絵本講座の出来は?
人様に自分の話を聞いてもらうようになった時に
いつも思っているのは
「この話は人に聞いてもらえる話なのか?」
などと思ったりします
が
それはほんの一瞬で終わり
この話をするのは自分しかいないだろう
などと
はなはだ勘違い、自意識過剰、うぬぼれ野郎
の三拍子を揃えないと、そもそも人様に向かって
自分の思いを話すなど恐れ多く恐縮至極なのです
自分は知識で得たことよりも経験・体験したことを
伝えることが多いです
よって全身全霊はちとオーバーですが
参加してもらった人達に一人でも多く知って
欲しいことを伝えています
そんな講座のあとで主催者さんに送ってもらう
アンケートはうれしい評価が並んでいます
これを見ながら
「よっしゃー 次行くぞ〜」
(飲みに行くのではありません)
自らのテンションを上げます
そしてまた思うのです
自分の話はこれでいいのかな?
いいんじゃないの、これで
そうだよね
次の講座も頑張ろう
と、輪廻のごとく繰り返しています
アンケートを読みながら飲むこの時期の
ビールはなんでこんなにうまいのかな
変わり種講師
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福島県教育委員会 読書活動支援者育成事業 研修会 講師
2016年会津若松市会場
2017年南会津会場
2017年白河市棚倉町会場
2018年郡山市会場
2019年 南相馬市
福島県 会津美里町 本郷保育所 保護者向 研修会
福島県 会津坂下地区幼稚園教育研究会夏季研修会 講師
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3年前に福島県教育委員会主催の講座のご依頼を
いただいてから毎年各地をご紹介頂いております
今年は南相馬市での講師を依頼いただきました
名前だけは知っている地域ですが今だに行ったことは
ありません
その地で絵本の講座を担当させてもらいます
とても光栄なことです
3年前に
最初に依頼を下さった地区事務所の担当者様は
プライベートで90分高速道路を走って新潟市
での小さな絵本講座を見にきてくれました
地理不案内で講座が始まってからの参加となり
途中で気がつき「どなたかな?」と思ったら
最後にご挨拶をして会津若松から来たとのことを
知ったのです
わざわざ来て講師として大丈夫なのかを確認
したかったとのことです
その年以後福島県の各地よりご依頼をいただいてます
あとで主催者さんのお一人から聞いた話で、
県の担当者さんから「変わった講師がいる」と
紹介してもらった、とのことでした
いいですねー最高の褒め言葉です
自分の立ち位置は
絵本を読んだことも見たこともない人に
という人たちに伝えたい話
見たこともない、はちとオーバーですが
我が子に日常的に絵本を読まない父母さん
に向けてわかりやすく楽しく伝えるように
しています
絵本に関わる皆さんには
絵本を読まない人達もいるんだ
とのことをぜひ知って欲しいのです
そしてぜひ手を差し伸べていただきたい
と思うのです
読み聞かせに適した人数
このテーマと画像を使って何度も書いていますが
また書きます
絵本の読み聞かせをするのに最適な人数とはという話がよく出ます
これは読み手の絵本が聞き手にちゃんと見える人数とのことだと思っています
だから10人以内とかの説もあります、絵本は親子が家で楽しんでくださいねと言っています、それだと子どもは多くても2〜3人となるかもしれません
この説でいくと上の画像のような人数はどうしましょう、となります、なんせ親子で100人くらいはいます後ろの人は絵本は見えませんよね
この場合の意味づけは
「絵本は楽しいのでぜひ家で親子で楽しんでくださいね」
との意味合いで読んでいます、ひたすら楽しんでもらいます
だからお母さん、家で子どもに読んでね、というメッセージを伝えているのです
10年以上まえに「絵本らいぶ」というと何だかわからない人もいましたが、今では「楽しい読み聞かせ」を理解してご依頼していただくことが多くなりました
読み聞かせの人数はその意味によって違って良いと思います
授業は鏡となって帰ってくる
専門学校で半期15コマの授業をするようになって
いるのですが、15コマは新鮮な時間となりました
ということでした
教えないことは相手はわからない
教えているつもりでも伝わって
いないよなーと思うこともあります
絵本らいぶで一生懸命絵本を読んでいるけど
何か伝わっていない空気を感じる時があり
ますが、それに似ています
なんのことはなく自分の伝え方が悪い
わけですが、これはとても良い経験になる
教えているつもりが、「教わっている」
ことになっています
面白いですね、楽しいですね
時には自分の授業の方向を見直すことに
なることもあり、俄然エンジン全開
モードになることもあります
とても素晴らしい「鏡」を手にする機会に
恵まれています、ありがたいことですね
講師業やってわかったことですね
映画館で絵本を読む 新潟の絵本講師
絵本講師と言われても何だか良くわからない
絵本楽語家と言ってもなおわからない
絵本を読む人です
パパママさんにおうちで子どもに絵本を読んでもらえるように
その必要性と意義を講座でお話しする人です
などと行って見てもわかりません
絵本を楽しく読めるように
絵本は楽しいものだということを
絵本は子どものものだけではないことを
みんなに知って欲しいのです
そのためには新潟県 新潟市だけでなく全国を
飛び回っています(実際は飛び回るほどではありません)
今日は映画館で映画のあとに「アフタートーク」しました
絵本も2冊読んでみなさんに楽しんでもらいましたよ
担当は新潟の絵本講師 福島はるお でした