絵本と童話
童話作家さんの講演を聞かせてもらいました
漠然と「童話」というのをわかっていたつもりでしたが
実はちゃんと理解していなかったことに気づきました
我が家に「童話」はあるのかと探したら、ありました
あるけど読んだことがなかった本です、まとめ買いを
するとこんな事が結構あります
講談社のものです、後ろの見開きに上手い説明がありました
子供達が初めて自分で読む
絵本の世界から創作文学を一人で読む段階の子供たちに
などと書いて有ります
子どもが自分で読む、とのことがポイントでしょうか
童話作家さんは
「子供から大人まで楽しめる」
「親が子どもと一緒に読んで(読んであげて)楽しめる」
と話してくれました
親子で楽しめるというところは絵本もしかりです
自分のイメージで
童話=おとぎ話
となっていたのですが、創作文学というジャンルや
生活童話・SF・メルヘンなど多くのものが含まれる
ようです、なるほど読んでみると大人でも十分楽しめます
もう小学生になったんだから絵本はね〜
と思っている親御さんには
いえ小学生でも絵本は楽しめますと話してます
親子が気軽に本に親しむ入り口に童話も加えて
もらえるといいですね
福島県会津若松市での講演会
9月10月の2回に分けて福島県は会津若松市での
絵本講演会を担当しました
読み聞かせをされている皆さんと学校司書さん保育士さんと
各方面からの参加者のみなさんは2日間とても熱心に聞いて
そして楽しんでくれました
行政さんの担当者さんは「参加者目線の研修会」をとのことで
福島(ふくちゃん)を選んでいただいたようです
これは自分も絵本講師となって心がけていることです
参加者の皆さんのアンケートではとても好意的なものが
多く、楽しい講座だった、来年もぜひ、など参加者に受け入
れられた講演会だったと感じました
呼んでくれた主催担当者さんは何と事前に車で2時間
高速道路を走って、しかもプライベートでふくちゃんの
ミニ講座を見に来てくれました
こちらの都合で話もあまりできず滞在15分程度でしたが
おめがねに叶ったようでめでたく講座を担当させてもらえました
事業の運営にはとても熱意が感じられ、結果参加してくれた
皆さんも熱心な方が集まってくれました
講座終了後「ぜひ自分の所でも」とうれしいオファーを
もらったり何と1年後の予定に入れてくれるところまで
出てきて、うれしい限りです
「絵本でつながる人と人」
今回のテーマそのままの会津講演会でした
絵本の読み聞かせとは
自分が代表を務めている「にいがた絵本セミナー」
今年もいよいよ明日から6回シリーズで幕をあける
このセミナーは10年近く続いていて当初は
「絵本の読み聞かせ講座」と言うようなタイトルだった
受講者もほとんどの方が読み聞かせボランティア希望
もしくはすでに行っている人たちがほとんどだった
受講希望者も多くて50人以上が毎年受講してくれました
その後講座内容を
わが子に親が絵本を読んだあげるには?
との趣旨のものにシフトしていきました
そうすると受講する人たちも子育てを現役でしている人が
多くなってきました
福島個人の思いは「わが子に絵本を読んであげていない親」
に何とか絵本を読んでもらいたい、との思いです
絵本の勉強会は大きく分けると
すでに絵本を読んでいて本人も絵本が好きなので、さらに
その知識を高めたい。自身も楽しみたい。技法も理論も深めたい
との人たちに向けたものがほとんどです
福島が思う「絵本になじみのない人達」に向けたセミナー
は全体の中では少ないのです
少ないからこそ誰かが開催してくれないと広がりません
わが子やわが孫に絵本を読んであげたことがない皆さんも
大いに楽しめるセミナーです
講師力が上がった?
高速走って90分、意外に近いのにあまり行ったことがなかった
福島県会津、新潟県側にある地域です、
福島県は面積が広いです
『読書活動支援者育成事業研修会』と言うものの講師を担当させ
ていただきました
「読み聞かせボランティア」「図書館司書」「学校司書」「教諭」
など絵本に携わる80名程の皆さんです
無事に終了した後質問も多くいただいたり
「自分の所で講演をしてもらう
にはどうしたら良いのか」と言う、嬉しいお話も数名からあり
自分の言いたいことは伝わったのかなと思いました
自分の軸足は
「絵本など読んだことも、人に読んでもらったことがない人」
に置いています、絵本講座もほぼこのような皆さんに絵本
を読む事、特に子育て中の親御さんには毎日親子で絵本を
楽しんでね、と話しています
今日は日常的に絵本に関わる皆さんです、よってこちらの
言いたいこと以上にご自分で話を膨らませて理解してくれま
す、だから皆さんの熱意が良く見えます、話しているこちら
も気分良く話が出来ます、結果会場は一体感があり雰囲気も
とても良くなります
ややもすると「講師力」が上がったかな〜などと勘違いを
してしまうことになりかねません、この雰囲気は受講者の
作り上げるものだということに後で気がつきました
同じような講演内容ですが、聞いてくれる皆さん次第で
話している方の力量が良く見えてしまうのではと思います
それを肝に命じて楽しい講演をさせていただいたことに感謝
して、アンケート見ながら一人悦に浸っております
この事業は来月も続きます、また皆さんにお会いできます
よろしくお願いします
「オノマトペ」ってなあに
今朝の新聞に「食のオノマトペ」と題したコラムがありました
自分は絵本の勉強をしていた時に初めてこの聞きなれない
「オノマトペ」と言う言葉に出会いました
どうも、幼い子ども向け絵本に出てくる
「ジャージャー」「ブッブー」「トントン」
などの「擬音」との意味でつかわれるフランス語とのことらしい
詳しくは ウイキペデア などで調べてください
このオノマトペ絵本を使えば幼い子どもたちへの読み聞かせは
簡単かつ分かりやすい
なんせ擬音なので正しい読み方も何もないのです
読む人の好きな読み方でいいでしょう
かみなりゴロゴロー・雨ザーザー てな感じです
このオノマトペが出てくる絵本を楽しめるようになると
読み聞かせのコツが見えてくるかもしれません
それにしてもなぜフランス語なのでしょうか
単に擬音ではいけなかったのでしょうかね
こちらは擬音が出てくるお気に入り絵本です
ゆめにこにこ 作:柳原 良平出版社:こぐま社 |
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