絵本は人と人を結ぶものだった
新潟県の旧・西蒲原郡 巻町にある地域FM
の番組に時節柄zoom 出演させてもらいました
地域FMとは言え、こうしてyou tube にup
してもらうと世界中から見れます
もはやエリアは無いに等しく
技術の進歩に驚くばかりです
インタビュー形式のゲスト出演は
相手が自分の持つものを引き出して
くれるので面白いです
話す予定ではなかったことも
つい話してしまうことがあるのも
ナビゲータさんの持ち味ゆえです
あとで見ていたら(聴いたら)
リモート読み聞かせが出来にくい
(諸々の事情で)
との話をしていましたが
著作権申請をして許可を得て
読みましょうね
との意味です
聞きかじった「公衆送信」などの
言葉も聞きなれないと思いますので
興味ある人は調べてください
今回出演にあたって過去15年のブログ
を読み直しています
自分の記録として書いていますが
結構役に立っています
3月4月と全く絵本を読みに出かけられなく
なり、気がつきました
いかにたくさんの人たちに助けられていたのか
改めてわかりました
絵本らいぶを開催してくれた皆さん
絵本講座を主催してくれている
行政・団体・施設の皆さん
書き出すと書ききれないほど多くの
人たちに「絵本」でつながってもらいました
15年前絵本を読みたいとお願いしたら
公立保育園の園長先生を紹介してもらい
毎週年齢別クラスに通よわしてくれた
園長先生
そしてその保育園に勤めていた先生の
転勤先に次々にふくちゃんを呼んでくれた
多くの保育士の皆さん
絵本を読み始めた時には、どうせ
そんな続かないだろうと挫折防止に
「めざせ絵本の読み聞かせ100回」
のブログを立ち上げ、あっという間に
2年間で100回を達成できたのは
この保育士のみなさんのおかげです
おかげで記録として書いているブログ
二本は15年間今も続いています
ひとつはこのブログ
もうひとつは名前を変えて
絵本楽語家 ふくちゃん になりました
今回のナビさんとの出会いも絵本が
つないでくれました
とあるパーティーで偶然同じテーブル
となり名刺交換を作るしたのが縁となり
アナウンサーさんとのことで絵本も読んで
いてふくちゃんとのコラボも仕掛けて
もらいました
食べ歩きレポブログは素晴らしく
美味しい物に困ったらこの人のブログ
を見ています
交友関係が素晴らしく人材に困らない
のではと思われます
今回の番組もそのネットワークを駆使
して何年も続きそうですね
絵本は親子ふれあいのコミにケーションツール
と講座で話していますが、親子だけではなく
人と人を結んでくれるツールだと思います
あまり信用されませんが、人とのつき合い
が苦手な身ですが15年間絵本を読んで多くの
人たちと関わってこれたのは絵本のおかげと
思いました
コロナウイルスでこれからは
「新生活様式」とのことで
併せて個人の価値観などが問われて
変わっていくかもしれません
そんな中、絵本は人と人を結んで
くれると確信出来ました
そんな事を思いおこすきっかけとなった
今回のラジオ出演でした
大変ありがとうございました
テレビ電話

画像は以下のサイトです
「テレビ電話」などと言うと歳が知れる
今や死語と思っていたら、ありました
コロナウイルスで外出自粛となった近頃
テレワーク・リモート会議・zoom
など世代によっては耳慣れない言葉が
連日聞こえてきます
これらの新しい道具もテレビ電話と呼べ
なくもありません
まだネットなどがない時代に夢の電話機
ということで相手の顔が見える電話機
が発売されたか、発売できる、などという
ニュースがあったような気がする
たぶんアナログ電話回線かその後のISDN回線
を使い音声信号の中に静止画を何秒間隔で送る
ものだったかもしれない
ところがこれが売れなかったようだ
ギャグのような話だが
顔が見えては困る
となったらしい、理由はそれぞれ考えて欲しい
夢の技術はいとも簡単な理由で世間に認められな
かったのだ
そして時代が変わり
コロナウイルスの影響もありテレビ電話
がにわかに一般の人に知れることとなった
スマホを使いこなしている世代には今更感
があるだろうが切実な悩みを持つ人もいる
遠方の施設に入院している親族のお見舞いに
行きたいが施設は見舞い禁止となっている
さらに外出自粛で電車に乗るのもはばかられる
と相談された
これを読んでいる人たちは、すばやく解決
方法をイメージできるが、そうではない人もいる
まず
スマホを買う・セットアップする
使い方レクチュアー・スマホで電話が使えるまで
アプリを入れる・テレビ電話が出来る
これでようやく、テレビ電話ができるようになる
この流れをだれかが優しく丁寧に
教えないといけないのです
テレビ電話は今こそ出番です
そしてスマホ・PCとは無縁な人達が
自宅に居ながら遠方のそして近所の人達と
「遠隔お茶飲み」ができるようになって
ほしいものです
スマホを持っていてもLINE アプリは
入ってないし使い方も知りません
近所にはたくさんいそうですね
そんな皆さんに手を差し伸べてほしいものです
まずは自分もおぼえます
あんなこんなの話もしたネット番組
インターネット番組に出演しました
収録場所が新潟市の唯一の地下街でした
往年の賑わいが懐かしい場所ですが
日曜日の昼時静かな雰囲気で収録にぴったり?
