健康で文化的な最低限度の生活

新潟市地下街 よろっとローサでのトークイベント
「生活保護」「身寄りなし問題」を聞いてきた
コミック原作でテレビドラマになっていた
生活保護受給者とその申請を受け付ける窓口
でその部署の様子がこのコミックで一部知る事ができた
一般的には、自分もそうだと思うが
生活保護という言葉には何か特別な意味が感じられ
それを口にする時は声のトーンが低くなってしまう
よく聞く事で生活保護を受給するには個人の財産
持ち家や車は持っていてはならない
というものは、必ずしもそうではないとのこと
年金やアルバイトなどの収入があっても、ある水準
に達していなければ差額を受給できるなど、知らない
ことだった、そして「生活保護」は悪いことでは
ないという話はとても印象的であった
長く市役所の生活保護の部署にいて、今は大学で
教鞭をとっている人の話はとてもわかりやすく
理解しやすく、それまで持っていた「生活保護」
の自分の偏見が少しはなくなった気がする
その中で紹介された画像のコミック
生活保護とは
「文化的な最低限度の生活」は一体どのような
ものなのか、気になった
文化的と最低限度の生活という言葉が自分の中
ではイコールにならない
たぶんにお役所言葉の雰囲気を感じるが
ここで「文化的」などという表現を持ってくること
自体に誤解を与えてしまうのではと思う
文化的=ぜいたく
てなイメージを想像してしまう
国民のみんなが幸せになると自分も幸せ
になる、との発言者の言葉がもやもやを
吹き飛ばしてくれたトークイベントだった
法はだれの味方か?
DV夫はその父親のDVを見て育った
その父親から母は逃げる事ができず
息子がまた父親と同じくDVをしていることに
何もいえずに今日まで来てしまった
その息子と結婚をして妻は
DV夫から親子で逃げた妻は二人の娘
と何とか生きていくが
子どもを夫に定期的
に会わせる事が自身のPTSDになっている
面談権利を訴える夫に判事は
法的な見解を述べるだけ
法律はいつも正しく弱いものに
味方をしてくれるとは限らない
親子が住む家を自分で建てたいと願う母
土地を提供する人や
建築をボランティアで手伝う人たち
これら善意の人たちの手で家が完成し
そのパーティーの最中事件は起きた
皮肉なことにその事件のせいで
親子は平和な日を送れるようになったのかも
しれない
DVの連鎖は何ともいたたまれない
父親の暴力をみて育った子はだれが
救ってくれるのか、どう救えば良いのか
逆説になるかどうかわからないが
我が子に自然に絵本を読むママに
聞くと、自身も親御さんに絵本を
読んでもらっていた、とする人は
多いようです
日常的にお家で親子が絵本を楽しむ
事が当たりまえになれば、本作のような
子どもが少なくなるのかもしれません
自分で家を作る
夢のような事ですが
「普通」とは
何とも刺さるタイトルですね
毎日朝ドラでお目にかかっている
成田凌さんと
NHKドラマ「透明なゆりかご」で印象深い
清原果耶さんの出演です
数学オタクの予備校講師とその生徒
先生は
空気読めない
相手の気持ちを理解できない
普通・ふつう・フツウ
という言葉が苦手
それを男女の恋愛を通して指南する生徒
普通がわからなかった先生も女性と近づく
ために段々と「普通」を手に入れることになる
何とも楽しい映画です
コミュニケーションが苦手な数学オタク
「普通」に戸惑います
もちろんここで言う「普通」はその周囲の
人が自分の価値観で言う言葉です
社会で言う普通とは例えば右倣え志向
と言えるかもしれません
少し変わった価値観を持っていると
普通ではないと言われる場合があります
個を認める社会とは言いがたいかもしれません
コミニケーションが苦手な人も
ある分野ではできるかもしれません
そのことを認める人や周囲に恵まれるか
どうかが当事者の生き方に関わると
思われます
本作では「普通」は男女の恋愛で克服?でき
コミニケーション能力もつくことになります
指南役にはこんな女子高校生がたくさんいると
良いかもしれませんね
コミュニケーションが苦手な人はぜひ
ごらんあれ(笑)
絵本を学ぶみなさんと


一昨年ににいがた絵本セミナー開催で
大変お世話になった
「佐渡こどもと絵本をつなぐ連絡会」の皆様
のお勉強会にドタ参加させてもらいました
ジェットフォイルに乗るのも二年ぶりです
行きは波が少し高く揺れたのですが
帰りはほとんどゆれず快適な旅の往復二時間
でした
近年は絵本の勉強会や交流会に参加する
機会が減ってきているところに昨年のコロナで
全くなくなりました
絵本に関わる時間も激減した中佐渡の連絡会
の皆さんの熱意のおすそ分けをいただきに行きました
突然の参加なので滞在2時間と残念でしたが
雰囲気は十分に味わってきました
次はちゃんと予定を組んで参加したいです
佐渡の皆様 ありがとうございました
映画 「ひとくず」
映画 「ひとくず」
人のくず との意味とのことです
予告をみたら子どもへの虐待シーンが多いようなので
迷いましたが、あらすじを見て 出かけました
開始とともに女の子が極悪環境の部屋で取り残され
ているシーンが出てきて気分が悪くなりましたが
空き巣登場で少しずつストーリーは親子と空き巣
の置かれた幼少時代が描かれて行きます
殺人を犯した空き巣犯ですが、女の子の母親に
取り憑く者たちから女の子を守ってくれる立場
の人となり、どんどんその人の感情に移入されていき
観客の見方も変わっていく気がしました
空き巣犯も幼少時代から壮絶な虐待を受けて
育ち、母親の男の残忍さから守ってもらえない
実母を憎んだまま成長してしまい、その道は
想像するに決して普通の子のようには育つ
ことは出来なかったと思われます
女の子の母親もまた同じように虐待を受けて
大人になり、男に依存して生きていくしかない
人生となり、我が子が虐待をされても守ることも
出来ない母となった
その母の言葉が一番堪える
「子どもにどうしてあげたら良いか分からない」
「子どもの愛しかたが分からない」
「子どなんて面倒くさいしかない」
と叫び、子どもの誕生日の祝い方も知らない
この手の映画を今まで見て
「自分のお腹を痛めて産んだ子をなぜ
虐待できるか」という疑問があったのですが
産んだからと言ってみんなが良き母親になれる
訳ではなく、親になるべく、共に生活して
日常を過ごし接してお互いに信頼関係を
築いて初めて「親子」になれるのだと気付いた
育児放棄はまさにこのことが出来ない
その喜びが分からない
その喜びは自分が母からの愛情として
受け継ぐものなのだと思う
強引だがこの母がどこかで親子で絵本を
楽しむ事を知ったら、ひよっとして親子の関係
を築くことが出来たのかもしれない
前半は胃が痛みそうだったが、空き巣犯
が女の子の味方になる頃から単なる虐待
映画ではなくなってきた
母子とこの空き巣犯の三人が擬似家族として
焼き肉屋で食事をするシーンでは男が思わず
涙する場面がある、自分も子どもの頃に
こういうところで家族と来たかったのだと思う
ラストシーンには泣かされる映画です
それにしても女の子の演技力が素晴らしい
彼女あっての作品ですね
監督・主演の上西雄大さんの話をぜひ聞いてください