「パパと絵本de子育て参加の会」
代表

絵本楽語家・福島はるおの
公式ブログにようこそ!
絵本講師として絵本講座・
絵本らいぶ・講演会を行っています
お家で毎日親子が絵本を楽しむ方法や、
絵本は子どもだけでなく
大人も楽しむ事ができます

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絵本楽語家 福島はるお

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反面教師を学んだこと

2018-03-25

今朝の新潟日報です
子供の向けの紙面となっている
ものです

「教室ウォッチ」で算数を
とりあげていました
円柱について先生の授業
をレポートしています

なかなか楽しそうな授業で
こんな算数の時間なら算数
も好きになるだろうなと
うらやましくなりました

思いははるか昔の出来事に
なってしまいますが
自身が小学校の時の算数の時間
確か体積の勉強だったと記憶して
いますが何かが自分には理解できず
その時に先生がとった手段は

授業後わからない数人を
教室に残して1ミリ方眼紙
を切り抜き1センチのサイコロ
をたくさん作ってそれを重ねて
体積を理解させるということでした

1センチのサイコロを作ることは
小学生の手でつくるのは至難の
技で糊を着ける指はぐちゃぐちゃ
でサイコロを作るどころではなく
工作としても難しい事でした

1センチのサイコロは結局数個
しかできず体積を学ぶどころ
ではなく泣きながら作った事
しか記憶がありません

これで算数が嫌いになった
などといまさら言い訳には
しませんが

「教わる方法」には「教え方」があり
聞き手がわかる教え方ができて
初めて人様に自分の話が出来
るのではと今は考えています

「反面教師」という言葉を
目にするたびにこのサイコロ作り
の光景が浮かんできます

せめて今絵本のお話を人様に
伝える時には
だれでもが理解できる
ことを意識するようにしています

小学校の算数の授業を
受けたくなりました


個別相談は満足度が高いですね

2018-03-15
 
 

2日間続けて支援センター
での絵本らいぶを行いました

公立の施設と法人企業さん
運営の施設2箇所です

今回は絵本らいぶと
ミニ絵本講座と言うことで
絵本についても少しお話を
させていただきました

どちらの施設も2歳児さん以下
の子供たちとお母さん対象です
絵本らいぶという読み聞かせ?
で会場全体は盛り上がり
途中で話をいれたり

一旦読み聞かせ終了後
話をしたりのパターンです
両会場ともイベント終了後に
持ってきた絵本を自由に手に
してもらい、質問などある人に
は個別にお受けしています

実はこの個別質問時間が
参加者さんには一番良い
時間となっていると思われます

こちらがお話ししたことを踏まえて
普段疑問や何となくひっかかって
いることを納得できるように
聞いてもらえるからです

兄弟に同時に読んであげる時は
年齢の下の子どもに合わせた本を読む

小さい子どもには声をかけながら
親子で楽しく読む

絵本を勝手にめくったり
ベージ順に見ないのは
絵本は「絵」を楽しむものなので
ページ順に読まなくても良い

などなど聞いてみると
なるほどと思われることを
話しました

皆さん疑問が晴れるとすっきり
したお顔で「絵本を気軽に読める」
と話してくれました

こうやって知りたいことを
知りたいように
その人が普段思っていて
何となく変だなと
と感じていることを解消
できると、とてもうれしいです

多数に向けた絵本講座も良いのですが
こんな感じの個別相談は
子育て現役の皆さんには
とても良いかなと思いました

面白い二日間でした

画像は終了後ふくちゃんが
持ってきた絵本
「まめうしくんとこんにちは」
を一人を抱っこして上の子に
読んでいるお母さんです
とても良い光景ですね

 
 

授業料払っても

2018-03-06

 

半期15コマのみを担当
している専門学校の
卒業式後の謝恩会に出て
きました

前期担当なので卒業生
とは半年ぶりに会いました
「ふくちゃんの授業楽しかった」
「絵本が好きになった」

などと泣かせる事を言って
くれる人たちがおりました
絵本に特化した授業で
毎コマグループで自分の
選んだ絵本を読みあって
もらっています

それまでの人生で
あまり絵本に出会って
来なかった学生さんも
絵本の魅力に気がつくように
なっていました

隣の部屋では2年前に
担当した四年制クラス
の学生さんがいて
ふくちゃんを覚えていて
声をかけてきてくれました

いつかどこかで卒業生と
出会う時もあるかもしれません
数年経てば現場では
欠かせない人になっている人も
いると思います
楽しみですね

ひとコマだけの絵本講座
をお願いに行ったら
まさかの半期授業を
担当させてもらって
あたふたしたのですが
今は学生さんとの授業
時間は自分にとって
とても楽しい時間になって
います