調子に乗り結構言いたい放題
絵本の勉強はしない方がいい
などと言ってますが
これから絵本を読もうとしている子育て
開始のママさんは読み聞かせの情報を
集めると、その情報の多くは「読み聞かせ会」
などでの多くの聞き手に読む場合のものが
多く、我が子を抱っこして絵本を読む場合
それらのことは気にしなくて良いという事です
絵本についてひたすら学びを追求したい人に
向けて言っているわけではありません
などと言い訳をするくらいならば
ブログにのせなければ良いと思うのですが
はい、ご容赦を
6年間続いた図書館派遣事業
新潟県柏崎市の柏崎市立図書館さん
ご縁があり6年前より図書館派遣事業
として市内の保育園・幼稚園で
絵本らいぶ・絵本講座を開催してもらい
高速道路走って60分が近く感じられるように
なりました
6年間で絵本を楽しんだり絵本による子育て
の大切さを知ってもらった大人・子ども達は
通算約1600人となったとのことでした
同じ行政さんの事業で継続して行ってもら
ったことはとても意義深いことでした
印象に残っている保護者さんの言葉で
絵本講座に参加して
「こういう話をもっと早く聞きたかった」
との感想でした
絵本講師として話していることが役に立っている
ことを実感した出来事でした
子ども達とはたくさん絵本を楽しみました
複数回訪問した保育園もあり園長先生からは
いろんなお話を聞かせてもらいました
担当者様・館長様 大変ありがとうございました
これからもこのような事業が続くとうれしいです
スマホやPCで絵本の読み聞かせって?
絵本 「せんそうしない」を知ってから
その絵柄が好きになりファンになった
絵本作家 えがしらみちこ さん
最近のえがしらさんのFB投稿でとても
興味をだいた問題提起があったので
自分の思いを書いて見ました
上段画像はえがしらさんのFB投稿
を画像にて引用しました
クリックで大きなサイズとなります
下段画像はえがしらさんの絵本で
クリックでamazon に飛びます
(いずれも作家さんの添付許可を得ています)
紙でできた本物の絵本?ではなく
ネットで絵本の読み聞かせをこどもに
見せるのはこどもたちのためになるか
とのなげかけと思われます
自分の範囲では近年聞くようになった
スマホで絵本(読み聞かせ)を見せている
テレビで絵本を(読み聞かせ)見せている
DVDで絵本を見せている
などの声についての異論を聞きます
ここでは視点を変えた話をします
そのことの是非の前に知っておきたい
ことがあるのではと思います
自分の講座や「絵本らいぶ」などで
我が子に絵本を読んで欲しいとの話
をする前に言っているのは
就学前の子どもを育てている世帯で
日常的に我が子に絵本を読んであげて
親子で絵本を楽しんでいるのは全体
の20%前後しかいない、と
この数字は自分が現場で集めた数字
なので「福島データ」として紹介
しています、つまり公的に世間で
認知された数字ではありません
面白いことにこの数字を紹介されて
にわかに信じられない、そんなことは
ないと否定される皆さんに会うことが
多くあります
その皆さんに共通しているのは
自身も含め本人の子ども・親・知人は
みんな我が子に絵本を読んでいる(いた)
と話してくれます
さらにその皆さんに共通しているのは
自身が普段絵本と接する機会が多い
保育園園長・保育士・図書館司書・教員
読み聞かせボランティア
としてすごしている皆さんなのです
子どもがいる世帯の80%前後の親は
自分の子どもに絵本を読まないなんて
あり得ない
と、おっしゃいます
この数字が正しいかどうかは読者に
お任せいたします
この数字を知ってからは面白いことに気が
つきました
絵本を日常的なものとしていない人たちは
絵本そのものをあまり理解していないのです
(自分もわが子には絵本は読んであげてません
でしたし、絵本とはなどとは全く理解していま
せんでした)
自分の講座で良くでる質問の中で
Q どんな絵本を読めば良いか
Q どんなふうにして読めば良いのか
Q 零歳児のわが子に読んでも反応しないので
自分の子どもは絵本が嫌い
この質問を見て笑うまでもなく、なぜそんな
質問が出るのか
と思う皆さんは20%の中にいる皆さんです
すでに「絵本の役割」を知っている人たちは
そんな悩みは起こりません
絵本を読まない80%の中にいて
子どもに絵本を読むのは
良いことなので読んで見たい、読んでみよう
と真面目に取り組む人ほど先の悩みを持ちます
長くなりましたが、やっと本題に入ります
日常的に親子で絵本を楽しんでいない
子育て世帯の80%の人は
書籍の絵本もPCやスマホで見る読み聞かせ
そして親が読むのではなくだれかが読んであげる
ことの違いがわからない人も多いと思われます
自分も絵本の世界に入った15年前には
年齢別絵本・せんしょ(選書)・上手に読むには
などと言った事に悩みました
子ども(達)と絵本を楽しむ、と言うことの本質
を知ってからは前述のことで悩んでいたことが
不思議に思われるようになりました
多数の子育て世帯の皆さんには
書籍としての絵本を読むことと
ネットやDVDやテレビで読み聞かせ
を子どもに見せることの区分けが
見えにくいのではと思うのです
親がわが子に絵本を読んであげることと
ネットでだれかが読んでくれるのをわが子に
見せる、この違いが理解されていないから
だと思うのです
よって
スマホやネットで絵本の読み聞かせを
見せてあげるのだからいいではないか
と、なると思うのです
繰り返しますが
子育て世帯でわが子と絵本を楽しむのは
子育て世帯の中の20%前後しかいません
80%の多数派の子育て世帯の皆さんにあっては
書籍で読む絵本も
ネットで見せる絵本も乱暴に言えば「同じもの」
と理解されているのではないでしょうか
自分の講座では少数派の20%の皆さんに
お願いしています
絵本を読んでいない人たちに
本当の意味での絵本の役割
親がわが子に読んであげることの意味
この2点をお話ししてあげて欲しいのです
「ネットやテレビで見せるものではない」
と言うよりもまずは上記の2点を考えて
もらえるようにお願いして欲しいと思います