました
講師・館長・参加者を含めて部屋に13人
その中で男性は自分ひとりという相変わらずの
絵本の世界です
「初級者向け」となっていましたが
参加条件が
この指定の書籍を読んでくることとなっていて

さらに、10人定員として受講生は絵本を一冊用意を
して事前に申し込み、当日はそれを読み聞かせをして
他の受講生が一人ずつ合評するという結構ハードル
が高そうな勉強会でした
集まった皆さんは予想通り読み聞かせ歴の長い方や
すでにそれなりに活動している皆さんでした
昼食挟んで四時間の講座ですが、講師の言いたいことは
宿題の書籍に書いてあるとの事で30分程度に留まりました
その後ワークショップに入り読み聞かせ実習となりました
たぶん女性の方が多く皆さんの用意をする絵本は想像
できたので自分は十八番の「おならうた」を読みました

講師講評で「自分は読まない・微妙」とのことでした
最近はこの絵本の感想を聞くことで講師さんの立ち位置
を知ることが出来るようになりました
絵本好きな人のようです
「読み聞かせボランティア」をするためには
こうやって勉強会などで学ばないと出来ない・・・のか
などと思ってしまいますが、何を学ぶのか・教えるのか
勉強会を受講して改めて自分の講師としての立ち位置
を確認することが出来ました
貴重な一日となりました


ママたちが非常事態

2017-02-11

[[pict:note]]
自分が突然絵本を読み始めた頃、得たいの知れないおやじを
月に一回その機会を提供してくれた民間施設があります
その子育て応援施設での出来事を今も講座で話していること
があります
すでにわが子は大きくなっていたので、現役で子育てを
している、ましてママさん達とお話をする機会は全く
ありませんでした
いつものように絵本を読み終えてママさん達と世間話
などをした時に聞いて見ました
ママはパパにしてもらえるとうれしい子育て参加は
どんなことかと?
自分の中では
皿洗い・掃除・ミルクをあげる・オシメ替え
などとの答えが返ってくると思っていたのですが
意外な答えが出ました
「慣れないことをしてもらうよりは、仕事から帰って
来たら黙って私の話を15分間聞いて」
との答えでした、その答えを聞いてそこにいたママさん
達は一同に大きく頷きました
その意味するところは、夫婦とはそんなに会話がない
ものなのかと自分の事は棚にあげて思ったのですが
昨年だと思うのですが、NHKが同名タイトルで番組
を放送していました
本書はその番組を書籍化したもののようです
そして先ほどのママさんの発言を科学的に検証して
くれていました
パパがママの目を見てしっかりとママの話を聞くと
ママのストレス脳波が消えてゆくとの事です
ちゃんと理に合っていた思いだったのです
それ以外にも現在の子育て事情、母親とはいかに
子育てと向かい合って行ったら良いのか、など
多少大げさに聞こえると思うが、今後の国づくり
につながる問題ではと自分は思った
ママたちは非常事態なんですよ
と、終わると絵本が出てこないので
自分なりの答えとして
親子で絵本を楽しむことは子育てには有効
お母さんが抱っこして読んであげることで
心のふれあいが生まれる
特にパパがわが子に絵本を読むことで父性愛?
につながる
などと講座で話しています


絵本を買うのは

2017-02-09

お店の  HPはこちら  

絵本を読んでいると良く聞かれることに
「絵本はどこで買いますか」
どこの書店で買っているのか
つまりその絵本はどうやって選んでいるのか
とのことのようです
書店に行って実際に手に取って自分が気に
いった絵本を買ってきます
でも書店によって品揃えは多少違います
そして読む人によって選ぶ絵本は違います
だからいろんな人が絵本を読むと面白いのです
書店に行くとみんな同じような絵本しかないよ
とおっしゃる方に知ってほしい
置いている絵本は全て店主さんのおすすめ絵本
です、自らが手に取って読んで「あーいいな」
と思う絵本が置いてあります
だからそのお店に入ると、ある雰囲気が感じられ
ます、それは店主さんの「意志」だと思います
そんな書店を自宅に作ってしまったのです
ちゃんと「書店」の看板を出してあります
開館日になると自宅居間が本屋さんに変身します
普段はどうやってこの部屋で暮らしているのか興味
のあるところですが、それは余計なお世話です
今回はとある取材に同行しての訪問です
買ってきたのはラブラブな頃を思い出してみたい
女性の皆さんに読んであげたい絵本と
これは文句なく絵本らいふで使えるだろうと
選んだ二冊です
絵本好きにはたまらないお店です
ぜひ一度訪問してみてください
お店はこちら 長岡市 little books
そして絵本を買ったあとはすぐお近くに
おいしいコーヒーとケーキのお店がありました
「甘くないケーキありますか」と聞いたら
当店のものはすべて甘さ控えめです
とプロのお答え、素晴らしい