なんででしょう・・ね
こちらも授業料を払って
講師をさせてもらいたい
くらいです
毎回自分自身が学ばせて
もらっている実感があるのです

だから楽しいのかもしれません
めでたく来月からまた
あらたな学生さんに
会えます
楽しみですよ

画像は謝恩会で同じ
テーブルの皆さんに読んだ
絵本です
みなさん「なんでやねん」
と盛大にツッコミを
入れてくれました


読み聞かせスタイルは

2018-03-04

海をわたり初めての海外遠征です

カーフェリーで二時間半

ジェットフォイルで一時間です

地域で子供たちと絵本をつなぐために

熱心な活動を続けている皆さんのお招きで

呼んでいただきました

親子さんを含めた皆さんに30分の絵本らいぶを

見ていただいた後はスタッフのみなさん

参加者の皆さんと交流を深めていただきました

すでに長きにわたり読み聞かせをされている

皆さんなので自分の思いなどは不要かと

思ったのですが、普段感じていることを

一問一答形式でお話させていただきました

 
読み聞かせをされている皆さん共通の悩み

〜現場でどうやって読むか〜

それは技法や手法など実際に読んでいて

感じていることが悩みとしてあります

ふくちゃんの絵本らいぶはあくまで自分が

やっている方法なのでこれが「良い方法」だとは

お話ししておりません

なぜならば自分の立ち位置は

「絵本など見たことも聞いたこともない」

といわれるような人たちに絵本の楽しさ

を伝えたいとの思いで絵本らいぶを

続けているからです

例えば書店店頭で絵本を読む場合は

親子さんがやってきます、お母さんは買い物に

行ってしまいお父さんが絵本を聞いている

子どもを見ている場合

お父さんは特に絵本に興味がないと

ステージに背を向けて好きな本を読んでいたりします

できればこのお父さんにお家で子どもと

絵本を楽しんでもらいたいと思うわけです

ではどうするか・・・

と必要に迫まられてやりだした方法が

今の「絵本らいぶ」となりました

すでに絵本を身近にしていて日常的に絵本を

読んでいる親子さんはこれではうっとうしい

と思う人もいるかもしれません

そのような皆さんに向けて読む場合は

良く言われる淡々と読んで聞き手が

集中して聞けるような読み方で良いと思います

絵本はだれでも読めますしその楽しみかたは

家で親子で・読み聞かせ会で・のスタイルで良いと思います

いろんな人が読めば同じ絵本でも

いろんな味がでます、読み手の思いがでます

ふくちゃんの思いは

「絵本は楽しい」

入り口はまずここからだと思っています


コミュニュケーション能力

2018-02-20

日常の中で生きてゆくには他人との関わりを

無視して生きていくことはできない

一番身近な人間関係と思われる「夫婦」も

もとは「他人」だがある日を境にたいていは

常に関わらざるを得ない人になる

学校を出て社会にでればなおのこと

他人との関わりが出てくる

そんな中で人との付き合い方の一歩が

「コミュニュケーション能力」だろう

人との接し方は個々に得手不得手がある

このことがその人の人生の中で深く関わって

くることも多いのではとも思う

自身のことで恐縮だが中学生くらいまでは

他人との関わり方は下手くそのほうだった

とてもシャイな少年だったのです

親兄弟は真剣に「こんなことでは就職できない」

などと思っていたくらいです

それがなぜか営業職みたいことをやるはめに

なりほぼ1:1の人との関わりを持つことに

なってしまいました

人生何が幸いするかわかりません

今の「絵本講師」での仕事で「絵本講座」

をする場合は複数の受講生さんに向けて

「他人様」相手にお話をすることになります

一番役に立っているのは図らずも就いた

「営業職」だったと感じています

自分の思い(商品・物事の提案)を相手様に伝える

ことは真剣勝負です

自分の中できちんとそのことを理解していて

咀嚼してさらにだれもがわかる言葉に変換して

一番大事な「相手がわかる言葉」

で伝えることなのです

多くの「個人」を相手に営業職で培われた

「コミュニュケーション能力」

が今自分の中で

大いにそのちからを発揮してくれています

ありがたいことです

「親が我が子に絵本を読むのは

親子のコミュニュケーション

を高める時間です」

とお話ししてるが、親子だけでなく全ての人間関係

で役立つツールになるのが

「絵本」だと思っています

「いつでも・どこでも・だれとでも」

楽しめます

みんなでカバンの中に絵本一冊を常に

持ち歩いて欲しいものです

そして誰とでも絵本を楽しむ

そんな社会になれば

「コミュニュケーション能力」などと

ことさら言わなくても良い社会に

なるかもしれません