読書ボランティアとは

2017-02-01

自分は現在地域の小学校で時々朝学習時間に

ボランティアとして他の方と一緒に絵本を読む

ことを数年前から行っています

地域の保育園では週一回のペースで年齢別クラス

を回って子どもたちと絵本を楽しんでいます

「自分の子どもにさえ絵本を読まなかった」

などと言うキャッチコピーを公言して様々な

所で絵本を読ませてもらっています

保育園で絵本を読ませてもらうことになった

10年以上前は「子どもたちに絵本を読む」行為

とは、などと言ったことは全く考えたこともなく

ただ毎週せっせと読んでいました

五年間続けることで正に身をもって感じた事や

学んだことが多くあり、今の活動の原点となり

ました

読み聞かせとはなんぞや、など知らない者に週一回

子どもたちとの絵本の時間を許可いたたいた園長先生

には今も感謝をしています

【ボランティアは自己満足】

【気をつけよう、暗い夜道とボランティア】

画像書籍のP116の表題と作家さんの言葉として

書いてあるものです

読み聞かせボランティアを評した言葉として幾度も遭遇

します、なぜそうなったのか、どうしたら良いのか

との事はこの書籍を読んでもらうことにしますが

読み聞かせボランティアの皆さんにもお話をさせて

いただく事もある立場にいる一人としてはこの書籍が

発刊された20年近く前に出会っていたらよかったなと

思うところです

「読み聞かせボランティア」研修・講座は当時から

全国的に現在も行われ続けていると思われますが

未だに本質の「読み聞かせボランティアとは」

を学ばないといけないと言うことは「読み聞かせ」が

世間一般のものになりえていないのでしょうね


家庭で絵本を読む世帯数は

2017-01-06

新潟市立図書館がブックスタートについてのアンケート
結果を図書館HPで公表しています
平成27年度のアンケートです
画像はpdfになっているものの一部を引用しました
興味深いデータがありました
1329人からアンケート回答があり
家庭でわが子に毎日絵本を読む世帯が
     36.7%
週に数回よんでいる世帯が
     41.0%
合計すると
     77%
の世帯で親が日常的に絵本を子どもに読んでいるとなっています
7割以上の家庭で絵本が読まれているとなっている分けですが
自分の絵本講座では「福島データ」として保育園や
支援センターでの絵本講座で保護者さんから聞いた
数値として10〜20%くらいではないかと話しています
個人的データなのですが、少なくても5割以上の家庭で
親子が日常的に絵本を楽しむことをしていない
と、話しています
だから保護者の皆さんぜひお家で親子で絵本を楽しんで
くださいね、とお願いしています
自分の感覚では世の中の子育て世帯の7割以上が
日常的にわが子に絵本を読んでいるとはにわかに
信じられない気持ちがあります
もちろんこの事は喜ばしいことと思います
では自分が接している子育て中の保護者さんは残りの
絵本を読まない人達20%ばかりと会っているのでしょうか
そう考えると不思議です
新潟市だけの数値かなとネットを探すと他にもありました
北海道・恵庭市図書館のデータでも80%との数値があります
群馬県・伊勢崎町では95%が日常的に読んでいるとなって
います
新潟市では一歳検診の時に絵本をプレゼントした親御さんに
三歳検診の時にアンケートを取ったとのことです
たまたまその時に絵本好きな人達が集まった?
一歳・四〜六歳では違った数値がでた?
では他の県ではどうなのか?
謎は深まります、アンケートの取り方なのか
はたまた世の中こうなっているのか
司書さんに聞いて見ました
「70%の世帯が絵本を読んでいるならば、もう
ブックスタート事業で絵本プレゼントは不要では」
(もちろんブックスタートに反対している意味ではありません)
答えは「もっと多くの保護者に読んで欲しいから」
とのことでした
自分が危惧するのは、公立図書館が7割以上の世帯で
毎日・週に数回読み聞かせをしているとの結果を示すと
例えば絵本に携わる人達が未だ読んでいない親御さんに
親子で絵本を楽しむことを説くことがそれほど重要な
こととの認識がなくなるのではと思うのです
就学前の子育て世帯で、親子が日常的に絵本を楽しむ
のは、もっともっと少ないかなと思っているからです